英検®二次試験(面接)の合格点・配点・合格率は?英検3級・準2級・準2級プラス・2級それぞれ紹介!

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英検®面接(二次試験)の合格点・合格率は、英検3級は353点/550点(合格率約90%)英検準2級は406点/600点(合格率約80%)英検準2級プラスは427点/625点(合格率約80%)英検2級は460点/650点(合格率約80%)です。

この記事では、英検面接(二次試験)の合格点・配点・合格率や評価基準、合格点を目指すためのコツを紹介します。

英検面接(二次試験)の合格を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも英検®の面接(二次試験)の評価対象は? 

評価

英検の二次試験は、次の3つの観点で採点されます。

  • 音読
  • 質問への回答
  • アティチュード(態度)

それぞれ詳しく紹介します。

音読

英検の面接(二次試験)の評価対象の1つめは、音読です。発音文章のアクセントなどが評価されます。

英検の面接では、まず面接官から「問題カード」を受け取り、カードに書かれた英文(パッセージ)を音読します。

パッセージの長さは級によって異なります。パッセージのボリュームの目安は、次のとおりです。

英検級パッセージの語数
3級約30語
準2級約50語
準2級プラス約55語
2級約60語

質問への回答

英検の面接(二次試験)の評価対象の2つめは、質問への回答です。面接官から問われる質問内容の理解度(回答の的確さ)語彙文法などが評価されます。

英検の面接(二次試験)では、パッセージの音読の後、面接官からの質問がスタートします。

質問には、「問題カードを見ながら答える質問」と、「問題カードを裏返してから受験者自身の意見を答える質問」があります。

  • 3級/準2級:No.1〜3はカードあり、No.4〜5はカードなしの質問
  • 準2級プラス/2級:No.1〜2はカードあり、No.3〜4はカードなしの質問

英検3級~2級までの各級の質問構成は、以下のとおりです。

 3級準2級準2級プラス

2級

No.1問題カードのパッセージについての質問

No.2

問題カードのイラストについての質問

No.3

問題カードのイラストについての質問

受験者自身の意見

No.4

受験者自身の意見

No.5

受験者自身の意見

なし 

 

どの級でも基本的に質問がパターン化されているので、過去問で練習を積むことで対策できます。

アティチュード(態度)

英検の面接(二次試験)の評価対象の3つめは、アティチュードです。アティチュードとは、面接中の姿勢や態度のことです。

大きな声ではきはきと話しているかアイコンタクトを取っているかなど、面接官と積極的にコミュニケーションを取ろうとしているかが評価されます。

面接官にアティチュードが見られるのは、質問に回答しているときだけではありません。挨拶や氏名・受験級の確認中のやり取りも、アティチュードの評価対象になります。入室から退室まで気を抜かず、明るくポジティブな態度で面接官と接するようにしましょう。

講師 AM 吹き出し用
A.M先生

ESL club講師からのコメント

面接官が見ているのは、英語力だけではありません。「英語を使い積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢」がポイントです。音読で多少つまずいても、質問にスムーズに答えられなくても、ハキハキと、笑顔でアイコンタクトを取りながら伝えようとすることで、アティチュードは大きく評価されます。「伝えたい!」という気持ちを大切に、自信を持って臨むことが大切です。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

英検®の面接(二次試験)は配点が公表されていない!?

英検では「CSEスコア」という採点方式が採用されており、面接(二次試験)・筆記(一次試験)を問わず、設問ごとの配点は公表されていません。

そのうえ、配点は受験生の成績に応じて毎回調整されます。

得点率は同じでも回によってスコアが変動するため、「◯問正解できれば合格!」と判断しにくいのが現状です。

このような背景から、英検対策に力を入れる塾では、独自の配点や目標点を設定しています。

リーディングやリスニングは1問1点で換算する「素点」が採用されることが多いものの、二次試験(スピーキング)やライティングは複数の観点から加算されるため、1問1点で計算するのは向いていません。

そのため英検対策を行うESL clubでは、過去の受験実績をもとに後述の配点を設定し、二次試験対策を実施しています。

CSEスコアについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事:英検®CSEスコアとは?点数アップ対策や自己採点の目安を紹介!

英検®3級面接(二次試験)の配点・合格点・合格率は?

英検3級

英検3級面接(二次試験)の合格基準スコアは353点/550点(得点率約64%)素点換算による合格点は23点 / 33点(得点率70%)です。
英検3級面接(二次試験)の合格率は90%程度です。

CSEスコアでの合格点

CSEスコアでの英検3級二次試験の合格基準スコアは、353点/550点(得点率約64%)です。

ちなみに、一次試験の合格基準スコアは1103点/1650点(得点率約66%)となっています。

試験対策に便利!素点での配点と合格点

素点換算による英検3級面接(二次試験)の合格点は、23点 / 33点(得点率70%)です。

目安として、7割程度得点できれば合格できるでしょう。

配分の内訳は、以下のとおりです。

英検3級 二次試験 合格点 2025

合格率

英検3級面接(二次試験)の合格率は90%程度です。

近年、英検協会による合格率の公式発表はありませんが、英検3級二次試験の難易度に大きな変更はないため、現在の合格率も90%前後で推移していることが想定されます。

講師 AM 吹き出し用
A.M先生

ESL club講師からのコメント

英検3級は、面接試験に初めて挑戦する生徒が多く「どんなふうに答えればよいか不安」「できるかわからない…」という声をよく耳にします。特に3級では、「カードの内容を説明する力」と「自分の意見を述べる力」のバランスが重要になります。一人で練習するのではなく、友人や先生、英語塾など、誰かと一緒に練習することが大切です。ESL clubでは模擬面接を行い、採点。質問の意図を理解し、自分の言葉で答えられるよう、フィードバックをして、面接力を鍛えています。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

関連記事:英検®3級二次試験対策!面接の流れや落ちる原因・攻略法を紹介
関連記事:英検®3級のレベル・合格率・合格点は?基準や合格対策のコツ、勉強方法

「英語を自由に使いこなし、世界でも活躍できる人になる」
その夢をかなえる場所が、ESL clubです

  • 英語を学習してみたものの、伸び悩みを感じている
  • 英検に合格するために、効率的な学習方法や対策をプロに見てほしい
  • 本質的な英語力を身に付けたい

そう感じているなら、ESL club で英語を学んでみませんか?
ESL clubは、一人ひとりに合わせた専用カリキュラムを、英検1級や海外滞在歴を持つバイリンガル講師が指導する英語塾です。

英検®準2級面接(二次試験)の配点・合格点・合格率は?

英検準2級

英検準2級面接(二次試験)の合格基準スコアは406点/600点(得点率約67%)素点換算による合格点は23点 / 33点(得点率70%)です。
英検準2級面接(二次試験)の合格率は80%程度です。

CSEスコアでの合格点

CSEスコアでの英検準2級二次試験の合格基準スコアは、406点/600点(得点率約67%)です。

ちなみに、一次試験の合格基準スコアは1322点/1800点(得点率約73%)とやや高めに設定されています。

試験対策に便利!素点での配点と合格点

素点換算による英検準2級面接(二次試験)の合格点は、23点 / 33点(得点率70%)です。
目安として、7割程度得点できれば合格できるでしょう。

配分の内訳は、以下のとおりです。

英検準2級 二次試験 合格点 2025

合格率

英検準2級面接(二次試験)の合格率は80%程度です。

近年、英検協会による合格率の公式発表はありませんが、英検準2級二次試験の難易度に大きな変更はないため、現在の合格率も80%前後で推移していることが想定されます。

関連記事:英検®準2級面接・二次試験合格対策!面接で使える表現やフレーズ練習方法
関連記事:英検®準2級のレベル・難易度・問題範囲と合格への勉強法対策を解説

英検®準2級プラス面接(二次試験)の配点・合格点・合格率は?

英検準2級プラス

英検準2級プラス面接(二次試験)の合格基準スコアは427点/625点(得点率約68%)素点換算による合格点は23点 / 33点(得点率70%)です。

英検準2級プラス面接(二次試験)の合格率は80%程度です。

関連記事:英検®準2級プラスとは?レベル(難易度)・合格点・予想問題(模範解答付き)

CSEスコアでの合格点

CSEスコアでの英検準2級プラス二次試験の合格基準スコアは、427点/625点(得点率約68%)です。

ちなみに、一次試験の合格基準スコアは1402点/1875点(得点率約75%)とやや高めに設定されています。

試験対策に便利!素点での配点と合格点

素点換算による英検準2級プラス面接(二次試験)の合格点は、23点 / 33点(得点率70%)です。

目安として、7割程度得点できれば合格できるでしょう。

配分の内訳は、以下のとおりです。

英検準2級プラス 二次試験 得点配分表 2025

合格率

英検準2級プラス面接(二次試験)の合格率は80%程度です。

2025年度からスタートした新設級である英検準2級プラスは、合格率に関する十分なデータが示されていない状況ではありますが、準2級・2級の二次試験合格率約80%と同程度と想定されます。

関連記事:英検®準2級プラス二次試験対策!面接の流れや落ちる原因・攻略法を紹介

英検®2級面接(二次試験)の配点・合格点・合格率は?

英検2級

英検2級面接(二次試験)の合格基準スコアは460点/650点(得点率約70%)素点換算による合格点は23点 / 33点(得点率70%)です。

英検2級面接(二次試験)の合格率は80%程度です。

CSEスコアでの合格点

CSEスコアでの英検2級二次試験の合格基準スコアは、460点/650点(得点率約70%)です。

ちなみに、一次試験の合格基準スコアは1520点/1950点(得点率約77%)と、準2級や準2級プラスと同じくやや高めに設定されています。

試験対策に便利!素点での配点と合格点

素点換算による英検2級面接(二次試験)の合格点は、23点 / 33点(得点率70%)です。

目安として、7割程度得点できれば合格できるでしょう。

配分の内訳は、以下のとおりです。

英検2級 二次試験 合格点 2025

合格率

英検2級面接(二次試験)の合格率は80%程度です。

近年、英検協会による合格率の公式発表はありませんが、英検2級二次試験の難易度に大きな変更はないため、現在の合格率も80%前後で推移していることが想定されます。

関連記事:英検2級面接(スピーキング)・二次試験対策!ポイントや流れ【問題サンプルつき】
関連記事:英検®2級の合格点ライン・合格率は?レベル、一次試験・二次試験の勉強計画【高・中・小学生】
関連記事:英検®2級のレベルは?対策方法・合格点・勉強法・学習時間

英検®の面接(二次試験)で合格点を目指すためのコツ

英検の面接(二次試験)で合格点をとるためのコツは、「面接のシミュレーションを繰り返し、流れを掴んでおく」ことと「入室から退出までによく使われるフレーズを覚える」ことです。

面接のシミュレーションを繰り返し、流れを掴んでおく

英検の面接(二次試験)で合格点をとる1つめのコツは、面接のシミュレーションを繰り返し、流れを掴んでおくことです。

英検の面接の流れは、基本的にどの級でも同じです。

最初の挨拶から評価対象になるので、慌てず、減点を避けて対応できるように練習を積んでいきましょう。

学校や塾などで先生と模擬面接をするのが理想的です。

高度な英語力を持った先生であれば、アドバイスをもとに文法や表現だけでなくアティチュードも磨けます。

独学で英検対策に取り組んでいる場合は、回答を実際に口に出して練習するだけでも効果があります。

動画サイトの面接練習用動画や英検協会が公開する「英検バーチャル二次試験」などを活用して、本番を想定した対策に取り組んでみてください。

参考:バーチャル二次試験/バーチャルスピーキングテスト | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

入室から退出までによく使われるフレーズを覚える

英検の面接(二次試験)で合格点をとる2つめのコツは、入室から退出までによく使われるフレーズを覚えることです。

どの級でも、面接の質問や回答方法はパターン化されています。そのため、着目すべきフレーズや、回答の構成の型を頭に入れておきましょう。

たとえば受験者自身の意見を尋ねる質問では、次のフレーズが使われるケースが多くなっています。

  • 3級:What kind of ~ do you like?
  • 準2級・準2級プラス・2級:Do you think~?

このような質問には、以下の流れで回答しましょう。

  1. 自分の立場を表明する

「Yes.(はい)」「No.(いいえ)」「I agree.(賛成です)」「I disagree.(反対です)」

  1. 理由を2文以上で述べる

「A. Also, B.(別の理由を2つ並べる)」「A. B.(1つの理由を掘り下げる)」

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A.M先生

ESL club講師からのコメント

面接のシミュレーションを何度もすることで、本番での緊張を和らげることができます。また、自分の課題を発見できる練習方法なので、練習の際には必ず声に出して練習をしましょう。誰かに自分の答えを聞いてもらえない場合は、自分のスピーチを録音して復習してみましょう。

使い勝手の良いフレーズを覚えておくことは、面接時の安心感につながります。質問を聞き返したい時の「Pardon?」や「Could you say that again?」などのフレーズを覚えておくと、万が一質問が聞き取れなかったとしても落ち着いて会話ができるでしょう。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

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関連記事:ESL club の英検短期集中講座、開講!

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A.M先生

ESL club講師からのコメント

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