中学受験の際、英検®を持っていると出願資格や加点制度などで有利になることがあります。英検資格による優遇を受けるためには、英検4級以上の取得が必要となるケースが一般的です。取得級のレベルが上がるほど、中学受験で有利に働きやすくなります。
この記事では、中学受験で英検取得者が優遇される東京都・関西の学校情報、英検の取得メリットや受験期限について解説します。
※本記事で紹介しているのは、小学生から高校生までの英検対策を行う英語塾『ESL club』の調査による情報です。最新情報は、必ず各学校の公式サイトなどでご確認をお願いいたします。
目次
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英検®4級以上が中学受験に有利
英検4級以上を取得していると、中学受験で有利になる可能性があります。可能であれば、3級以上の取得が望ましいでしょう。
中学校によっては、英検資格があると、入試や入学後において以下のような優遇措置を受けられることがあります。
- 加点や得点換算が受けられる
- 英語試験が免除される
- 特定の入試方式や希望コースなどの出願資格になる
- 入学金や授業料が免除される
学校により条件が異なるものの、英検資格による優遇を受けるためには、中学受験では英検4級以上の取得が求められるケースが一般的です。また、英検3級以上を取得している場合、選択肢がさらに広がる傾向があります。
英語力を重視する中学校を受験する場合、英検資格による優遇を受けるためには、英検準2級・準2級プラス・2級など、よりレベルの高い級の取得が必要となるケースもあります。
また、英検の取得級が高いほど、入試で受けられる優遇措置が手厚くなるケースも少なくありません。
英検を中学入試で活用する学校は、今後も増えることが予想されます。
たとえば、東京の頌栄女子学院中学校は、2026年度入試から英検の取得級数に応じた「みなし得点」の適用を受けられる「英検英語利用入試」を新設しました。
中学入試で英検資格を活用したい場合、志望校の最新の募集要項をチェックしておきましょう。
参考:2026年度入学試験につきまして(英語利用入試の新設、面接の取りやめ) | 入試関連 | お知らせ
関連記事:【2026年東京】英語だけで受験できる中学・高校!英語に力を入れている学校を紹介
【2026年度】中学入試で英検®取得者が優遇される東京・関西の学校一覧
入試において、英検取得者への優遇措置を設けている東京・関西の中学校情報をまとめました。
ぜひ、参考にしてください。
東京
入試で英検取得者への優遇措置を設けている東京都内の主な中学校は、以下のとおりです。
| 中学校名 | 入試名・区分 | 待遇 | 英検級 | 英検CSE | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 玉川学園中等部 | 英語資格利用型入試 | 出願資格・出願優遇 | 3級以上 | ー | 新たに「準2級プラス」が追加 |
| 英語資格利用型入試 | 得点換算 | 3級以上 | ー | ・準2級:85点3級:75点・準2級プラス:90点・2級以上:100点 | |
| 駿台学園中学校 | 1科選択型 | 出願資格・出願優遇 | 4級以上 | ー | 英検4級以上または同等以上の英語力があると認められる者のみ(要事前相談) |
| 一般入試 | 給費 | 3級以上 | ー | 入学時に英検3級以上を取得している場合、特待生として給費 ・3級:入学金と施設費の半額給費・準2級以上:入学金と施設費の全額給費 | |
| 佼成学園中学校 | Super English (SE) 入試 | 出願資格・出願優遇 | 準2級以上 | ー | 入試出願には、英検準2級以上またはCEFR A2相当以上の資格取得が必要 |
| 桜丘中学校 | 英検利用入試 | 得点換算 | 4級以上 | ー | 英検の取得級に応じた保証点と算数の受験で合否を判定 |
| 武蔵野東中学校 | 一般入試(英語特別入試) | 得点換算 | 4級以上 | ー | ・4級:70点・3級:75点・準2級:80点・2級:100点・準1級以上:120点(免除) |
| 一般入試(英語特別入試を除く) | 加点 | 4級以上 | ー | ・4級:10点・3級:15点・準2級:20点・2級:30点(特待生の選抜においては加点分は考慮せず、素点のみで判定) | |
| 帰国生入試 | 試験免除 | 準2級以上 | ー | 準2級以上取得者は英語を免除その他の英検級は、選考時に考慮 | |
| 神田女学園中学校 | 一般入試(2科選択型入試(国語・英語または算数・英語)) | 得点換算 | 4級以上 | ー | 合否判定の際、取得級により英語試験の得点を最低保証・英検4級:60点・英検3級:70点・英検準2級:80点・英検準2級プラス: 85点・英検2級:90点・英検準1級・1級 :95点 (特待判定の際は、当日の素点で判定) |
| 入学金免除 | 準2級以上 | ー | 特待Ⅲ(入学金免除)の選考対象 | ||
| 創価中学校 | 一般入試 | 得点換算 | 3級以上 | ー | 英検タイプを利用する場合、英検資格を換算・3級:70点・準2級:80点・準2級プラス: 90点・2級以上:100点 |
| 東京立正中学校 | 一般入試(選択2科目入試) | 得点換算 | 4級以上 | ー | 英語の筆記試験の点数保証・4級:70点(70点未満の場合)・3級:85点(85点未満の場合) |
| 試験免除 | 準2級以上 | ー | ・準2級以上:100点を認定(英語筆記試験免除) | ||
| 富士見丘中学校 | 英語資格入試(英語特別コース) | 得点換算 | 4級以上 | ー | ・4級:60点・3級:70点・準2級:80点・準2級プラス:85点・2級:90点・2級A:95点・準1級:100点 |
| WILL入試・グローバルアスリート入試(英語特別コース) | ー | 50点満点の試験のため、英語資格入試における基準の半分の点数に換算 | |||
| 十文字中学校 | 一般入試(英検利用)・ | 得点換算 | 4級以上 | ー | ・4級:50点・3級:70点・準2級・準2級プラス:90点・2級以上:100点 |
| 川村中学校 | 一般入試 | 試験免除 | 3級以上 | ー | 2科目受験で英語を選択した英検3級以上の取得者は、英語の学科試験を免除 |
| 大妻多摩中学校 | 一般入試 | 加点 | 4級以上 | ー | ・4級:3点・3級:5点・準2級:10点・準2級プラス:13点・2級以上:15点 |
| 帰国生入試・オンライン帰国生入試 | |||||
| 佼成学園女子中学校 | 英検利用型の一般入試・英語特別入試を除く2月入試 | 加点 | 4級以上 | ー | 当日の点数を100点に換算したうえで加点・4級:2点・3級:4点・準2級:6点・準2級プラス:7点・2級:8点・準1級以上:10点 |
| 一般入試(英検利用型) | 得点換算 | ー | 英語資格によって下記の点数に換算し、国語または算数との合計で判定(通常の資格加点は適用なし)・4級:60点・3級:70点・準2級:80点・準2級プラス:85点・2級:90点・準1級以上:100点 | ||
| 英語入試 | 得点換算 | 準2級以上 | ー | ・準2級:50点・準2級プラス:60点・2級:70点・準1級:80点・1級:85点入試得点と比べて高い方で判定(通常の資格加点は適用なし) | |
| 帰国生入試 | 入学金・授業料免除 | 2級以上 | ー | ・2級:入学金免除・準1級以上:入学金、授業料全額免除 | |
| 東京成徳大学中学・高等学校(中高一貫部) | 第3回一般入試 | 加点 | 3級以上 | 1103 | <4科受験>・3級以上:15点・準2級以上:30点<2科受験>・3級以上:10点・準2級以上:20点 |
| 第3回特待選抜入試 | <2科受験>・3級以上:10点・準2級以上:20点 | ||||
| 聖徳学園中学校 | AM入試・PM入試 | 加点 | 4級以上 | 622(スピーキングテストは324) | 10点を入試得点に加算 |
| 帰国生入試 | 試験免除 | 3級以上 | 1456 | 英語を満点で免除 | |
| 和洋九段女子中学校 | 一般入試 | 加点 | 5級以上 | ー | 合否ボーダーラインにある場合、スコアに応じて加点 |
| 帰国生入試 | |||||
| 富士見中学校高等学校 | 英語資格利用入試 | 出願資格加点 | 3級以上 | ー | 英検3級以上で出願可能国語算数2科+英検級加点・3級:80点・準2級:90点・準2級プラス:100点・2級:110点・準1級以上:120点 |
| 江戸川女子中学校 | すべての入試 | 加点 | 非公開 | ー | 外部団体の学力データを示す資料(コピー)を提出できる場合は1点~最大40点の加点※複数の学力データを提出する場合、加点数の高い1種類を採用 |
| 八雲学園中学校 | 第1回・第2回入試 | 加点 | 3級以上 | ー | ・3級:10点(2科目の合計に加点)15点(4科目の合計に加点)・準2級:20点(2科目の合計に加点)30点(4科目の合計に加点)・準2級プラス:25点(2科目の合計に加点)40点(4科目の合計に加点)・2級以上:30点(2科目の合計に加点)45点(4科目の合計に加点) |
| 共栄学園中学校 | 一般入試(1教科セレクト) | 加点 | 4級以上 | ー | (令和7年度入試実績)英語選択者に加点・4級:5点・3級:10点・準2級:15点・2級:20点 |
| 北豊島中学校 | 一般入試 | 特待生認定 | 2級以上 | ー | 入学金免除・授業料免除等の待遇 |
| 推薦入試 | |||||
| 淑徳中学校 | 帰国生入試 | 判定優遇・合否参考 | ー | ー | |
| 跡見学園中学校 | 帰国生入試 | 判定優遇・合否参考 | 3級以上 | ー | |
| 聖学院中学校 | 英語特別入試 | 出願資格 | 3級以上 | ー | 試験内容は、日本語と英語の面接のみ |
| グローバル思考力入試 | 加点 | ・3級・準2級:5点・2級以上:10点 (実際の満点が100点ではない場合、100点換算で加点 ) | |||
| 豊島岡女子学園中学校 | 算数・英語資格入試 | 得点換算 | 3級以上 | ー | ・3級:50点・準2級:70点・準2級プラス:80点・2級:90点・準1級以上:100点 |
| 日本工業大学駒場中学校 | 英検利用入試 | 得点換算 | 4級以上 | 622 | 国語・算数を受験した得点と取得級とスコアによる「英検みなし得点」のうち、高得点2科目の合計点で判定・4級(CSE622~1455):50点・3級(CSE1456~1727):60点・3級(CSE1728以上):70点・準2級(CSE1728~1828):80点・準2級・準2級プラス(CSE1829以上):90点・2級以上(CSE1980以上):95点 |
| 女子聖学院中学校 | スカラシップ英語資格利用入試 | 得点換算 | 4級以上 | ー | 英検級によるみなし得点で100点満点の英語の成績が決まり、それに国・算の200点と合計300点での入試となる・4級:70点・3級:80点・準2級:90点・2級以上:100点更に成績優秀者はスカラシップ合格となる |
| 共立女子第二中学校 | 英語入試 | 得点換算 | 3級以上 | ー | 70点を保証(入試得点と比較して高い方を採用) |
| 試験免除 | 準2級以上 | ー | 英語と英語面接の試験を免除(100点換算)、日本語作文のみ | ||
| 第一回AM入試 | 加点 | 4級以上 | ー | 2科・適性検査型で20点、4科で30点を総合得点に加点 | |
| 瀧野川女子学園中学校 | 総合型選抜 | その他 | ー | ー | 英検取得者は、総合型選抜の自己PRに用いることが可能 |
| 頌栄女子学院中学校 | 英語利用入試 | 得点換算 | 3級以上 | ー | ・3級:70点・準2級:90点・準2級プラス:100点・2級:110点・準1級:130点・1級:150点 |
関西(大阪・兵庫)
入試で英検取得者への優遇措置を設けている関西(大阪・兵庫)の主な中学校は、以下のとおりです。
| 中学校名 | 入試名・区分 | 待遇 | 英検級 | 英検CSE | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 樟蔭中学校 | 一般入試 | 入学金免除 | 3級以上 | ー | 「入学金」を全額免除 |
| 一般入試(A入試のみ) | 加点 | 5級以上 | ・5級:10点・4級:15点・3級以上:20点 | ||
| 清風南海学園中学校 | 一般入試(A入試・専願) | 加点 | 2級以上 | ー | 入試成績に加点して合否判定・2級:10点・準1級以上:20点 |
| 帰国生入試 | 準2級以上 | ー | ・準2級:10点・2級:20点・準1級以上:30点 | ||
| 昇陽中学校 | A日程、B日程 | 得点換算 | 5級以上 | ー | 英語を以下に換算・5級:40点・4級:60点・3級:80点・準2級以上:100点 |
| 四條畷学園中学校 | 一般入試 | 加点 | 4級以上 | ー | ・4級:10点・3級:15点・準2級以上:25点 |
| 常翔学園中学校 | 一般入試 | 加点 | 4級以上 | ー | ・4級:5点・3級:15点・準2級:25点・準2級プラス:30点・2級以上:35点 |
| 金光大阪中学校 | 一般入試 | 加点 | 5級以上 | ー | ・5級:5点・4級:10点・3級以上:15点 |
| 相愛中学校 | 一般入試 | 加点 | 5級以上 | ー | 取得級に応じて、筆記試験の合計点(200点満点)に加算(ただし満点を超えない) |
| 賢明学院中学校 | 一般入試 | 加点 | 4級以上 | ー | ・4級:10点・3級以上:20点 |
| 履正社中学校 | 一般入試帰国生入試 | 加点 | CEFRレベルにて判定 | ー | ・CEFRレベルA1:10点・CEFRレベルA2:15点・CEFRレベルB1:20点・CEFRレベルB2:25点・CEFRレベルC1:30点・CEFRレベルC2:35点 |
| 大阪国際中学校 | 1次A(午前) | 加点 | 4級以上 | ー | ・4級:5点・3級:10点・準2級プラス・準2級:15点・2級:25点・準1級:30点 |
| 1次B(午後)2次(午後)3次(午後) | 3級以上 | ・3級:5点・準2級プラス・準2級:10点・2級:20点・準1級:25点 | |||
| 羽衣学園中学校 | 一般入試(全コース) | 入学金免除 | 4級以上 | ー | |
| 一般入試(Ⅰコース) | 授業料免除 | 3級以上 | ・3級:半額免除・準2級以上:全額免除 | ||
| 大阪学芸高等学校附属中学校 | 英語資格入試 | 出願資格・出願優遇 | 準2級以上 | ー | |
| 自己PR入試 | 加点 | 5級以上 | |||
| 愛徳学園中学校 | 一般入試 | 加点 | 5級以上 | ー | ・5級:5点・4級:10点・3級:15点・準2級:20点・2級:25点 |
| 百合学院中学校 | 一般入試 | 加点 | 5級以上 | ー | ・5級:5点・4級:10点・3級:15点・準2級:20点・2級:30点・準1級以上:40点 |
| 武庫川女子大学附属中学校 | A・B・D方式 | 加点 | 4級以上 | ー | ・4級:5点・3級:10点・準2級以上:15点 |
| C方式 | ・4級:3点・3級:5点・準2級以上:10点 | ||||
| 帰国生入試・Ⅱ・Ⅲ | ・4級:5点・3級:10点・準2級以上:15点 | ||||
| 夙川中学校 | 一般入試 | 加点 | 3級以上 | ー | ・3級:3点・準2級:5点・準2級プラス:6点・2級以上:7点 |
| 滝川中学校 | 前期午前入試Takigawa特色入試 | 加点 | 3級以上 | G3 | ・3級:10点・準2級程度:15点・2級程度以上:20点 |
| 甲南中学校 | メインストリーム・Ⅰ期午前b方式 | 出願資格・出願優遇 | 3級以上 | ー |
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中学受験における英検®取得のメリット

中学受験における英検取得のメリットは、主に以下の4つです。
- 受験資格になる
- 加算・得点換算を受けられる
- 英語の試験免除になる
- 奨学金給付の対象となる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①受験資格になる
中学校によっては、英検の合格証明書の提出が入試の受験資格になることがあります。
「英語資格利用型入試で受験するためには、願書の出願時に英検◯級の合格証明書の提出が必要」といったケースです。
実際にこのような入試制度を活用する受験者は少ないため、母数の少ない土俵で入試に挑みやすいメリットもあります。
②加算・得点換算を受けられる
英検を取得していると、入試において加算や得点換算を受けられることがあります。
加算とは「英検◯級を持っていると、試験の点数に△△点プラスされる」といったケースを指します。
得点換算とは、「英検◯級を△△点に得点換算し、試験当日の点数と比較して高い方の点数を採用する」といったケースです。仮に入試の得点が芳しくない場合でも、点数保証が受けられるメリットがあります。
また、取得級が高いほど、待遇も手厚くなりやすい傾向があります。
③英語の試験免除になる
英検資格があることで、英語の試験科目の受験そのものが免除になることもあります。
「英検◯級以上を持っていると、当日の英語試験が免除(100点扱い)になる」というケースです。
余裕をもって英検を取得しておけば、他科目の受験勉強に専念できるでしょう。
④奨学金給付の対象となる
英検資格があると、奨学金給付の対象となる学校もあります。
「英検◯級以上で入学金免除」「英検◯級以上で授業料免除」といったケースです。
事前に英検資格を取得しておくことで、進学時の経済的負担を軽減できる可能性があります。
英検®を入試に活用している中学校の特徴

英検を入試に活用している中学校には、主に以下のような特徴があります。
- 国際的な学校行事に力を入れている
- 学校生活の中で英語を使うユニークな取り組みを行っている
- 留学制度が幅広い
- 英検取得に力を入れている
たとえば、英検を積極的に入試に活用している中学校は、複数の海外校と提携を結んでいるケースが多く見られます。
「中学校で英検◯級を取得を目標に掲げている」「英検対策講座を実施している」「高校◯年生で英検の受験が必須」など、在学中の積極的な英検取得をサポートする学校も珍しくありません。
中学受験に向けた英検®取得は、遅くとも小学6年生の秋までに済ませよう
中学受験に向けた英検取得は、遅くとも小学6年生の秋までに済ませましょう。
中学受験における願書提出時期の目安は、12月~1月頃です。出願時に英検の合格証明書を提出するためには、英検の第2回試験(10月)までに目標級に合格しておく必要があります。
ただし、出願期限によっては合格証明書の提出が間に合わないケースもあるため、注意が必要です。
「英検は事前に何度も受験できる」というメリットを最大限に活かすためにも、小学6年生の前半までに必要級を取得しておくことが理想です。
英検®の取得時期は問われないことが多い
国内の中学受験においては、英検の取得時期を問われないことが一般的です。また、受験日から2年間のみ有効なTOEFLとは異なり、英検には公式に設定された明確な有効期限はありません。そのため、小学校低学年で取得した英検資格を中学受験に活用することも可能です。
ただし、中学校によっては英検の取得時期に条件を設けている可能性もあります。志望校の入試における英検活用の詳細条件を、事前に確認しておきましょう。
「過去に取得済みの英検級の合格証明書を紛失してしまった」という場合、英検協会あてに再発行を依頼することが可能です。
合格証明書の再発行は、英検公式サイトより、過去6年間の受験に遡ってWeb申請できます。過去6年間より前の合格証明書が必要な場合は、現金書留による申し込みが必要です。
参考:合格証明書(有料) | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

ESL club講師からのコメント
大学入試では募集要項で「英検合格から2年以内」といった期間制限が設けられているケースも珍しくないので、英検で中学受験できる期限は気になりますよね。
念のため、志望校の学校説明会などで質問し、確認しておくと安心ですよ。
バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら
英検®を受験できる時期
中学受験に備え、英検を受験できる時期を把握しておきましょう。
「従来型」の英検は、年間3回(6月、10月、1月)実施されます。
「S-CBT型」の英検は原則として毎週土日に実施されており、受験日の調整がしやすいでしょう。
S-CBT型は、パソコン画面を通じた受験形式で、合格すれば従来型と同様の資格を得られる英検です。従来型が一次試験・二次試験と2日間の試験であることに対し、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能を1日で測定できます。
ただし、S-CBT型には簡単なパソコン操作(タイピング)が必要となるため、向き不向きがあります。また、実施級は3級~準1級に限定される点に注意が必要です。
なお、S-CBT型は、従来型英検の試験期間(第1回:4~7月、第2回:8~11月、第3回:12月~3月)の各期間に同一級を3回まで受験でき、従来型との併願も可能です。
従来型・S-CBT型を組み合わせれば、各試験期間において最大4回(従来型:1回+S-CBT型:3回)、年間では最大12回(従来型:3回+S-CBT型:9回)まで受験できます。
中学受験を見据え、英検の受験機会を把握したうえで、計画的にスケジュールを立てておくとよいでしょう。


※英検公式ホームページより引用
関連記事:2026年度英検日程!申し込み期間・試験日・解答速報・結果・合否発表・合格取得日
中学受験に向けた英検®対策は早いほどよい

中学受験に向けた英検対策は、できる限り早めにはじめましょう。その主な理由は、以下の3つです。
- 英語学習の成果が出るまでには時間がかかる
- 他教科の勉強時間を確保しやすくる
- 精神的な安定につながる
それぞれ詳しく解説します。
英語学習の成果が出るまでには時間がかかる
英語学習の成果が出るまでには時間がかかるため、英検対策をはじめてすぐに目標級に合格できるとは限りません。
英検を複数回受験するなかで、得意・不得意や、テストの傾向が掴めてくることが一般的です。
「英検対策をしていて、志望校には英検を活用した入試もあるのに、必要級の取得が間に合わなかった」という事態を避けるため、早めに対策をはじめましょう。
他教科の勉強時間を確保しやすくなる
早めに英検取得を済ませておけば、他教科の受験勉強にあてる時間を確保することが可能です。
中学受験を検討する場合、小学校の高学年になると、国語・算数・理科・社会といった他の試験科目の受験勉強が忙しくなる傾向があります。そのため、中学受験を控え、英検対策との両立が難しくなるケースもあります。
前述のとおり、基本的に英検に有効期限はありません。志望校に英検取得時期に関する条件設定がなければ、他教科の受験勉強に専念できるよう、早めに英検取得を済ませておくことが理想です。
精神的な安定につながる
早い時期に英検を取得しておき、入試で活用できる資格がすでに1つあるという見通しが立っていれば、中学受験に対する心理的な負担軽減につながります。
中学受験では、模試の結果や成績の上下に一喜一憂しやすく、子どもだけでなく保護者も不安を感じやすいものです。そのような中で、「英語はすでに成果が出ている」「英検という実績がある」という事実は心強く、安心材料となります。
精神的な余裕が生まれることで、日々の学習にも前向きに取り組みやすくなり、他教科の学習効率向上も期待できるでしょう。英検対策を早めに進めることは、学力面だけでなく、受験期の心の安定を支える意味でも有効です。

ESL club講師からのコメント
小学生から高校生までの英検対策を行うESL clubには、「もっと早くから英検対策をはじめていれば、中学受験の可能性が広がったかもしれない……」というお声が寄せられることがあります。
お子さまが小学校低学年の段階で、中学受験の方針まで明確に決まっているご家庭は、決して多くありません。
しかし、スタートが早ければ早いほど、将来的に選べる志望校や入試方式の選択肢は広がります。
「英語力を活かして中学受験を有利に進めたい」というお考えが少しでもあるのであれば、早めに英検対策に取り組むことをおすすめします。
バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら
小学生の英検®対策はESL clubにおまかせください

小学生の英検対策は、英語塾『ESL club』におまかせください。
バイリンガル講師による個別レッスンを提供するESL clubには、2015年の開塾以降、1,000名以上の英検®合格者を輩出してきた実績があります。
一般的に、英検®2級取得が高校卒業時の到達目標とされている中、ESL clubでは小学生、中学生時点での高い合格率を誇っています。
以下にご紹介するのは、ESL clubでの学びを中学受験や進学に役立てた事例の一部です。
Mさん
- 英検3級の加点を活かし、志望中学の選抜クラスに合格
- 小学6年生で英検準2級に合格
Sさん
- 志望中学の英語特別入試を利用し、選抜コースに合格
- 小学6年生で英検準2級に合格
Kさんの保護者様
- 小学2年生のとき、英検5級の受験からスタート
- 小学6年生で英検準1級に合格
- 受験勉強と英語学習を両立させ、桜蔭中学に合格
Sさん
- ABCの順番がわからない状態から約2年半で、英検2級に合格(小学6年生時)
- 英語の勉強と水泳を両立
- 英語力を活かし、アメリカ・ミズーリ州の現地校に編入
ESL clubでは、英検1級・TOEIC900点以上のバイリンガル講師が、生徒一人ひとりの課題やレベルに合わせた英検対策を行います。小学生から高校生までの英検対策に対応しており、オンライン受講も可能です。
ぜひ、お気軽にESL clubの無料体験レッスンをお試しください。(※英検試験前日・当日のお問い合わせで無料体験レッスンの実施やアドバイスは出来かねますので了承ください。)
英検短期集中講座では、苦手な技能に特化したレッスンを4回コースから受講いただけます。(※試験日直前でのご受講、アドバイスのご要望にはお答えできかねる場合がございます。試験日までの余裕を持ったお問い合わせをお願いいたします。)
まとめ

英検取得者は、中学受験で有利になる可能性があります。学校によっては、出願資格や加点制度、英語試験の免除、奨学金給付といった英検取得者向けの優遇措置が用意されているため、志望校の最新の募集要項をチェックしておきましょう。
英検を活用した中学受験を検討する場合、小学6年生の前半までに必要級を取得しておくことをおすすめします。
一般的に、英語学習の成果が出るまでには時間を要しますが、英検は合格するまで何度でも受験することが可能です。国内の中学受験では英検の取得時期を問われないことが多いため、早めの英検対策で中学受験の可能性を広げましょう。
小学生の英検対策には、小学生の指導実績が豊富な英語塾の活用がおすすめです。ぜひ、ESL clubにご相談ください。
ESL clubでは、小学生から高校生まで、英検対策が可能です。
→小学生で英検2級にも合格できるESL club小学部・中学部はこちら
→英検、TOEFLから英語難関大学受験まで対策できるESL club高校部はこちら





