英検®3級のレベルは中学卒業程度、合格率は約50%です。
合格率の内訳は、一次試験(リーディング・リスニング・ライティング)で約50%、二次試験(スピーキング)で約90%です。
1問1点として換算する「素点」による合格点は、一次試験55/88点(得点率63%)、二次試験23点が目安となります。
ライティングやスピーキング(面接試験)も課される英検3級の合格ラインを突破するには、総合的な英語力が求められます。
この記事では、英検3級のレベル・合格率・合格点から勉強方法までを網羅して解説します。英検3級の受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
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英検®3級のレベル・合格率

英検3級のレベルは中学卒業程度、合格率は50%程度です。
ここでは、英検3級のレベル・合格率について詳しく解説します。
英検®3級は中学3年生レベル
英検を実施する「公益財団法人 日本英語検定協会」によると、英検3級の推奨レベルは「中学卒業程度」です。
英検5級〜3級は「使える英語の登竜門」として、以下が習得目標に設定されています。
- 基礎力定着
- 高校入試レベル
基本的には、中学3年生までに習った内容が出題対象です。
■英検®3級の単語レベル
英検®3級の単語レベルを語彙(ごい)数で表すと、約2,580語です。
具体的には、以下のレベル感の単語を使った問題が出題されます。
- build(建てる)
- plane(飛行機)
- warm(暖かい)
- shake(振る)
- entrance(入り口)
- public(公の)
- judge(判断する)
- opinion(意見)
- serious(真剣な)
- comfortable(心地よい)
上記すべての単語の意味を知っておく必要はありません。
ただし、「全然わからない単語ばかりだ!」という状況であれば、英検3級合格に向けて語彙力の強化が必要です。
英検3級との大きなレベル差がある場合、時間が許すのであれば、まずは英検5級・4級を確実に取りに行くほうがおすすめです。
中学1・2年生の内容から取り組めるため基礎固めになるほか、学習のモチベーションも維持しやすいでしょう。
関連記事:英検®3級でよく出る単語を厳選!レベル診断とおすすめの覚え方、勉強法
■英検®4級・準2級とのレベルの違い
英検3級の1つ下の級にあたる「英検4級」は中学2年生レベル(中学中級程度)で、単語レベルは1,280語程度です。
英検3級とは異なり、英検4級は一次試験のライティングや二次試験のスピーキング(面接試験)がありません(任意でスピーキングテストを受験できます)。
一方、英検3級の1つ上の級にあたる「英検準2級」は高校1~2年生レベル(高校中級程度)で、単語レベルは4,080語程度です。
英検3級と比べると、英検準2級ではリーディングの問題数が増え、一次試験の試験時間も長くなります。
関連記事:英検®4級の合格点・レベル・合格率・試験範囲・勉強方法を解説
関連記事:英検®準2級のレベル・難易度・問題範囲と合格への勉強法対策を解説
英検®3級の合格率は約50%
英検3級の合格率は約50%です。
合格率は一次試験(リーディング・リスニング・ライティング)で約50%、二次試験(スピーキング)で約90%と想定されます。
2011〜2015年までの英検3級の合格率は以下のとおりで、平均すると53.56%です。
年 | 合格率 |
2011年 | 51.6% |
2012年 | 55.3% |
2013年 | 53.4% |
2014年 | 54.6% |
2015年 | 52.9% |
英検の合格率は、2015年までしか公開されていません。
しかし、英検3級の難易度に大きな変更はないため、現在の合格率も50%前後で推移していることが想定されます。
受験者の2人に1人程度の割合で不合格になってしまう試験なので、合格に向けた万全の対策が必要です。
英検®3級合格に必要な勉強時間は15〜200時間
英検3級の合格に必要な勉強時間の目安は、約15〜200時間です。
現在の英語レベルによって、必要な学習時間は大きく異なります。
そのため、自分の現状レベルをふまえた英検3級取得までにかかる時間と、そこから逆算した1日の勉強時間の目安を把握しておくことが重要です。
たとえば「中学3年生レベルの学習を終えていて、内容をきちんと理解できている」場合、15時間程度の学習で英検3級に合格できるでしょう。
毎日30分の学習を1ヶ月続ければOKです。
英検受験前の1ヶ月、しっかり学習を継続して英検3級対策を進めれば、十分に合格が見込めます。
一方、「中学3年生レベルの学習は終わっていないが、英検4級には合格済み」の場合、最低でも約200時間の学習が必要です。
毎日30分の学習で約13ヶ月強、毎日1時間の学習で約半年かかります。
なお、紹介した数字は、英語を教えない英語塾『ESL club』で学習する生徒の様子をふまえ、効果的な英語学習法を継続した場合の目安です。
英検®3級の合格点・目標点

英検3級の合格点は、CSEスコアの場合、1次試験1,103点・2次試験353点です。
素点による合格点の目安は、1次試験55点・2次試験23点です。英検3級一次試験のギリギリ合格を目指す場合、53点程度が目安となるでしょう。
ここでは、英検3級の合格点・目標点について詳しく解説します。
CSEスコアによる合格点:1次試験1,103点・2次試験353点
CSEスコアに基づく英検3級の合格点は、以下のとおりです。
- 一次試験:1103点/1650点満点
- 二次試験:353点/550点満点
英検では、CSEスコアという方法で得点の算出、合否判定が行われます。
CSEスコアでは、1問ごとの配点が回によって異なります(合格点は毎回同じです)。
前回不合格だった人がまったく同じ正答数で合格する可能性もあるので、「何問以上正解すれば合格」と決まっているわけではありません。
そのため英検対策を行う塾では、次に紹介する「素点」による採点を行っています。
関連記事:英検®CSEスコアとは?点数アップ対策や自己採点の目安を紹介!
素点による合格点:1次試験55点・2次試験23点
1問1点として換算する「素点」による合格点の目安は、一次試験が55/88点(得点率63%)、二次試験が23点です。
合格を保証するものではありませんが、ESL clubでの経験上、「この点数が取れれば合格できる」という合格ラインの目安点数です。
一次試験の得点内訳は、以下を目安にするとよいでしょう。
- リーディング:13/30点(得点率43%)
- ライティング:15/28点(得点率54%)
- リスニング:27/30点(得点率90%)
英検3級二次試験における配点・目標点・目標得点率の詳しい内訳は、以下のとおりです。


英検®3級にギリギリで合格する点数は53点
ESL clubの受講生で、過去に英検3級一次試験にギリギリ合格できたときのスコアは、53点でした。
得点の内訳は、以下のとおりです。
- リーディング13点/30点(43%)
- ライティング17点/55点(30%)
- リスニング23点/30点(76%)
- 合計53点/85点(62%)
※過去実績であり、合格を保証するものではありません。
苦手な技能があったとしても、全体で6割以上を得点できていれば、ギリギリ合格できる可能性があるでしょう。
関連記事:【直前対策】英検にノー勉で臨む人に前日・当日の過ごし方を紹介!(5級・4級・3級・準2級・2級・準1級)
英検®3級とは

英検3級とは、中学卒業レベルの英語力を問う資格試験です。
英検は「実用英語技能検定」の略で、公益財団法人日本英語検定協会が実施しています。
英検3級は、一次試験と二次試験に分かれています。
リーディング・ライティング・リスニングを評価する一次試験は筆記試験で、スピーキングを評価する二次試験は面接試験です。
二次試験は、一次試験に合格した人のみ受験できます。
英検は、以下のように8つの級に分かれています。
- 1級
- 準1級
- 2級
- 準2級プラス
- 準2級
- 3級
- 4級
- 5級
1級が最も難易度が高く、5級が最も難易度が低い級です。
5級・4級は一次試験(リスニング・リーディング・ライティング)のみ、3級からは一次試験に加えて二次試験(スピーキング)が実施されることが特徴の1つです。
※1日で4技能を図る英検S-CBTの場合、二次試験はありません。
関連記事:英検®準2級プラスはいつから?詳細・レベル・対策方法
英検®3級の試験概要
英検3級の試験概要を、表にまとめて紹介します。
■一次試験(筆記65分・リスニング約25分)

■二次試験(英語での面接:約5分)

【2025年版】英検®3級の試験日程
2025年度の英検3級の試験日程は、以下のとおりです。

関連記事:2025年度英検日程!申し込み期間・試験日・解答速報・合否発表・合格取得日
英検®3級の申し込みから受験までの流れ
英検3級の受験を個人で申し込む場合、「インターネット申込」または「コンビニ申込」の2つの方法から選択できます。
申し込みから受験までの流れは、以下のとおりです。
- 申し込み
- 一次試験の受験票が到着
- 一次試験当日
- 一次試験の解答速報が公開
- 一次試験の合否結果・成績表の閲覧
- 一次成績表・二次受験票が到着
- 二次試験当日
- 二次試験の合否結果・成績表の閲覧
- 二次成績表・合格証書の到着
英検協会公式サイト「試験結果・解答」ページにて、解答速報や合否結果を確認できます。
英検3級レベルの例題

ここでは、英検3級のレベルや出題形式を、過去問で詳しく確認していきましょう。
英検3級の問題構成にあわせ、以下の順番で紹介します。
- 【一次試験】リーディング
- 【一次試験】ライティング
- 【一次試験】リスニング
- 【二次試験】スピーキング(面接)
【一次試験】 リーディング
英検3級のリーディングは、以下3つの大問で構成されています。
- 【大問1】短文の語句空所補充
- 【大問2】会話文の文空所補充
- 【大問3】長文の内容一致選択
大問ごとに問題を見ていきます。
■大問1|短文の語句空所補充
英検3級リーディング大問1は「短文の語句空所補充」問題です。
このように空所付きの英文と選択肢が4つ提示されます。そして適切な選択肢を4つの中から1つ選びます。
大問1の問題構成は、以下の15問です。
- 単語・熟語が問われる問題が12問
- 文法が問われる問題が3問
レベルとしては、知識さえあれば誰でも解ける問題です。妙なひっかけ問題もありません。ただしこのリーディング大問1は、英検3級の中で最も単語が難しいです。
一方、大問1で満点が取れなくても、その他の大問でしっかり点数が取れれば十分に合格できます。通常、大問1に出題される単語を完璧に覚える前に、英検3級に合格できてしまいます。
■大問2|会話文の文空所補充
英検3級リーディング大問2は「会話文の文空所補充」です。
このように会話文の一部が空所になっており、4つの選択肢の中から適切なものを1つ選びます。
リーディング大問2では、会話の流れを捉える力と、単語や熟語の知識が問われます。
しかし単語レベル自体は難しくないので、英検3級の単語をしっかり覚えていく過程で大問2の点数も確実に上がっていくでしょう。リーディング大問2は、全部で5問出題されます。
■大問3|長文内容の一致選択
英検3級リーディング最後の大問は「長文の内容一致選択」です。この大問3では、次の3つの形式の長文が1つずつ出題されます。
【大問3A】掲示・案内
【大問3B】Eメール
【大問3C】説明文
それぞれの長文には以下のように、内容に関する質問文と選択肢が設定されています。
大問3は、この選択肢から適切な回答を選択する問題です。各形式の設問数は以下の通り、合計10問です。
- 【大問3A】掲示・案内:2問
- 【大問3B】Eメール:3問
- 【大問3C】説明文:5問
英検3級レベルの単語を覚えていることはもちろん、制限時間内に長文を読み解くための読解力が必要になります。しかし設問の選択肢自体は難しくありません。長文を理解できていれば誰でも正解が選べる、ひっかけのない問題です。
なかには、長文や選択肢の意味がよくわからなくても「選択肢に含まれている単語が長文にもあったから」という理由で選択肢を選び、正解できてしまう問題もあります。
これらが英検3級のリーディング問題です。なお「英検3級リーディング、長文問題の対策方法を知りたい!」という方は、「 【英検3級リーディング・長文対策】解き方をステップ式で細かく解説!」を参考にしてください。リーディング、長文問題の解き方を、大問ごとに詳しく解説しています。
【一次試験】ライティング
次にライティングです。英検3級のライティングは、Eメール問題と意見論述問題の2題から構成されます。
■大問4|Eメール
友達から届いたEメールの返信を作成する問題で、家庭や学校生活などの身近なトピックが題材です。
Eメール問題で着目すべきポイントは以下の2つです。
- 下線が引かれた質問2問への返答と、Eメールのトピックについての感想を書く
- 語数の目安は15~25語
今回であれば、スピーチコンテストに参加した人に対して「スピーチコンテストはいつ開催されたのか」「スピーチを何人くらいの人が聞いていたのか」を尋ねるメールへの返答を考えます。
リスニングの長文問題などと違って質問への回答は本文にはないので、自分で考える必要があります。
たとえば「スピーチコンテストはいつ開催されたのか」への返答は「yesterday(昨日)」でも「a month ago(1か月前)」でも構いません。
■大問5|意見論述
意見論述で着目すべきポイントは以下の3つです。
- 自分の考えとその理由を2つ書く
- 語数の目安は25~35語
- 質問は自分に関すること(今回であれば「どの駅の近くに住みたいですか?」)
英検3級のライティング問題では、それほど高度なことは求められません。自分の考えに関する簡単な質問に答えるだけです。
また中学3年生で習うような難しい単語や文法を使ってライティングを書かないと合格点がとれない、ということでもありません。中学1年生レベルの単語や文法でも、模範解答通りに書けば十分に高得点が狙えます。
「英検3級ライティングの書き方を知りたい!」という方は、「英検®3級ライティング問題対策!Eメール問題対応・攻略のコツ【使える表現・例題つき】」を読んでみてください。英検3級ライティングで押さえるべきポイントをまとめてあります。
また、ESL clubバイリンガル講師による模範解答付きの予想問題もあります。ぜひ、英検3級ライティング対策で活用してください。
【一次試験】リスニング
英検3級リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。
- 【大問1】会話の応答文選択
- 【大問2】会話の内容一致選択
- 【大問3】文の内容一致選択
各大問10問ずつ、合計30問になります。大問ごとに、もう少し詳しく見ていきましょう。
■大問1|会話の応答文選択
リスニング大問1は「会話の応答文選択」です。問題用紙には次のようなイラストが載っています。
そして、流れる音声はこのイラスト中の2人の会話になります。(会話をする2人は必ず男女です)
会話の流れは以下の通り。
- 1人目の発言(1回目)
- 2人目の発言(1回目)
- 1人目の発言(2回目)
- 2人目の発言(2回目)←この発言として適切な応答を選択肢から選ぶ
イラストを使って、もう少し具体的に説明します。まず1人目(この問題では男性)が発言します。
この「It’s raining.(雨が降っているね)」は実際の英検で流れる音声になります。次に、2人目(この問題では女性)が発言します。
その次に、再び1人目(男性)が発言します。
最後に、2人目(女性)が2回目の発言をしますが、そこで発言が3つ流れます。
- Maybe we should buy one. (たぶん、ひとつ買ったほうがいいかもしれないね)
- A few minutes ago. (数分前に)
- That’s kind of you. (ご親切にありがとう)
このうち、女性が言ったであろう適切な応答文を一つ選びます。
この問題では会話の流れから、『1』の「Maybe we should buy one. (たぶん、ひとつ買ったほうがいいかもしれないね)」が正解となるわけです。こういった問題が10問続くのが英検3級リスニングの大問1です。
リスニング大問1の全ての問題が、上記と同様の流れになります。つまり会話をしている2人が3回、4回と発言して会話がどんどん長くなっていくようなことはありません。
ちなみに英検3級のリスニング大問1では音声が一度しか流れませんので、聞き逃さないよう注意しましょう。
■大問2|会話の内容一致選択
次に、リスニング大問2で出題される問題を見てみましょう。大問2も大問1と同様に、男女の会話が流れます。
大問1と同様、男女の会話である大問2ですが、音声の流れは少し異なります。
- 1人目の発言(1回目)
- 2人目の発言(1回目)
- 1人目の発言(2回目)
- 2人目の発言(2回目)
- 会話の内容に関する質問
大問1では、④の「2人目の発言(2回目)」が3つの選択肢になっていました。しかし大問2では、最後に会話に関する質問が流れます。
英検本番で流れる音声を見てみましょう。
- 女性:Can you help me? I’m looking for the library. (手伝ってもらえますか? 図書館を探しているんです)
- 男性:Sure. Do you know where the swimming pool is? (もちろんです。プールがどこにあるか知っていますか?)
- 女性:Yeah. (はい、知っています)
- 男性:It’s between that and City Hall. (プールと市役所の間にあります)
- Question:Where does the woman want to go? (女性はどこに行きたいのですか?)
そして、問題用紙には以下のような選択肢が書かれています。
この中から適切な選択肢を選ぶ問題になります。
ちなみに、選択肢の和訳はそれぞれ以下の通りです。
- To the beach. (ビーチへ)
- To the pool. (プールへ)
- To the library. (図書館へ)
- To City Hall. (市役所へ)
Question:Where does the woman want to go? (質問:女性はどこに行きたいのですか?)という質問に対し音声の中で、
女性:I’m looking for the library. (図書館を探しているんです)
という発言があったため、正解は『3』の「To the library. (図書館へ)」です。リスニング大問2では、全ての問題が上記と同じ流れとなります。つまり問題によって2人の発言が3回、4回と長くなることはありません。
リスニングの大問2では、こういった問題が10問続きます。
■大問3|文の内容一致選択
最後に大問3で出題される問題を見てみましょう。大問3は大問1、大問2とは異なり、会話ではなくスピーカー1人によるナレーションです。
音声の流れは以下の通りです。
- ナレーション
- ナレーションの内容に関する質問
具体的に、英検本番で流れる音声を見てみましょう。
次の英文を和訳してください:
① 男性:Mika’s friends went ice-skating after school yesterday. (ミカの友達は昨日、放課後にスケートをしに行きました) Mika couldn’t go because she had a dance lesson. (しかし、ミカはダンスのレッスンがあったため行けませんでした) If she doesn’t get any homework, she’ll go ice-skating today.(もし宿題が出なければ、ミカは今日スケートをしに行く予定です)
② Question: Why didn’t Mika go ice-skating yesterday? (質問:ミカが昨日スケートに行かなかった理由は何ですか?)
英検3級リスニング大問3の全ての問題がこの流れです。そして問題用紙には以下のような選択肢が書かれています。
この中から適切な選択肢を選びます。ちなみに、選択肢の和訳はそれぞれ以下の通りです。
- She had a dance lesson. (ダンスのレッスンを受けていた)
- She had a lot of homework. (宿題がたくさんあった)
- Her friends were busy. (彼女の友達が忙しかった)
- Her friends were tired. (彼女の友達が疲れていた)
Question: Why didn’t Mika go ice-skating yesterday? (質問:ミカが昨日スケートに行かなかった理由は何ですか?)
という質問に対し音声の中で、
- Mika’s friends went ice-skating after school yesterday. (ミカの友達は昨日、放課後にスケートをしに行きました)
- Mika couldn’t go because she had a dance lesson. (しかし、ミカはダンスのレッスンがあったため行けませんでした)
という発言があったため、正解は『1』の「She had a dance lesson. (ダンスのレッスンを受けていた)」となります。
リスニングの大問3では、こういった問題が10問続きます。
英検3級リスニングの特徴は、以下の3つです。
- 単語レベルはリーディングよりも簡単
- 音声の一部分を聞き取れれば正解を選べる問題も多い
- 大問2、3は音声が2回流れるため、1回目で聞き逃してもリカバリーが可能
「英検3級リスニングのコツを知りたい!」という方は、「 【英検3級リスニング対策】3つのコツを押さえて合格点を勝ち取れ!」を参考にしてください。特に「先読み」のやり方だけでも一読の価値ありです!
【二次試験】スピーキング(面接)
英検3級一次試験に見事合格できると、面接形式の二次試験に挑戦できます。二次試験の問題構成は以下の通りです。

音読するパッセージのレベルは、英検3級一次試験に合格した人であれば問題なく理解できるレベルです。またNo.1〜No.5の質疑応答も、一次試験に合格できた人からすると難しいものではありません。
元気にハキハキと、なるべくきれいな発音を心がけて、面接官と英語でやりとりできれば、スムーズに英語が話せなくても十分に合格できる試験になっています。
「英検3級二次試験の流れを知りたい!」という方は「英検®3級二次試験対策!面接の流れや落ちる原因・攻略法を紹介 」を読んでみてください。会話実例付きで、当日の流れを詳しく説明しています。
合格ラインギリギリを目指すには?英検3級一次試験合格までの流れ

英検3級の合格を目指すには、1つの技能だけ(例:リスニングだけ)に勉強時間を割きすぎず、三角食べのように、各技能に同じくらい勉強時間を割り当てるのが得策です。
合格対策の具体的な流れは、以下のとおりです。
【Step1】単語とリスニングで基礎を固める
【Step2】ライティングとリーディングのコツをマスターする
【Step3】時間配分を意識して過去問を解く
【Step4】二次試験のスピーキング対策を行う
【Step5】英検®準2級のリスニングに慣れる(※余力があればでOK)
それぞれ詳しくみてみましょう。
【Step1】単語とリスニングで基礎を固める
まずは英検3級で使われる単語の暗記と、リスニングの練習です。最初に単語とリスニングに注力すべき理由は以下のとおりです。
- 英検合格の大前提は単語力であり、かつ単語の暗記には長い時間が必要だから
- リスニングは他の技能と比べ、点が伸びるのに時間がかかるから
- リスニングは点の伸びに時間はかかる一方、他技能に比べて簡単だから
英検3級で使われる英単語は約2,580語で、中学卒業レベルとされています。中学英語の教科書で学ぶ単語は1,600~1,800語のため、合格を目指すためには中学英語での単語に加え、英検3級で使われる単語を習得する必要があります。
単語は数学のように仕組みさえ理解すれば良いのではなく、1つひとつ丁寧に覚えなければなりません。全ての単語を短期間で一気に覚えることは不可能なので、最初に単語を学び、英検当日まで学習を継続しましょう。
リスニングは英検の中で最も簡単な技能です。(英検は異様に単語やリーディングが難しいです)「簡単なところから対策して確実にスコアを伸ばしていくこと」は資格試験の鉄則です。
一方、リスニングはテクニックだけでは高得点を狙えません。簡単な技能ではあるので狙い目である一方、継続的な学習が必要です。そのため、単語学習とともに早めにリスニング対策に着手することがおすすめです。
【Step2】ライティングとリーディングのコツをマスターする
単語・リスニングの次に学習すべきは、ライティングとリーディングです。
英検3級から導入される「ライティング」に不慣れな受験生は少なくありません。しかし、書き方のコツさえ押さえてしまえば、簡単に点数を伸ばすことが可能です。リーディング対策も、解き方のコツを把握することが大切です。
各技能のコツを後述しているので、ぜひ参考にしてください。
【Step3】時間配分を意識して過去問を解く
ライティングとリーディングのコツを押さえたら、過去問を最低3回分は解いてみましょう。実際に過去問を解くことで、自分の得意・不得意が見えてきます。英検公式サイトから、過去3回分の過去問を無料でダウンロードできます。
過去問を解く際は必ず時間を測り、時間配分を意識することも大切です。「リーディングに時間をかけ過ぎて、ライティングの時間が取れなかった」「時間がなくて適当に解答してしまった」といった事態を防げます。
英検3級一次試験(65分)の理想的な時間配分は、「リーディング31分+ライティング30分=合計61分、残り4分で見直し&リスニング問題の確認」です。詳しい内訳の目安は、以下の表を参考にしてください。

また、「解いて終わり」ではなく、必ず間違えた問題の復習まで行うことが重要です。間違えた問題を復習して解けるようになれば、そのままスコアに直結します。
【Step4】二次試験のスピーキング対策を行う
英検3級からは、二次試験として英語の面接試験(スピーキング試験)が加わります。
一次試験に合格しなければ二次試験に進むことができないため、筆記試験対策に注力することはもちろん大切です。一次試験に合格してから二次試験対策を始める人も少なくありません。
ただし、スピーキングに慣れていない場合は特に、あまりにも直前での対策はおすすめできません。遅くとも、二次試験の1ヶ月前から準備しておくと安心でしょう。
S-CBT受験の場合、一次試験(筆記)と二次試験(面接)が同日に実施されるため、二次試験対策のタイミングに注意が必要です。
なお、S-CBT受験のスピーキングテストは、面接官との対面形式ではなく、パソコンを使用した吹き込み(録音)形式で行われます。以下の公式サイトから、英検S-CBTのスピーキングテストを体験できます。
参考:英検S-CBT 体験版
【Step5】英検®準2級のリスニングに慣れる(※余力があればでOK)
余力があれば、英検準2級のリスニングにチャレンジしてみましょう。なぜなら英検準2級のリスニングで扱われている単語は、英検3級のリーディングで使われる単語と重なる部分があるからです。
つまり準2級のリスニングに慣れることが、結果的に3級のリーディング対策として有効となります。また準2級のリスニングに慣れてしまえば、3級のリスニングをより容易に感じられるようになります。
こちらは「余力があれば」で構いません。まずはStep1〜Step4に注力することが何よりも重要です。
英検®3級に合格するための勉強のコツ【おすすめ問題集つき】

英検®3級の合格を目指すために知っておきたい勉強のコツは、以下のとおりです。
【英単語】毎日20分音読して暗記する
【リスニング】音読・シャドーイングを行う
【ライティング】型を覚えて問題演習を繰り返す
【リーディング】単語力をつけてから取り組む
【スピーキング】模擬面接で練習する
それぞれ詳しく解説します。
【英単語のコツ】毎日20分音読して暗記する
英単語は、毎日20分音読して暗記しましょう。
必要なもの:単語帳×1(1,300円ほど)
おすすめ教材▶︎英検3級 でる順パス単 5訂版
単語の数が多いので、効率的に覚えられるかどうかがカギです。ここでは、単語を効率的に覚えるコツを3つ紹介します。
関連記事:英検®3級でよく出る単語を厳選!レベル診断とおすすめの覚え方、勉強法
①音を使う
「書く」前に聴いたり発音したりして、耳と口を使うことが大切です。
言語の習得は「耳と口」から始まります。「目」のみを使い、ひたすら書くような訓練をしても単語力は身につきません。
前述のおすすめ教材には、ダウンロードして聞ける音声がついています。単語帳についている音声をフル活用しましょう。「書いただけで勉強した気になる」が一番やってはいけないことです。
②イメージを使う
英単語を覚える際、文字を見て覚えるのではなく、その単語が持つ「イメージ」を掴みましょう。
なぜならイメージを掴みながら英単語を習得することで、スッと頭から出てくるようになり、問題を解く速度がアップするからです。
例えば「summer」という単語を見た際、「夏」という日本語訳を思い浮かべるより、海やお祭りといった「summerの持つイメージ」を思い浮かべましょう。
③毎日同じ単語に触れる(最低1週間以上)
1日で完璧に覚えようとせず、同じ単語を繰り返し学習することが大切です。
人は、一度覚えた情報を「1日後に74%を忘れてしまう」と言われています。その忘却を防ぐために必要なのが復習です。記憶が消え切ってしまう前に何度も何度も同じ単語に触れ、記憶の定着を図りましょう。
以下はESL clubの受講生に提供している、1日20分でできる単語学習の方法です。自宅での学習にも活用できる部分があるはずですので、参考にしてみてください。

単語学習の詳しい方法は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:英検3級の重要単語とおすすめの勉強法・覚え方・暗記方法
【リスニングのコツ】音読・シャドーイングを継続する
英検3級リスニング攻略のコツは、以下の4つです。
- 必ず音声を使って学習する
- 音読やシャドーイングなど発声する学習法を実践する
- 1日5~10分でもよいので毎日取り組む
- 集中して聞き取るポイントを知る
必要なもの:過去問集×1(1,500円ほど)、単語帳×1(1,700円ほど)
おすすめ教材▶︎2025年度版 英検3級 過去6回全問題集
おすすめ教材▶︎英検3級 文で覚える単熟語 四訂版
①必ず音声を使って学習する
リスニングの勉強では、必ず音声教材を使ってください。音声を聴くことなしに、リスニング力の向上はあり得ません。
リスニングで音声を用いる際は、止めたり巻き戻したりせず、ある程度の問題量を通して解いてみましょう。聞き返すのは、一通り聞き終わってからです。
現状を把握するという意味で、毎回「どこが聞き取れてどこが聞き取れなかったか」をしっかり記録し、復習に活かしましょう。
②音読やシャドーイングなど発声する学習法を実践する
リスニングで点数を上げるためには、音読やシャドーイングなどの「発声する学習法」の実践が重要です。「リスニングだからとりあえず聞いておけば良い」ということはありません。
シャドーイングとは「聞こえた音声を真似しながら、音声に少し遅れて発音する」学習法です。
音読やシャドーイングを繰り返し、 CD音声に近い発音・同じスピードで、そして和訳せずに英語を発声できるようになりましょう。シャドーイングのやり方については、以下のイラストをご覧ください。(本来ESL clubの受講生のみに公開しているものですが、今回は特別に皆さんにも公開します!)

③1日5~10分でもよいので毎日取り組む
1日5~10分でよいので、日常の学習の中にリスニングトレーニングを取り入れましょう。1日に1時間も2時間もリスニングを勉強する必要はありません。
リスニングは、単語と同様に短期間で急激に伸ばすことが難しい技能です。音読やシャドーイングをコツコツと続けることで、徐々に聞き取れる単語やフレーズを増やしましょう。
④集中して聞き取るポイントを知る
リスニングの点数を上げるためには、3つの大問ごとの傾向や、集中して聞き取るポイントを理解する必要があります。
コツをつかめれば、音声の中で注意して聞くべき箇所とそうでない箇所が分かるようになり、力を温存しながら問題を解けます。「ここは聞かなきゃ!」という箇所で頭のスイッチを入れるイメージです。
リスニングの大問ごとの具体的なコツは、以下のとおりです。
大問No. | 出題内容 | 出題数 | リスニングのコツ |
大問1 | 会話の応答文選択 | 10問 | 1人目スピーカーの2回目の発言(特に文頭の疑問詞)に注目する |
大問2 | 会話の内容一致選択 | 1回目の音声で「内容全体」と「質問」、2回目の音声で「答え」を聞き取る | |
大問3 | 文の内容一致選択 |
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:英検3級リスニング対策|3つのコツを押さえて合格点を勝ち取れ!
【ライティングのコツ】「型」を覚えて問題演習を繰り返す
英検3級ライティング攻略のコツは、以下の4つです。
- 正しい構成で書く
- 自信のない単語は知っている単語に変換する
- 語数が不足したら「いつ」「どこで」「だれと」を説明する
- 使える表現・決まり文句を覚える
必要なもの:過去問集×1(1,500円ほど)
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①正しい構成で書く
ライティングのスコアアップのコツは、正しい構成で書くことです。問題ごとの構成の「型」を覚えてしまいましょう。
たとえば、質問に対する自分の考えと理由を2つ述べる「意見論述問題(英作文)」は、以下の文章構成で書きます。
[自分の意見] → [理由1] → [理由2]
Eメールに書かれた2つの質問に対する答えを自由に考えて書く「Eメール問題」は、以下の文章構成で書きましょう。
[質問1への回答] → [質問2への回答] → [自分の感想]
②自信のない単語は知っている単語に変換する
英単語が出てこないときは、「知っている単語で別の言い方はできないかな?」と考えてみましょう。
ライティングは「言い換え力」が重要です。難しい単語を使いこなせる方が高得点を取得できるわけではありません。
例えば「difficult(難しい)」が頭に浮かばなくても、「not easy(容易ではない)」と言い換えれば問題ありません。
最初に頭に浮かんだ日本語に縛られず、柔軟に言い換え表現を考えましょう。
③語数が不足したら「いつ」「どこで」「だれと」を説明する
語数が足りない場合は、「いつ」「どこで」「だれと」といった情報を付け足して、語数を調整しましょう。
文の骨格は「主語+動詞~」ですが、それに続く部分を付け足すことで、文を膨らませることができます。
例えば、I like to go shopping.では5語ですが、I like to go shopping with my mother on the weekend.とすることで11語に増やせますね。
「だれと」にあたる「with my mother」でプラス3単語、「いつ」にあたる「on the weekend」でプラス3単語、合計プラス6単語です。ちょっとズルいと感じるかもしれませんが、これも立派な戦略です。
④使える表現・決まり文句を覚える
英検3級のライティングで使える表現や決まり文句を暗記しておくと便利です。
たとえば意見論述問題(英作文)の場合、1つめの理由を説明する「because」と2つめの理由を補足する「Also」の定型表現を覚えておけば、以下の例のように構成の型にあてはめてスムーズにライティングできます。
【自分の意見】
My favorite season is summer.
(私の一番好きな季節は夏です)
【理由1】
I like summer the best because my school has a long vacation.
(私は夏が一番好きです。なぜなら、長い休みがあるからです。)
【理由2】
Also, my friends and I can go swimming in the sea.
(また、友達と海でスイミングができるからです。)
以下の記事では、さらに詳しいコツを解説しています。ぜひ参考にしてください。
関連記事:英検®3級ライティング問題対策!Eメール問題対応・攻略のコツ【使える表現・例題つき】
「ライティング問題を無料でたくさん解きたい」という方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事: 【英検3級ライティング予想問題】バイリンガル講師による模範解答付き!Eメール問題にも対応!
以下は、ESL clubの受講生に提供しているライティングの練習方法です。

【リーディングのコツ】単語力をつけてから取り組む
英検3級リーディング攻略のコツは、以下の3つです。
- 英検3級の英単語を一通り覚えてから取り組む
- 試験の形式やマークシートの記入に慣れておく
- 小学生はリスニング・ライティング優先で取り組む
必要なもの:過去問集×1(1,500円ほど)
おすすめ教材▶︎2025年度版 英検3級 過去6回全問題集
①英検3級の英単語を一通り覚えてから取り組む
リーディングの肝になるのは単語力です。
たとえば【大問1】の語句補充問題は、単語力が身についていなければ解けません。また【大問2・3】の問題文は十分な単語力がないと読むことすらできないでしょう。
リスニング・ライティングと同様に単語学習を半分以上済ませた状態で、リーディング対策に臨みましょう。
②試験の形式やマークシートの記入に慣れておく
試験前に問題演習をたくさんこなし、試験の形式やマークシートの記入に慣れておきましょう。
リーディングでは、文章を隅から隅まで理解する必要はありません。
設問に関する部分をしっかりと読めば答えが出ることも多いです。そうした読み取るポイントの感覚は、実際に問題を解いていく中で養われていきます。
それぞれの大問の詳しい解き方や時間配分等は、以下の記事にて画像付きで詳しく解説しています。
関連記事:【英検3級リーディング・長文対策】解き方をステップ式で細かく解説!
解き方のポイントを理解したうえで、問題演習を重ねていきましょう。
③小学生はリスニング・ライティング優先で取り組む
小学生にとっては、リーディングよりもリスニング・ライティングの方が点数を伸ばしやすいです。まずはリスニング・ライティングの対策を優先しましょう。
一方で中学生の場合は、リスニングが苦手かもしれません。リスニングの点数がどうしても上がりきらない場合は、リスニング学習は継続しながらも、早めにリーディング対策に移るのが得策です。
リーディングの対策から先に始めてしまうと、最初からつまずいてしまいます。
【スピーキングのコツ】模擬面接で練習する
英検3級二次試験のスピーキング(面接)攻略のコツは、以下の3つです。
- シミュレーションで面接の流れをつかむ
- 減点対象となるNG行動を把握しておく
- 使えるフレーズを覚える
必要なもの:バーチャル二次試験3級+過去問集×1(1,500円ほど)
①シミュレーションで面接の流れをつかむ
面接の流れは決まっています。「まずは挨拶をして次は〇〇をして〜」と頭の中でシュミレーションを繰り返して流れを掴んでおくことで、当日落ち着いて試験に挑めます。
二次試験の流れは、以下のとおりです。面接時間は約5分です。
- 入室
- あいさつとカードの受け取り
- 問題カードの黙読・音読
- 問題カードに関する質問3つ
- 受験者自身に関する質問2つ
- カード返却と退室
英検協会が提供するバーチャル二次試験3級では、面接の具体的な流れを映像で確認できます。
流れを掴んだら、自宅や学校、塾などで保護者や先生にお願いして模擬面接を行いましょう。
「私に面接官役なんてできない」と考えている保護者の方は、上記のバーチャル面接で面接官が発している英語を紙に書き写すなどして、読み上げてあげるだけでも構いません。
②減点対象となるNG行動を把握しておく
以下のような面接でのNG行動を控えることで、減点を回避できます。

③使えるフレーズを覚える
入室から退出までによく使われるフレーズや、困ったときに使えるフレーズを覚えておきましょう。
実際の英会話では、相手の発言を事前に予測することはできません。一方、英検二次試験で面接官が使う指示出しや問いかけの表現は限られています。
事前に「こんなことを聞いてくるだろうな」「こう言われたときはこのフレーズを使おう」と対策を練っておくことで、二次試験本番に何が何だか分からずにフリーズしてしまう、という事態を防げます。
【使えるフレーズの具体例】
- Because 〜,(~だから…)
- He/She is ○○ing ~.(彼/彼女は〇〇をしています)
- Pardon?(何とおっしゃいましたか?)
- Well, …(そうですね…)
その他の使える表現や面接・二次試験の詳しいコツは、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:英検®3級二次試験対策!面接の流れや落ちる原因・攻略法を紹介
英検®3級の合格対策ならESL club
ライティングやスピーキング試験が増える英検3級は、4級よりもつまずくポイントが増えがちです。また、どちらにも正解が1つではないため、添削者や面接練習担当者の英語力・英検の知識力が問われます。
正しいトレーニング・対策で英語力を伸ばし、合格を勝ち取るためには、英検を熟知した英語塾の活用がおすすめです。
英語を教えない英語塾『ESL club』では、英検1級・TOEFL iBT 90点・TOEIC 900点レベル以上のバイリンガル講師による英検対策が可能です。2015年の開塾以降1,000名以上の英検合格者を輩出してきた実績に基づき、「聞く・話す・読む・書く」の英語4技能のスキルアップをサポートします。
対面またはオンラインでのマンツーマンレッスンで、一人ひとりの得意・不得意や目標にあわせた英検対策を行います。英検3級の合格を目指す場合、まずはお気軽に無料体験レッスンにご参加ください。
英検®3級合格に関するよくある質問

英検3級の合格に関する、よくある質問とその回答を紹介します。
英検®3級に合格するメリットは?(新規作成)
英検3級に合格する主なメリットは、以下の3つです。
- 英語4技能の基礎固めができる
- 自信につながる
- 中学受験や高校受験で有利になる
英検3級の学習を通じて、英語4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)をバランスよく身に付けられます。自分の英語力が相対的に評価されることで、自信にもつながるでしょう。
中学受験や高校受験のチャンスが広がることも、取得メリットの1つです。英検を入試に活用している学校は少なくありません。たとえば、中学受験の出願までに英検3級を取得しておくと、以下のような優遇措置を受けられる可能性があります。
- 受験資格になる
- 得点換算/英語の試験免除になる
- 加点される
- 奨学金給付の対象となる
関連記事:中学受験で英検は必要?試験免除や加点など優遇される学校や有効期限について解説
関連記事:英検®は高校受験で有利!加点など優遇される高校や目標級、取得メリットを紹介
関連記事:【2025年東京】英語だけで受験できる中学・高校!英語に力を入れている学校を紹介
ライティングが0点でも合格できる?
ライティングが0点の場合、リーディングとリスニングの両方が満点でも合格できない可能性があります。
英検3級では、4技能それぞれにCSEスコアで550点が配点されています。また、合格基準スコアは1,103点です。
ライティングが0点=550点分を捨てているということなので、リーディングとリスニングがそれぞれ満点であっても、合格点を達成できない可能性があります。
英検®3級のレベルや対策方法を掴んで合格を勝ち取ろう!

英検3級は、中学卒業レベル、合格率50%程度の試験です。1問1点として換算する「素点」による合格点の目安は、一次試験が55/88点(得点率63%)、二次試験が23点です。
英検3級への合格は、その先の準2級、2級…といった上級へのステップとなり、また自分の将来の視野が大きく広がるきっかけとなるでしょう。
リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングをバランスよく学習し、合格を目指してください。
もし英検の学習でお困りごとがありましたら、ぜひ一度、我々ESL clubにご相談ください!無料で学習相談、体験レッスンを実施いたします。
ESLclubに入塾後、英語力を身につけ、見事英検合格を果たした事例をご紹介します。
英検合格後、それぞれが英語を活用して夢の実現に向けて歩き出しています。
あなたも英語を通じて将来の可能性を広げてみませんか?
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