編集部ESL club
2022年度の首都圏の中学入試において、試験科目に「英語選択入試」を実施した学校の数をご存じですか？その数は146校に上ったそうです。今後も英語入試を導入する中学はますます増加するとみられます。
中学受験には英語不要のイメージがありますが、昨今増えてきた英語入試は、入試科目数が少なく済む学校も多く、中学以降の英語学習の先取りになるなど、メリットの多い入試スタイルといえるでしょう。
今回は、三重県からESL clubオンライン校に入会し、半年で英検準2級に合格。英語特別入試を利用した中学入試では見事、志望中学校の選抜コースに合格した中学1年生の北川創一朗さん。そしてお父さまに、英語を使った中学受験の体験談と、ESL clubでの学習がどのように役立ったかなどのお話を伺います。
中学受験と英語の両立にお悩みの方、新しい中学受験のスタイルにご興味をお持ちの方、ぜひ読んでみてください！
目次
4科目での中学受験から、6年生の秋に「英語入試」にシフト！英語塾はどう選んだ？
ーー中学入試では最初から英語特別入試を考えていたのですか？
（お父さま）いいえ、最初は普通に４科目での受験を計画しており、小学4年生頃から中学受験塾に通っていました。
ところがコロナの影響もあり、塾でも友達と自由にしゃべることもできなくなり、ただもくもくと勉強するような環境だったせいか、4年生の時は塾の成績が良かったんですけど、5年生になってからは下がる一方だったんです。
6年生の夏くらいには「もう塾行くの嫌」と言い始めてしまって、それでこちらも悩んで、何か別の方法を考えないと、と思い始めました。
そんなとき、志望校に通常の4教科入試のほかに、英語特別入試があったことに気づいたんです。
ーー志望校の英語特別入試に必要な科目は何でしたか？
（お父さま）英語の試験、英語面接、日本語面接、作文でした。
英語入試に関しては、出てくる問題のレベルは英検準2級から5級ぐらいの間で幅があります。上位クラスの選抜コースで合格をさせたいと思ったのですが、それには筆記試験を9割取らないといけません。合格者も例年かなり少ないようでした。
創一朗は元々公文式の英語で学んで読解力はあったのですが、志望校には英語面接もあるので、特に会話力が不十分でした。公文だと全く会話はやっていないんですよね。
それで、英会話をしっかり学ばせたいと思って、いわゆる子ども向けオンライン英会話をやらせてみました。でも楽しく学ぶにはいいですが目標がないので、半年や1年でぐっと詰め込むというのにはちょっと合わないかなと感じました。
その後見つけたESL clubでは英検という目標を持って学習でき、将来留学を考えているようなお子さんも学んでいると知り、興味を持ちました。6年生の9月に入会し、準2級と英語入試を目指してレッスンに取り組みました。
結果、英語特別入試で、志望校の選抜コースに合格することができました。
家で対策させて4教科での試験も受けてはみたんですけど、結局4教科の受験では選抜コースには合格できなかったですね。結果的に英語入試に切り替えて良かったと思います。
ーー中学受験で求められる4教科のレベルはかなり高いですよね？
（お父さま）社会や理科の暗記の量も膨大ですし、大事なことかもしれないけど、そこまでやらなくてもいいんじゃないかって思うところも正直ありました。
小学生で詰め込んで勉強しても忘れてしまうでしょうし、そういう多大な労力や時間を英語、あるいはIT関連とか、将来にもっと役に立つ勉強をする方がいいという気もしますね。
その点、英語利用入試は英語学習に重点的に時間を使っていけるので、将来を考えた際に理にかなっているように思います。
入会後、短期間で準2級合格！バイリンガル講師とのレッスンで英語面接対策も万全
ーーでは次に、創一朗さんにお話をおうかがいします。ESL clubに入ってみて、レッスンはどうでしたか？
（創一朗さん）前に習っていたオンライン英会話よりも、ESL clubは先生がみんな日本語を話せるので、単語とか分からないことがあったらすぐ日本語で、「これ何て言うの？」とかって聞けたりして、いいなって思いました。
結構面白い先生がたくさんいて、授業の始まる前に時間があるときは雑談をして、最近あったことや海外の話をしてくれて、楽しかったです。
あと家でレッスンできるのが、とても楽でした。
ーー半年程で準2級に合格されましたが、英検3級受験時と比べて面接はどうでしたか？
（創一朗さん）ESL clubに入ってから、英語を話すのが得意になったと思います。
英検準2級の二次面接のほうが、3級のときよりずっとやりやすかった。
ESL clubの先生が、「面接はこういう形で言ったらOK」とか、「英語で理由を２つ以上言っといたら大丈夫」とか、「この文章が来たらこの単語で始めるといいよ」とか、いろいろアドバイスしてくれました。
宿題では、レッスンで話した面接の答えを全部暗唱するように練習して、先生が次の回の始めに宿題をチェックしてくれます。
ーーESL clubのレッスンで英検二次面接のコツも分かりやすく教えてくれるんですね。
（お父さま）ESL clubで二次面接の過去問練習に取り組む際、面接対策シートを毎回もらいます。二次面接は合計20点以上得点すれば合格できるのですが、そのシートで「今回の練習は何点でした」といったフィードバックがありました。1回のレッスンで2回分の過去問をやっていましたね。
このESL clubの二次面接の練習はすごくいいと思いますね。
面接で点数をつけるポイントがあって、そのレポートが講師から毎回出てくるので、親も様子が分かります。
面接対策を始める前は、合計得点が15～17点あたり、合格までもうちょっとかなっていう感じだったのが、二次を受ける直前は26～30点と高くなっていたので、本番も大丈夫と思っていましたね。
ESL clubは子供が嫌がらずに続けていて、「今日はこんなことやりました」というレッスンレポートも毎回拝見していますが、ちゃんと伸びていると感じています。
ーーちなみに、中学受験の英語面接の練習はしましたか？
（創一朗さん）ESL clubでは中学受験の面接対策としても、準2級の面接練習をしていました。前日にお父さんと練習したのも役立ちました。
（お父さま）「面接官の先生の目を見て、笑顔で答えなさい」とか。そういう一般的な対策もやりました。生まれて初めての面接なので、そういう練習も有効ですよね。
これから必要な英語力とは？ハンデを感じずにディスカッションできる力を身につけてほしい
――海外旅行も時々いかれるそうですが、印象に残っているのはどこですか？
（創一朗さん）ハワイです。のんびりしたところがいいなぁと思って。
（お父さま）仕事でドイツのベルリンに一緒に行ったのが最近では最後ですね。
――これからの目標は？
（創一朗さん）海外でこれからいろいろなことを勉強してみたいです。留学も面白そうなのでやってみたいし、英検はなるべく1級を取りたいですね。高校3年生ぐらいで取れるかな。
（お父さま）留学を現実にできるよう、まずは早めに英検2級を取得したいですね。
ーー将来、創一朗さんに期待したいことはありますか？
（お父さま）自分の好きなことをやってほしいと思っていますが、やっぱり英語に関してはハンデを感じないレベルになってほしいですね。
今の世の中では英語はもう最低限必要なことになってきていて、僕も仕事で英語を毎日のように使っていますが、元々英語で何かを勉強してきた人たちとディスカッションするのが辛いんですよね。聞き取れないことも多いですし。
日本の大学って、国際化がすごく遅れていて、ダイバーシティも低くて、日本人の学生がほとんどです。これだと日本の競争力がどんどん落ちていく一方だし、実際大学ランキングは東大でも高いところにいない状況になっています。
英語でちゃんと物事を考えてディスカッションできる力をつけて、日本の大学に限定せず、どこの大学でも選べるように可能性を広げてほしいと思っています。
―創一朗さん、お父さま、素敵なお話をありがとうございました。
（聞き手・執筆：島川渚）
まとめ
いかがでしたでしょうか。
過熱化する中学受験ですが、ハードな4教科入試だけでなく、英語入試を使った効率の良い中学受験のスタイルもこれからは注目です。
そのためには、逆算して受験時に入試で勝負できる英語力を身に付けておくことが求められるでしょう。
創一朗さんがESL clubをどう活用しているのか、まとめてみますと、
- 英語面接に必要な会話力をバイリンガル講師とのマンツーマンレッスンで学ぶ
- 英語入試に必要な高い英語力を短期間で身につける
- 結果として英検準2級に合格。海外留学も視野に入れ、英検2級を目指してESL clubで学習中
ということが見えてきます。
インターナショナルスクールに通う子から、初学者まで、本当に幅広い生徒さまが全国から利用しているのがESL clubオンライン校です。
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気になる方はぜひ、気軽にお申し込みください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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