英検リスニングのコツ・勉強法対策まとめ|これさえ読めば何もいらない!(5級・4級・3級・準2級・2級・準1級)

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こんにちは。英語を教えない英語塾『ESL club』です。

「英検リスニング問題の解法のコツを知りたい…」
「英検リスニングの勉強法がわからないから具体的にやり方を教えてほしい…」

そのようなご要望にお答えして、ESL clubは英検5級、4級、3級、準2級、2級、準1級リスニングの「対策」と「勉強法」を公開してきました。

本記事は英検リスニング対策と勉強法のまとめ記事です。
また、小学生の英検対策でリスニングが重要な理由や、どの級でも共通する過去問・参考問題を活用した対策方法についても紹介しています。
是非、英検リスニング対策にご活用ください!

下の目次で「対策や勉強法を見たい級」をクリックしてください!

小学生の英検対策はリスニング重視の勉強法が効果的

小学生の英検対策に力を入れる英語塾「ESL club」では、リスニングに重点を置いた指導を実施しています。
その理由は次の2つです。

  • すべての問題に手をつけやすい
  • 小学生はリスニングの基礎力を高めやすい

それぞれ解説していきます。

すべての問題に手をつけやすい

リスニングは、音声のスピードにあわせて回答していくテストです。
そのため、リーディングのように「時間が足りなくて最後まで解けなかった」となりにくいことが魅力です。

また問題文や選択肢の長さも、リーディングよりリスニングの方が少なくなっています。
試験時間に関しても、リーディングとライティングは級が上がるごとに伸びていく傾向にあり、2級では85分におよびます。
しかし、リスニングは級が上がっても約20〜35分と短めです。
そのため、比較的集中力が持続しやすいのもポイントです。

小学生はリスニングの基礎力を高めやすい

日本語でも英語でも、音声を聞いたときはまず音を認識してから意味を理解します。
そのため、リスニングのスコアを伸ばすには、まず英語の音を聞き取る力が必要です。

じつは、英語の音をキャッチする能力は、大人よりも子どものうちの方が伸びやすくなっています。
そのため、小学生のうちに大量に英語の音声をインプットしていくことで、リスニング技能をスピーディーに高められる効果があります。

英検対策を通して小学生の段階で身につけたリスニング技能は、英語基礎力として中学生以降の英語学習にも役立つでしょう。

関連記事:【小学生の英検対策】リスニング重視の勉強法が最も効果的である理由とは!?

基本的な英検リスニング対策の流れ

流れ

ESL clubでのリスニング対策は、次の流れで実施しています。

  1. 過去問や参考問題を解いて、スコアを記録する
  2. スクリプトを読んで英文の内容を理解する
  3. 音声を流しながら「シャドーイング」に取り組む

それぞれ詳しく紹介します。

過去問や参考問題を解いて、スコアを記録する

まずはリスニングの過去問や参考問題を解き、採点してみてください。
現時点での実力を測ることが目的ですので、本番に近い状態で望みましょう。

ただし、はじめて英検にチャレンジするときは、いきなり全問通して解くのが難しいかもしれません。
その場合は、大問単位で解くのがオススメです。

採点後は、今後の成長度合いを把握するためにも、点数を日付とあわせて記録しておいてください。

スクリプトを読んで英文の内容を理解する

過去問や参考問題の解答に含まれている英語音声の書き起こしが、「スクリプト」です。
ESL clubでは一度解いたリスニング問題も、スクリプトを活用した対策に活用しています。

スクリプトを活用したリスニング対策では、まずリーディング問題のように英文を読み進めていきます。
そのなかで、わからない単語や文法があれば印をつけたあと、和訳を読んで意味を確認してみてください。
印をつけた単語の意味を覚えることで、語彙力を増やしていけます。

音声を流しながら「シャドーイング」に取り組む

シャドーイングとは、聞き取った音声と同じように発音することで、聞き取る力と発音する力を鍛える方法です。

リスニング問題を活用して、次の流れでシャドーイングの訓練をすることで、リスニング技能を高める効果があります。

  • STEP1:音声ありシャドーイング
    リスニング音声と同じ発音でスクリプトを読み上げます。
  • STEP2:音読
    STEP1で聞き取った発音を思い出しながら、音声は聞かずにスクリプトを読み上げてみてください。
  • STEP3:英文なしシャドーイング
    スクリプトを見ずに、音声と同じスピードで同じ発音を声に出していきましょう。

シャドーイングの詳しい方法を知りたい方は、下記のシートを参考にしてください。

関連記事:シャドーイングのやりかた

 

【級別】英検リスニング対策のコツ

英検各級のリスニング対策を効果的に行うポイントを紹介します。
各級について詳しく紹介している記事も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

英検5級リスニング対策

英検5級のリスニング問題は、中学1年生レベルの比較的やさしい内容が出題されます。
次の3つのポイントを押さえることでスコアアップを狙えるでしょう。

  • 【大問1】質問文の文頭だけ聞き取れば正解できる!
  • 【大問2】「最後に聞こえた選択肢」を選ぶだけで87%正解できる!
  • 【大問2・3】筆記試験の余った時間で、リスニング問題を先読みする!

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:英検5級リスニング対策|合格を手にするためのたった3つのコツ!
関連記事:英検5級リスニング勉強法|この学習法なら初めての英検も安心!

 

英検4級リスニング対策

英検4級のリスニングは中学2年生レベルと、5級よりやや難しくなります。
問題を解き進める際は、次の3つのポイントを意識してみてください。

  • 筆記試験の余った時間で、リスニング問題を先読みする!
  • 【大問1】1人目スピーカーの2回目の発言に集中!とくに文頭の疑問詞は必ず聞き取れ!
  • 【大問2・3】1回目の音声では「内容の大枠」と「質問」を、2回目の音声で「答え」を聞き取れ!

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:英検4級リスニング対策|たった3つのコツで合格点を獲得する方法
関連記事:英検4級リスニング勉強法|正答率9割を達成する学習法を大公開!

 

英検3級リスニング対策

英検3級のリスニングは、中学3年生レベルと言われています。
少し難易度が増すものの、対策方法は基本的に4級と同じで大丈夫です。

  • 選択肢の先読みで、何が問われそうかを予想する!
  • 【大問1】1人目スピーカーの2回目の発言に集中!とくに文頭の疑問詞は必ず聞き取れ!
  • 【大問2・3】1回目の音声では「内容全体」と「質問」を、2回目の音声で「答え」を聞き取れ!

詳しい解き方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:英検3級リスニング対策|3つのコツを押さえて合格点を勝ち取れ!

また、「英検3級リスニングの勉強法やオススメ教材が知りたい!」という方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

関連記事:英検3級リスニング勉強法|正答率90%を達成するための学習法を徹底解説!

 

英検準2級リスニング対策

英検準2級のリスニング問題は、高校中級レベルの難解な内容が含まれます。
しかし、3級までで身につけてきたリスニングの基礎があれば大丈夫です。

本番では、次の3つを意識しましょう。

  • 筆記試験の余った時間で、選択肢を先読みする!
  • 【大問1】1人目スピーカーの2回目の発言に集中する!
  • 音声を聞くときは和訳するのではなく、内容をイメージする!

詳しい解き方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:英検準2級リスニング対策|3つのコツを押さえれば合格点がとれる!
関連記事:英検準2級リスニング勉強法|確実に合格点をとるための効果的な学習法とは?

 

英検2級リスニング対策

高校卒業レベルに匹敵する英検2級のリスニングでは、スコアアップのために次のポイントが重要になってきます。

  • 選択肢を先読みして、本文と質問の内容を予想する(チャンスは2回!)
  • 音声を聞くときは和訳するのではなく、内容をイメージする
  • 正解がわからなくても粘らずに、次の問題の音声が始まったら適当に解答してしまう

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:英検2級リスニング対策|合格点を確実にとるための3つのコツ!
関連記事:英検2級リスニング勉強法|正答率8割以上を達成できるシャドーイング学習法とは?

 

英検準1級リスニング対策

大学生レベルの英語力が求められる英検準1級では、リスニングを解くコツは次の3つです。

  • 【全大問共通】選択肢を先読みする(大問1・2は内容の予想、大問3は条件のチェック)
  • 【全大問共通】音声を聞くときは和訳するのではなく、内容をイメージする
  • 【大問3】条件を頭に入れて、消去法で選択肢を消しながら音声を聞く

詳しい解き方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:英検準1級リスニング対策|3つのコツで合格点を勝ち取れ!
関連記事:英検準1級リスニング対策!合格点をとる3つのコツとポイントを解説

 

【FAQ】英検のリスニング対策に関するよくある質問

リスニング対策中も問題文は先読みした方がいい? 

英検対策時は最初から先読みするのではなく、本番までに先読みできる余裕があるくらいのスピードで解けるようになることを目標にするのがオススメです。先読みしないで解く方が難しいため、練習の成果も出やすくなるでしょう。

途中で音声のスピードについていけなくなったら? 

回答に迷っているうちに次の問題へと進んでしまった場合は、マークシートをどれでもいいので塗りつぶし、次の問題に移ることが重要です。マークシートを塗り忘れると、それ以降1問ずつズレたまま回答してしまうリスクがあります。実力がきちんと測れなくなる可能性が高いので、塗り忘れには注意しましょう。

まとめ

小学生は英語の音を聞き取る力を鍛えやすいため、英検対策ではとくにリスニングに力を入れるのがオススメです。

ただ過去問を解くだけでなく、シャドーイングを採り入れながら対策することで、より効果的にリスニング技能を高められます。

各級の英検リスニング対策記事を活用して、ぜひ英検合格を勝ち取ってください!

 

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