英検2級の合格点・合格率は?レベルや受験計画を学年別に紹介【高校生・中学生・小学生】

英検2級の合格点ラインと合格率は?レベルや受験計画を学年別に紹介

「英語を自由に使いこなし、世界でも活躍できる人になる」その夢をかなえる場所が、ESL clubです

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こんにちは、英語を教えない英語塾『ESL club』です。

この記事では、英検2級の合格点と、学年別合格率(高校生・中学生・小学生)を紹介します。

英検では、「CSEスコア」という方法で得点の算出、合否判定が行われます。CSEスコアに基づいた英検2級の合格点は、一次試験で1,520点、二次試験で460点です。

これから英検2級で合格を目指すなら、まずは英検2級合格が今のあなたからどのくらい離れた位置にあるのかどのくらいの難易度なのかを確かめることから始めましょう。英検2級の受験を検討している方、もしくはその保護者の方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

※小学生・中学生の英検2級合格には、保護者のサポートが欠かせません!

「仕事や家事もあるし、つきっきりで見てあげられない」「そもそも私、英語そんなに得意じゃないし、子供に教えられるかな…」そんな方は、ESL clubへの入塾もご検討ください。オンラインで、日本中どこにいても受講できます。

小学6年生で英検2級に合格した高井君の合格体験談はこちら

他の級の合格点を知りたい方は、以下の記事をチェック!

関連記事:英検一次試験の合格点は?準1級・2級・準2級・3級・4級・5級では、結局何点とればいいの?
関連記事:英検の二次試験・面接の合格点って何点?英検3級・準2級・2級の面接は〇点とれば合格できる!

2024年度第1回試験から、英検の問題形式がリニューアルされています。
最新の情報を参考に、英検対策を進めていくことをおすすめします。
詳しくは英検の問題形式変更についてまとめた記事をご確認ください。

また、英検協会は英検準2級と2級の間に「準2級プラス」を新設すると発表しています。
準2級プラスのレベルや問題形式についてまとめた記事もあわせてご確認ください。

英検2級の合格点と合格率

合格ライン

英検の合格率は、2016年以降公開されていません。
2016年度第1回検定において、高校生の英検2級の合格率は、

  • 一次試験の合格率:34.0%
  • 二次試験の合格率:80.4%

でした(出典:高校生 1級・準1級・2級の受験者数、および合格率 昨年度同回次より大幅アップ!!|公益財団法人日本英語検定協会)。

このデータによると、高校生に限定した場合の英検2級の合格率はたったの約27%となります。

「そんなに難しいなら、受験しても受からないかも……」と弱気になってしまった人もいるでしょう。

しかしご安心ください。
しっかり対策を行えば十分合格を目指せますし、ESL clubの生徒には小学生で英検2級に合格している子もいます。
ここではまず、英検2級の合格点目安をもとに、難易度を見ていきましょう。

英検2級の合格点は一次試験1,520点・二次試験460点

passed

英検では、「CSEスコア」という方法で得点の算出、合否判定が行われます。

CSEスコアという名称は、Common Scale for English(英語のための共通尺度)の頭文字から取られています。ユニバーサルなスコア尺度として英検以外のスコアを算出する際にも使われている採点基準です。

CSEスコアに基づいた英検2級の合格点は以下の通りです。

  • 英検2級一次試験の合格点:1,520点
  • 英検2級二次試験の合格点:460点

また、英検各級の合格点は以下の通りです。

※表はクリックで拡大できます

(英検協会HP「よくあるご質問」を参考に筆者作成)

英検5級から英検1級までCSEスコアが繋がっているので、例えば英検準2級の一次試験を受験して1,600点だった場合「2級を受けても受かっていたな」と判断できます。

しかし、CSEスコアでは1問ごとの配点が受験回によって異なります
前回不合格だった人がまったく同じ正答数で合格する可能性もあるので、「何問以上正解すれば合格」と決まっているわけではありません。

そのため英検対策を行う塾では、1問1点として換算する「素点」による採点を行っています

このようにCSEスコアは複雑なので、「そういう採点方法があるのだな」くらいに留めておいて構いません。
CSEスコアについて気になる方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:英検の合格点ってどう決まる?CSEスコアを徹底解説!【素点ーCSEスコアのグラフも大公開!】

英検2級の合格点(素点の場合)

残念ながら、英検2級合格に必要な素点は公開されていません。

そこで今回は、過去数百名の生徒たちを英検合格に導いてきたESL clubの指導経験から設定している合格点(素点)を紹介します。

これから紹介する合格点は、あくまで「ESL clubが過去の経験則から設定している目標点」であり、「この点数をとれば必ず合格できる」と合格を保証するものではありません。

ただし合格点(素点)が公式から公開されていない中、最も信頼できる合格点(素点)基準であることは自負しています(実際にこれから紹介する合格点とほとんど同じ点数で合格したESL club受講生もいます)。

英検2級の合格点(素点)は以下の通りです。

 

英検2級合格点(素点)

得点率

一次試験合計

55/93点

59%

リーディング

12点/31点

39%

ライティング

17点/32点

53%

リスニング

26点/30点

87%

二次試験

23点 /33点

70%

上記の合格点(素点)は、英検2級の過去問を解く際の合否判定の基準になるので、メモをしておいてください。

上記の合格点、実はリスニングの正答数を多めに設定しています。なぜならESL clubのメインの受講生は小学生で、小学生が最も正解しやすいのがリスニングだからです。

よってリスニングの合格点を26/30点→23/30点に下げ、その分リーディングの合格点を20点/38点→23/38点に上げたりしても構いません。その辺りは自分に合った形で調節してみてください。(ただしCSEスコア換算のルール上、ある特定の技能素点があまりに低いとCSEスコア換算がかなり低くなってしまいます。ですので、英語4技能全てにおいてある程度の素点をとっておく必要があることには留意してください。)

英検2級の合格ラインは6割?

英検2級の合格ラインを「◯割」と定めることはできません。なぜなら英検の採点にはCSEスコアが導入されているから。

例えば英検2級一次試験の合格点は1,520点で、満点だと1,950点です。しかし「”1,520÷1,950×100=77.9”よって約8割正解すれば英検2級一次試験に合格」とはなりません。CSEスコアなので、全問同じ配点ではないんですよね。

そこで英検協会HPを調べてみると、以下の記載が確認できました。

正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。

英検協会HP 英検CSEスコアでの合否判定方法についてより引用

上記の文章が原因で、色々なところで「英検2級の合格ラインは6割」と言われているのです。

英検協会による上記の文章と、ESL clubの経験を踏まえて、ESL clubでは英検2級の合格ラインを一次試験61%二次試験65%に設定しています。

英検2級の合格率は25.58%

合格率

合格点の次は、合格率について見てみましょう。

英検の合格率は、2015年まで公開されていたものの、現在は公開されていません

よって2011年から2015年まで、5年分の英検2級合格率の平均を算出しました。英検の難易度や合格率は年度によって変わらないので、現在でも参考になります。

英検2級の合格率(2011〜2015年)は以下の通り。

  • 2011年:25.2%
  • 2012年:25.0%
  • 2013年:26.2%
  • 2014年:25.1%
  • 2015年:26.4%

上記を平均すると、英検2級の合格率は25.58%となります。

25.58%は、受験者全体の合格率です。高校生・中学生・小学生と世代別に分けた際の合格率についても見てみましょう。

※高校生・中学生・小学生の英検2級合格率は、公式データを確認できた2012年度英検2級試験を基に算出しています。

英検2級高校生の合格率は22.7%

2012年度英検2級、高校生の合格率は22.7%です。204,921人が受験し、46,675人が合格しています。

英検2級中学生の合格率は24.9%

2012年度英検2級、中学生の合格率は24.9%です。28,942人が受験し、7,220人が合格しています。

英検2級小学生の合格率は42.4%

2012年度英検2級、小学生の合格率は42.2%です。5,374人が受験し、2,280人が合格しています。

参考:英検|2012年度受験状況【学生別】

小学生・中学生・高校生の英検2級合格率を見てみると、年齢が低ければ低いほど、合格率は高くなることが分かります。特に小学生の合格率は、中学生・高校生、受験者全体の合格率を大幅に上回っています。

  • 小学生の英検2級合格率:42.2%
  • 中学生の英検2級合格率:24.9%
  • 高校生の英検2級合格率:22.7%
  • 受験者全体の合格率:25.6%

一般的に考えれば、小学生よりも中学生の方が、そして中学生よりも高校生の方が合格率は高くなりそうなものです。それでも年齢が低い方が合格率が高いのは、年齢が低ければ低いほど、英語学習に力を入れている家庭の子供しか受験していないからです。

高校生だと、独学で英検2級に合格する方も一部います。しかし小学生中学生で英検2級に合格する方は、9割方スクールに通って英検対策をしています。

我々ESL clubでも、毎回英検2級合格者を輩出しています。

2021年第二回試験では小学3年生を、2018年第三回試験では小学1年生を英検2級合格に導きました。他にも合格者は何人もいますが、ESL clubでは受講者の9割以上が小中学生です。

一緒に英検2級合格を勝ち取りましょう!まずはESL club公式サイトより無料体験レッスンにお進みください。

※オンライン校でも渋谷本校と全く同じサービスが受けられます。

英検2級の難易度

難易度

英検2級の合格点はわかったものの、
「英語力が英検2級の合格ラインに達しているか簡単に知りたい!」
と考えている方もいるでしょう。

そこでここでは、TOEICやTOEFL iBTに換算した場合のスコア目安や、問題に使われる単語レベルから、英検2級の難易度を見ていきましょう。

TOEICやTOEFLに換算したスコア

英検2級の難易度は、TOEIC の550~600点、TOEFL iBTの61~68点に相当すると言われています

TOEIC の550~600点は、就活で履歴書に書けるレベルです。
ビジネスでの基本的な読み書きや長文のリスニングができる程度だとされています。
スピーキングは表現や内容はやや不十分ではあるものの、試行錯誤しながら意図を伝えられるでしょう。

一方でTOEFL iBTの61~68点は、アメリカの4年生大学出願の最低ラインです。
日常会話であれば難なく対応でき、英語圏の国で生活できるレベルだと言われています。

英検2級の単語レベルは3,800〜5,100語

英検2級の試験に出題される単語数から、難易度を見ていきましょう。

英検2級の単語レベルは3,800〜5,100語です。
これは、大学入学共通テスト(旧 センター試験)レベルだと言われています。

2022年度からはじまった新学習指導要領では、高校卒業までに習う英単語は4,000〜5,000語と定められています。

そのため、高校3年生や大学生であればこれまでに学んだ内容をもとに読み解くこともできるでしょう。
しかし、高校2年生以下であれば合格に向けた対策が必要です。

ESL clubでは、英検2級の単語レベルの力試しができるテストを用意しています。
たった5分で試せますし、無料ですので、ぜひ活用してみてください。

関連記事:【たった5分でできる英検2級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き!

英検2級に合格するメリット

検定試験を目指すにあたって、目的意識をしっかり持つとさらに勉強に身が入るようになるでしょう。

英検2級に合格することで、得られるメリットは以下の2つです。

  • 大学受験レベルの基礎英語力が身につく
  • 大学入試や海外留学、就活で有利になる

順番に紹介していきます。

大学受験レベルの基礎英語力が身につく

英検は、試験対策を通して英語4技能である「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」をバランス良く身につけられる試験です。

英検2級の難易度は、大学入学共通テスト(旧 センター試験)レベルだと言われています。
高校3年生までが英検2級にチャレンジする場合、大学受験に必要な英語基礎力をはやめに定着できることがメリットです。

共通テストレベルの英語力を早期に習得することで、定期試験対策や受験勉強でも英語以外の教科に時間を割けます。
そのため、英語以外の学力アップにもつながる可能性もあるでしょう。

大学入試や海外留学、就活で有利になる

国内の大学では、英検2級をもっていることで出願資格を得られたり、奨学金給付・学費免除の対象になったりすることがあります。
たとえば学習院大学や中央大学では、英検2級に合格していて一定以上のスコアを満たしていた場合に、点数が加点される入試を実施しています(※2023年度入試の情報です)。

一方で、海外留学の場合は出願資格として代表的な検定はTOEFL iBTです。
しかし、英検2級が出願資格として認められるオーストラリアやアメリカの大学もあり、英検協会のホームページで紹介されています。
英検留学 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

また、実務で英語が求められる職場では、英検2級で基礎英語力を証明することもできます。
外資系企業や海外との取引がある会社などでの就職を希望する方は、ぜひTOEICと合わせて英検2級にもチャレンジして、履歴書でアピールしてみてはいかがでしょうか。

英検2級にギリギリで合格した例を学年別に紹介

合格ライン

「この記事で紹介されている合格点(素点)って、あくまでESL clubが算出したもので、英検が公式に公開している情報ではないんでしょ?」と考えている方も多いはずです。

そこで当サイトで紹介している合格点(一次試験55/84点)付近のスコアを獲得して英検2級に合格したESL club受講生のスコアと、合格点にわずかに届かず不合格となったESL club受講生のスコアを合計8件紹介します。

学年別にまとめていますので、ご自身に近い学年の例を参考にしてみてください。

※合格点(CSEスコア)は1,520点

英検2級にギリギリで合格した例【小学生】

例1

小4男子(2024年第1回試験)

結果

合格

得点(CSEスコア)

  • リーディング:481点
  • リスニング:538点
  • ライティング:533点
  • ライティング:531点
  • 合計:1552点

得点(素点)

  • リーディング:12点
  • リスニング:22点
  • ライティング:21点
  • 合計:55点

正答率

  • リーディング:39%
  • リスニング:73%
  • ライティング:66%
  • 合計:59%

例2

小5女子(2018年第3回試験)

結果

合格

得点(CSEスコア)

  • リーディング:486点
  • リスニング:534点
  • ライティング:505点
  • 合計:1525点

得点(素点)

  • リーディング:17点
  • リスニング:22点
  • ライティング:9点
  • 合計:48点

正答率

  • リーディング:45%
  • リスニング:73%
  • ライティング:56%
  • 合計:57%

例3

小3男子(2021年第1回試験)

結果

不合格

得点(CSEスコア)

  • リーディン489点
  • リスニング:498点
  • ライティング:530点
  • 合計:1517点

得点(素点)

  • リーディング:19点
  • リスニング:19点
  • ライティング:12点
  • 合計:50点

正答率

  • リーディング:50%
  • リスニング:63%
  • ライティング:75%
  • 合計:60%

英検2級にギリギリで合格した例【中学生】

例4

中3女子(2021年第1回試験)

結果

合格

得点(CSEスコア)

  • リーディング:499点
  • リスニング:498点
  • ライティング:530点
  • 合計:1527点

得点(素点)

  • リーディング:21点
  • リスニング:19点
  • ライティング:12点
  • 合計:52点

正答率

  • リーディング:55%
  • リスニング:63%
  • ライティング:75%
  • 合計:64%

例5

中3女子(2019年第3回試験)

結果

合格

得点(CSEスコア)

  • リーディング:464点
  • リスニング:501点
  • ライティング:630点
  • 合計:1595点

得点(素点)

  • リーディング:12点
  • リスニング:18点
  • ライティング:15点
  • 合計:45点

正答率

  • リーディング:32%
  • リスニング:60%
  • ライティング:94%
  • 合計:54%

例6

中2女子(2021年第2回試験)

結果

不合格

得点(CSEスコア)

  • リーディング:486点
  • リスニング:462点
  • ライティング:513点
  • 合計:1461点

得点(素点)

  • リーディング:15点
  • リスニング:13点
  • ライティング:12点
  • 合計:40点

正答率

  • リーディング:39%
  • リスニング:43%
  • ライティング:75%
  • 合計:48%

英検2級にギリギリで合格した例【高校生】

例7

高2男子(2019年第3回試験)

結果

合格

得点(CSEスコア)

  • リーディング:489点
  • リスニング:532点
  • ライティング:512点
  • 合計:1533点

得点(素点)

  • リーディング:17点
  • リスニング:22点
  • ライティング:11点
  • 合計:50点

正答率

  • リーディング:45%
  • リスニング:73%
  • ライティング:69%
  • 合計:60%

例8

高1女子(2018年第3回試験)

結果

合格

得点(CSEスコア)

  • リーディング:486点
  • リスニング:489点
  • ライティング:634点
  • 合計:1609点

得点(素点)

  • リーディング:17点
  • リスニング:16点
  • ライティング:14点
  • 合計:47点

正答率

  • リーディング:45%
  • リスニング:53%
  • ライティング:88%
  • 合計:56%

CSEスコアの性質上、年度によっては44点で合格していたり、50点で不合格になっていたりします。一方で、2018年第3回試験から2021年第3回試験まで49人分の受験データを分析しましたが、素点55点以上を取得して不合格になった受験者は1人もいませんでした。

素点で何点取れば合格できるかは、実施回や分野ごとの得点比率によって異なります。 特に、2024年度からライティングの問題が追加され、各分野の点数配分も変更になりました。 しかし素点55点を取得すれば、合格ラインに立てると考えて問題ないでしょう。

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英検2級の合格点と合格率が分かったら早速対策を始めよう!

英検2級の合格点と合格率が分かり、英検2級が今のあなたからどのくらい離れた位置にあるのか、どのくらいの難易度なのかが分かれば、次はいよいよ対策です。

英検2級一次試験、二次試験の対策で役立つコツについて簡単にまとめました。詳しくは詳細記事を確認してみてください。

英検2級一次試験の対策

英検2級一次試験は、リスニング・リーディング・ライティングの3つで構成されます。

英検2級リスニング対策のコツは以下の3つです。

  • 選択肢の先読み
  • 和訳をせずに内容をイメージする
  • 解けない問題にこだわりすぎない

詳しくは以下の詳細記事をご覧ください。

関連記事:【英検2級リスニング対策】3ヶ月で満点獲得!?リスニングを得意にするたった1つのコツ!

続いて英検2級リーディング対策のコツをまとめると以下の3つです。

  • 選択問題は消去法で解く
  • 長文はタイトルから内容を推測する
  • 長文は全文を読まない

詳しくは以下の詳細記事をご覧ください。

関連記事:英検2級リーディング・長文対策|点数が上がる解法のコツを大公開!

最後に英検2級ライティング対策のコツをまとめると以下の3つです。

  • 型に沿って書く
  • 自信のある単語・文法だけを使う
  • 論理的整合性を気にしすぎない

詳しくは以下の詳細記事をご覧ください。

関連記事:【英検2級ライティング対策】 合格点を取るためのたった3つのコツ 答案作成のテンプレート付き

関連記事:【英検2級ライティング予想問題】バイリンガル講師による模範解答付き!

英検2級二次試験の対策

英検2級二次試験対策のコツをまとめると以下の3つです。

  • 最初に自分の立場を明確にする
  • 論理的整合性を気にしすぎない
  • 2文以上で答える

詳しくは以下の詳細記事をご覧ください。

関連記事:【英検2級2次試験・過去18回分析】3日で面接対策!気をつけることはこの5つ!!

英検2級合格に向けた計画の立て方

英検2級は共通テストレベルとはいえ、学校での勉強がまだまだ英検2級レベルに達していない小中学生や、長く英語に触れていなかった社会人が合格を目指すには、計画的に勉強することが大切です。

英検2級の合格に向けて計画を立てる際のポイントは、以下の2つです。

  • 過去問で自分の英語力を把握する
  • 試験日から逆算して1日の勉強時間を決める

それぞれ解説していきます。

過去問で自分の英語力を把握する

まずは過去問を解いてみて、単語レベルや技能ごとの得意・不得意を把握しましょう。

英検はすべての技能をバランス良く取れていることを評価する試験です。
そのため、とくに苦手な技能があれば集中的に対策するのをおすすめします。

ただし、ライティングやスピーキングは自己採点がしづらい点には注意が必要です。
高い英語力をもつ講師に採点をお願いして、できていないところを指摘してもらうことで、苦手の克服に活かせるでしょう。

試験日から逆算して1日の勉強時間を決める

ゼロから英検2級に合格するには、勉強時間が800時間必要だとされています。
1日30分ずつ勉強した場合には、約4年4ヵ月もかかってしまう計算になります。

英語力がまったくない状態からいきなり英検2級を目指す人はあまりいないとは思いますが、1つの検定の対策に年単位で時間をかけるのは現実的とは言えません。

そのため試験対策に取り掛かる前に、まずは英検2級を受験する時期を決めておくのがおすすめです。

英検は年3回実施されるのが通例になっていて、一次試験の日程目安は以下の通りになっています。

  • 第1回:5〜6月頃
  • 第2回:9〜10月頃
  • 第3回:1月頃

この中から受験時期を決めたうえで、1日の勉強時間を決めるといいでしょう。

英検2級の合格点と合格率が分かったら、早めに対策を

英検2級の合格点・合格率について解説しました。再度本記事で紹介した情報をまとめると以下の通りです。

  • 英検2級の合格点:一次試験1,520点・二次試験460点(CSEスコアの場合)、一次試験55/84点・二次試験20点 /33点(素点の場合)
  • 英検2級の合格率:小学生42.2%、中学生24.9%、高校生22.7%、受験者全体25.6%

英検2級の合格点と合格率が分かったら、早速対策を始めましょう。

他の級の合格点・合格率が気になる方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:英検一次試験の合格点は?準1級・2級・準2級・3級・4級・5級では、結局何点とればいいの?
関連記事:英検の二次試験・面接の合格点って何点?英検3級・準2級・2級の面接は〇点とれば合格できる!

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