【直前対策】英検にノー勉で臨む人に前日・当日の過ごし方を紹介!(5級・4級・3級・準2級・2級・準1級)

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こんにちは。英語を教えない英語塾『ESL club』です。

英検本番が間近に迫り、

「ノー勉でも英検は合格できるの?」
「少しでも点数を上げるための直前対策を教えて!」

と焦っている方も多いでしょう。

もちろん英語力そのものが足りない中で英検合格を達成するのは難しいです。
しかし、直前の対策だけで数点上げることは不可能ではありません。
ポイントは、各級の解法テクニックをマスターすることです。

今回は、英検直前に読むだけでも点数が変わってくるESLブログオススメの対策記事をまとめました。
しっかり読み込んで、時間があれば対策記事を参考に過去問を解き、英検本番に臨みましょう!

英検はノー勉でも合格できる? 

本人の英語力と受験級があっていれば、英検向けの特別な対策をせずに合格するのは不可能ではありません。
英検の出題形式は共通テストにも似ているため、日頃から受験勉強に取り組む高校生であれば、2級や準2級などに合格する可能性も十分あるでしょう。

しかし、自分の英語力にあわない級を受験する場合、合格は難しいかもしれません。
そのため、まずは自分の英語力と受験級のレベルを正確に把握することが大切です。

英検合格に必要な勉強時間の目安

一から英語を勉強しはじめて英検合格を目指すために、必要な時間の目安は以下の通りです。

  • 5級:50時間(約3ヵ月)
  • 4級:100時間(約6.5ヵ月)
  • 3級:200時間(約13ヵ月)
  • 準2級:400時間(約2年3ヵ月)
  • 2級:800時間(約4年4ヵ月)
  • 準1級:1,600時間(4年以上)
  • 1級:2,800時間(7年以上)

関連記事:英検レベル|各級の難易度は?英検協会も教えてくれない情報を大公開! | ESL club ブログ

英検の合格ライン

英検は「CSEスコア」という独自の採点基準を採用しています。
英検協会が公表しているCSEスコアでの合格基準点は、次のとおりです。

【CSEスコアでの一次試験合格点】

  • 5級 49%(419点/850点)
  • 4級 62%(622点/1000点)
  • 3級 67%(1103点/1650点)
  • 準2級 73%(1322点/1800点)
  • 2級 78%(1520点/1950点)
  • 準1級 80%(1792点/2250点)
  • 1級 80%(2028点/2550点)

ただし、CSEスコアでの合格点=正答率ではないため、 CSEスコアをもとに自分の合格可能性を正確に把握するのは難しいでしょう。

そこで、英検対策に取り組む塾では、素点での採点を行っています。
ESL clubの受講生の実績をもとにした、素点での一次試験の合格ラインは以下の通りです。

【素点での一次試験合格正答率】

  • 5級 :62%(31点 / 50点)
  • 4級 :63%(41点 / 65点)
  • 3級 :64%(49点 / 76点)
  • 準2級:65%(54点 / 83点)
  • 2級 :65%(55点 / 84点)
  • 準1級:66%(57点 / 86点)

このように、どの級でも7割正解を目標に対策していれば、合格する可能性が高いといえます。

関連記事:英検一次試験の合格点ラインは何点?準1級・2級・準2級・3級・4級・5級の目安基準を紹介

英検合格のための直前対策

英検の受験日直前にできる対策は、語彙の強化です。
また、3級以上を受験する人はライティング対策に力を入れてもいいでしょう。
そのうえで、すべての技能の解き方のコツに目を通すだけでも効果的です。

そうした英検合格のためにできる直前対策について紹介します。

英単語を暗記する

英単語は、英語4技能の基礎となるものです。
暗記している英単語の数が各級のレベルに達していないと、英検合格は難しいでしょう。

そのため単語帳を使って語彙を増やすことで、英検合格に近づける可能性があります。

なお、各級で必要とされている単語数は次の通りです。

ESL clubでは、自分の英語力を5分ではかれるテストを作成しています。
以下のページで無料公開していますので、語彙力を把握するために活用してください。

関連記事: たった5分でできる英検単語レベル診断テスト!あなたは何級レベル?

ライティングのテンプレートを覚える(3級以上)

1問あたりの配点が特に高いのが、3級以上の級で出題されるライティング問題です。

ライティングは英作文を自由記述する問題が2題出され、内容・構成・語彙・文法などの観点を4〜5段階(1級は9段階)で評価されます。

ライティングでは「自分の主張とその理由2つ」といったように答えの型が指定されている問題もあるため、解答のテンプレートを暗記することで、ハイスコアを狙えるでしょう。

関連記事:
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他の3技能も解き方のコツをマスターする

ESL clubでは、受講生に教えている級ごとの解き方を一部Webでも公開しています。

英検の解き方を詳しく解説した記事を級ごとにまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

  • 5級

【英検5級リーディング対策】合格のための解き方・コツを大問別で徹底解説!

英検5級リスニング対策|合格を手にするためのたった3つのコツ!

  • 4級

英検4級リスニング対策|たった3つのコツで合格点を獲得する方法

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【英検3級リーディング・長文対策】解き方をステップ式で細かく解説!

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英検前日の過ごし方

英検当日にしっかり実力を発揮するために、前日にできる準備は次の3つです。

  • 受験票の準備
  • 試験会場や開始時間を確認
  • しっかり睡眠を取る

それぞれ詳しく紹介します。

受験票の準備

英検の一次試験では、以下の書類を持参します。

・1〜3級:一次受験票兼本人確認票・身分証明書・証明写真

・4・5級:一次受験票または受験許可証

英検の受験票は、1週間前を目処に送付されます。
2023年度第3回試験では、1/15に到着し、1/21に本番が行われました。

万が一受験票を忘れても、5〜4級は受付で用紙を記入すると受験できます。
一方で3級以上は、学生証やマイナンバーカードなどの身分証もしくは証明写真の提示が必要です。

受験票を忘れたからと言って、英検を受験できないわけではありません。
しかし、受験票を忘れたことで気が動転して、本来の実力を発揮できないリスクもある。

そのため、余裕をもって前日に準備しておくといいでしょう。

試験会場や開始時間を確認

試験会場が通っている学校や塾であれば問題ないですが、はじめて足を運ぶ会場で受験する場合は、交通ルートや家を出る時間を確認しておきましょう。

試験時間は、準1級・準2級・4級は午前、1級・2級・3級・5級は午後に設定されています。
また、級によって入場開始時間や試験開始時間が少しずつ変わるため注意が必要です。

着席時間までに余裕をもって到着するためにも、入場開始時間ごろに会場に着けるようなルートを探しておくといいでしょう。

各級の試験時間は、英検協会はHPにも記載されています。

試験時間 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

しっかり睡眠を取る

本番で集中するためにも、一夜漬けで詰め込もうとするよりも、しっかり寝て当日に備えるのがオススメです。

緊張で眠れなくなる人は、就寝予定時刻の2〜3時間前に湯船につかってみてください。
そのうえで就寝直前にはパソコンやスマホを見るのを避けると、寝付きがよくなるかもしれません。

英検当日の過ごし方

英検当日は、パフォーマンスを最大限発揮するために試験前にも試験中にも気をつけたいポイントがあります。

  • 朝食または昼食をしっかり食べる
  • 試験直前は時間配分を確認
  • 一次試験はリスニングで頭を切り替える

それぞれ詳しく紹介します。

朝食または昼食をしっかり食べる

当日のごはんは、試験の集中力を高めるためにも、ブドウ糖が摂れて腹持ちのいいメニューがオススメです。

ブドウ糖が含まれている食材には、ごはんやパン、魚、納豆などがあります。
魚定食やツナサンドなど、栄養をしっかり摂れる料理を食べて、落ち着いて会場へ向かいましょう。

試験直前は時間配分を確認

一次試験では「時間が足りなくて解けなかった」とならないために、タイムコントロールが重要となってきます。

リスニングが開始するまでに、余裕をもってリーディングを、3級以上はライティングも解き終えておくのが理想です。

特にリーディングの空所補充問題は、1問あたり30秒〜1分と短時間で判断する必要があります。
時間配分を頭に入れておくことで、難しい問題に見切りをつける基準にもなるでしょう。

関連記事: https://eslclub.jp/blog/eiken-time-allocation/ 

一次試験はリスニングで頭を切り替える

リーディングやライティングで苦戦したとしても、リスニングがはじまったら失敗を引きずらずに切り替えて解くことが大切です。

また、リスニング開始後に音声が聞き取れない箇所があったとしても、問題ありません。
合格レベルに達している人でも、リスニングの音声をすべて聞き取ることは難しいと言われています。

そのため、音声のテンポにあわせて気持ちを切り替えながら解いていくようにしましょう。

英検に合格するとこんなメリットも! 

英検にノー勉で臨んだ人は、「学校で全員が英検を受けなければいけなかったから」「塾の先生に勧められたから」と消極的に申し込んだケースも多いでしょう。

しかし、英検に合格することで以下のようなメリットがあります。
もし今回不合格だったとしても、合格に向けて再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

英語4技能がバランスよく身につく

英検は、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの英語4技能がバランスよく身についているかを判断するテストです。

そのうえ、英検3級以上のスコアは、語学学習の国際基準規格「CEFR」にも対応しています。
TOEICやTOEFLといったほかの資格試験対策にもスムーズに移れるため、今後の英語学習にも活かせることがメリットです。

入試や就職で有利になる

中学・高校・大学受験では、英検所持者のみを対象とした入試や、合格級に応じてテストの点数を加点する入試を実施する学校もあります。
そのため、受験の選択肢が広がったり、入試本番のプレッシャーを減らしたりするのに効果的です。

また、一定以上の級に合格すると、就活で英語力を証明するために活用できるのも魅力です。

まとめ

今回は英検の直前対策について紹介しました。
前日や当日にできることは限られているものの、解き方や単語を覚えることで、スコアアップを十分に狙えます。
英検本番までにこれらの対策記事を読み込み、1点でも多く点数を稼ぎましょう!

ただし、一夜漬けしようと徹夜で勉強するのはオススメできません。
受験票や筆記具などの準備をしたうえで、十分な睡眠を取り、ごはんをしっかり食べたうえで、万全な体調で本番に臨みましょう。

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