こんにちは、英語を教えない英語塾『ESL club』です。
英検2級のライティングは、準2級や3級のライティングと比べると記述する単語数も増え、題材もより専門的になってきます。さらに、2024年度からは要約問題も追加になったため、「難しそう」と不安に思う方も多いでしょう。
また、リーディングとリスニングのように選択問題ではないため、自己採点も難しく自分での対策がしづらい技能でもあります。
英検2級のライティングは、複雑な文法や単語を使うことを求められているわけではありません。そのため、テンプレートを覚えて対策するだけで、高得点を狙うことも可能です。
今回は、英検2級ライティングの試験内容や合格点の目安、合格点をとるためのコツ、簡単に取り入れられるテンプレートを紹介します。
目次
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英検2級ライティングの試験内容
英検2級の一次試験では、3級や準2級と同じくライティング問題が出題されます。
英検2級ライティングの問題構成は、要約問題と意見論述の2題です。それぞれの難易度、配点などについて見ていきましょう。
【大問4】要約問題
要約問題は、2024年度の英検リニューアルを機に追加になった問題です。英検2級の要約問題では、150語程度の英文を45〜56語に要約するよう求められます。
では、問題をみてみましょう。
●以下の英文を読んで, その内容を英語で要約し, 解答欄に記入しなさい。
●語数の目安は45語~55語です。
●解答は,解答用紙のB面にある英文要約解答欄に書きなさい。 なお, 解答欄の外に書かれたものは採点されません。
●「解答が英文の要約になっていないと判断された場合は, 0点と採点されることが あります。 英文をよく読んでから答えてください。
When students go to university, they usually go to the campus and take classes in classrooms with other students. However, there are other types of classes for students to take. Some of them take online classes from home without going to the campus.
What are some benefits of this? Online classes are helpful for students living far away from the campus because they do not need to travel for long periods of time. Moreover, in the case of recorded online classes, students can watch recorded classes over and over again so that they can understand the classes better.
However, some students may have problems with their computers or their Internet connection during online classes. This can make it difficult to take the classes smoothly. Also, if students do not go to the campus, they will have fewer chances to see each other face-to-face and talk to other students. Because of this, some students may feel lonely.
上記は、大学生のオンライン授業のメリットとデメリットについて記載した文章です。
メリットとして長時間の移動が必要ないことと、授業の録画データを繰り返し見て理解を深められること。デメリットとしてネットワークのトラブルが発生するリスクや、他の学生との交流する機会が減ることが挙げられています。
語数を3分の1程度に短縮してまとめなければいけないため、要点を把握する力が求められます。
くわえて、もとの文章で使われている表現をそのまま使ってしまうと、規定の語数に収まらない可能性があります。表現を変えつつ意味を損なわないよう記載するためにも、英単語の語彙力が必要です。
【大問5】意見論述
英検2級の意見論述問題は、準2級までと同じく問題用紙に書かれたトピックについての意見とその理由2つを記載する問題です。2級では、80〜100語で記載するよう指示されます。
準2級からの変更点は、問題用紙に理由を書く際に参考になる観点が3つ示されていることです。ただし、2級のライティングではこの観点に沿って書いても、別の観点で書いても構いません。
そのため、準2級から2級への変化は「解答の単語数が30〜40語ほど増えたこと」のみだと言えます。
では、問題をみてみましょう。
●以下の TOPIC について, あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。
●POINTS は理由を書く際の参考となる観点を示したものです。 ただし, これら以外 の観点から理由を書いてもかまいません。
●語数の目安は80語~100語です。
●解答は,解答用紙のB面にある英作文解答欄に書きなさい。 なお、解答欄の外に 書かれたものは採点されません。
●解答が TOPIC に示された問いの答えになっていない場合や, TOPIC からずれていると判断された場合は, 0点と採点されることがあります。 TOPIC の内容をよく読んでから答えてください。
TOPIC
In Japan, some people say that famous tourist sites, such as castles and temples, should limit the number of visitors. Do you agree with this opinion?
POINTS
●Cleanliness
●Local economies
●Reputation
関連記事:英検の新しい級「準2級プラス」とは?いつからはじまる?
「城やお寺のように、日本で多くの人が有名な観光地として挙げる場所は、入場人数に制限を設けるべきだ。あなたはこの意見に賛成しますか?」という質問に80語〜100語の英語で答えてください
という観光地の混雑に関する問題です。
日本語でも答えるのが難しい!と思ったのではないでしょうか。
このような質問に対して、自分の意見をまとめて英語で書く機会ってほぼ皆無ですよね。
「何から書けばいいのかわからない」という方でも大丈夫です。
こういう自分の意見を書くタイプの問題にはちゃんと書き方というものがあります。この書き方を知っているとの知らないのとでは、書きやすさが全然違います。
そのヒントは配点に隠されています。
ライティングの配点と合格目安
ライティング問題の採点はリーディングやリスニングの選択問題と違って、0点か満点の2択なわけではありません。
点数は内容、構成、語彙、文法の4つの観点から段階的に加算されます。
英検の採点基準や問題ごとのスコアは回ごとに異なっていて、どちらも公表されていません。
しかし、配点や合格基準スコア(CSEスコア)をもとに、合格目安を予測することは可能です。
英検では4技能それぞれに同じ点数が割り振られていて、2級の各技能への配点は650点です。そのため、1問あたりの配点は、325点だと言えます。
また、2級一次試験の合格基準スコア(CSEスコア)は、1950点中の1520点(約77%)で固定されています。
英検は4技能をバランスよく得点している受験者を評価する試験です。
合格基準スコアを参考に考えると、ライティングをはじめとする各技能の合格点は、650点の77%にあたる500点が目安と言えるでしょう。
英検2級の一次試験でライティング対策が重要な理由
一次試験直前の対策では、ライティングに力を入れるのをおすすめしています。
その理由は次の2つです。
- 他技能よりも1問あたりの得点が高い
- 「正しい英文を正しい構成で書く」ことができればOK
それぞれ解説していきます。
他技能よりも1問あたりの得点が高い
英検では、すべての技能で問題数を問わず同じ点数が割り振られています。
英検2級ではリーディングが38問、リスニングが30問ありますが、ライティングは2問のみです。
そのため、1問当たりの配点はライティングが圧倒的に高くなっています。
英検3級や準2級の試験対策をしてきた方ならよく知っているように、英検2級でもライティングの問題はパターン化されています。
問題は毎回同じ形式で出題されるので、しっかりと対策を行えば高得点が期待できます。
「正しい英文を正しい構成で書く」ことができればOK
ESL clubの英検対策では、1問1点として換算した「素点」を使って過去問を採点しています。
しかし、ライティングをリーディングやリスニングと同じく1点として換算してしまうと、実際の採点基準とは大きく離れてしまいます。
そのため、ライティングのみ1問に得点基準を複数設けています。
そうした理由からESL clubでは、英検2級の素点を一次試験全体で93点満点、ライティングは32点満点と設定しています。
ライティングの点数の内訳は次の通りです。
・内容4点満点(問題に対応した内容になっているか)
・構成4点満点(構成が正しいか)
・語彙4点満点(適切な単語が用いられているか)
・文法4点満点(適切な文法が用いられているか)
これまでの英検2級の合格ラインが60%前後ということを考えると、ライティングでは10点を取ることが最初の目標となります。
そこで狙う得点の内訳としては
・内容3点
・構成2点
・語彙2点
・文法2点
といったところでしょうか。
どういうことかと言いますと、意識することはずばり、
「正しい英文を正しい構成で書く」
これにつきます。
「内容の論理的な整合性や主張の正しさ」にこだわりすぎたり、「難しい単語や凝った表現」は用いたりする必要がないということです。
たしかにこういうことを考えることも大切なので、余裕があれば追い求めるべきです。
しかしどのような内容が出題されるのかは、試験当日、問題用紙を開いてみるまでわかりません。
さらに制限時間が限られており、あまり厳密に難しく考えすぎると逆に書けなくなってしまいます。
その前にできることとして、まずは簡単な英文でもいいので正しい英文で、また伝わるように正しい構成で書きましょう。これが基本戦略です。
関連記事:英検2級リスニングのコツと対策|合格点をとる3つの解き方
英検2級ライティングの要約問題で合格点を取るコツ
英検2級一次試験の大問4にあたる要約問題を解くポイントは、次の通りです。
- 1段落あたり1文で要約する
- ディスコマーカーで文ごとのつながりを作る
それぞれ解説していきます。
【コツ1】1段落あたり1文で要約する
要約問題の本文は、3段落で構成されています。そのため、1段落を1文15語程度にまとめることで、規定の語数(45語~55語)に沿った要約文を作成できます。
それをふまえて、過去問の回答例を見ていきましょう。
■1段落目
When students go to university, they usually go to the campus and take classes in classrooms with other students. However, there are other types of classes for students to take. Some of them take online classes from home without going to the campus.
(大学生が大学に通うとき、通常はキャンパスに行き、他の学生と一緒に教室で授業を受けます。しかし、学生が受けられる授業には他の種類もあります。一部の学生は、キャンパスに行かずに自宅でオンライン授業を受けています。)
→ Some students take online classes instead of going to the campus.
(キャンパスに行かずにオンラインで授業を受ける学生もいます)
■2段落目
What are some benefits of this? Online classes are helpful for students living far away from the campus because they do not need to travel for long periods of time. Moreover, in the case of recorded online classes, students can watch recorded classes over and over again so that they can understand the classes better.
(このような授業にはどのような利点があるのでしょうか。オンライン授業は、キャンパスから遠く離れた場所に住む学生にとって便利です。なぜなら、長時間の移動が必要ないからです。さらに、録画されたオンライン授業の場合、学生は録画された授業を繰り返し見ることができ、授業内容をより深く理解することができます。)
→ Online classes have benefits, such as saving travel time and improving students’ understanding through watching recorded classes repeatedly.
(オンライン授業の利点は、移動時間を節約できることや、録画された授業を繰り返し見ることで学生が理解を深められることです)
■3段落目
However, some students may have problems with their computers or their Internet connection during online classes. This can make it difficult to take the classes smoothly. Also, if students do not go to the campus, they will have fewer chances to see each other face-to-face and talk to other students. Because of this, some students may feel lonely.
(しかし、オンライン授業中にコンピューターやインターネット接続に問題が発生する学生もいるかもしれません。これにより、スムーズに授業を受けることが難しくなることがあります。また、キャンパスに行かなければ、他の学生と直接会って話す機会が減るため、一部の学生は孤独を感じることがあるかもしれません。)
→ However, some students may have computer problems and feel lonely because they do not meet other students directly on campus.
(しかし、PCでトラブルが起きたり、キャンパスで他の学生と直接会わないため、孤独を感じたりする学生もいるかもしれません)
まずは本文を読みながらポイントになりそうな名詞や動詞、接続詞などに印をつけていきましょう。
次に、短く言い換えられる表現は調整します。たとえば2段落目の「watch recorded classes over and over again」を「watching recorded classes repeatedly」に変換する、といった作業です。
こうした手順で文章として組み立てていくことで、スムーズにまとめやすくなります。
【コツ2】ディスコマーカーで文ごとのつながりを作る
要約文には、本文の構造も盛り込む必要があります。そのためにも、本文を素読みしながら、構成を素早く正確に把握することが大切です。
そこで便利なのが、ディスコマーカー(つなぎ語)と呼ばれる表現です。ディスコマーカーには以下のようなものがあります。
- 順接・添加:therefore、in addition、additionally
- 逆接:however、but、although
- 対比:on the other hand
- 結論:as a result、in conclusion
たとえば前の見出しで紹介した過去問でも、3段落目の逆説を示す接続詞「However(しかし)」をそのまま流用することで、文章の構成を示しています。
ディスコマーカーを頭に入れておくことで、要約問題のスコアアップだけでなく、長文の速読力も高まるでしょう。
英検2級ライティングの意見論述で合格点を取るコツ
次に、英検2級一次試験の大問5にあたる意見論述を解くポイントを紹介します。
- 型にそって書く
- 自信のある単語・文法を用いて簡単でもいいので正しい英文を書く
- 論理的整合性を気にしすぎない(自分が思っていないことでもOK!)
まずはこの3つのポイントを抑えて「正しい英文を正しい構成で書く」ことを心がけて、10点を目指すところからはじめていきましょう。
【コツ1】型・テンプレートにそって書く
英語で自分の意見を書く際には「型」があります。
この型に沿って書くことで、わかりやすい構成となるのです。

なお( )内はあくまで目安であって、絶対これでなければいけないということではないです。
ポイントは
①最初にagree(賛成)/disagree(反対)をどちらか決めてはっきりと主張すること。
②2つの各理由について、それを支持する理由か具体例(自分の話でOK)を必ずつけること。
③「再主張」は主張を繰り返すが、全く同じ文ではなく、同等の内容を別の表現で書くこと。
具体例で見てみましょう。
(解答例はESLクラブの小学生生徒が作成した解答です。及第点ではありますが、まだ修正点があることをご容赦ください。)
[例題]
Today, many people spend their vacations overseas. Do you think the number of these people will increase in the future?
(ここんところ多くの人が海外で休暇を過ごすよね。こういう人って将来増えると思う?)
[解答例]
【主張】I think that the number of people that spend their vacations overseas will increase in the future. (17語)
There are two reasons.
【理由1】First of all, more people are interested in learning about different cultures. (12語)
【理由1を支持する具定例】For example, I read many books and watch many movies about different cultures, because they are interesting.(17語)
【理由2】Also, people have a chance to speak foreign languages overseas. (10語)
【理由2を支持する具体例】For instance, many students spend vacations overseas, so they can practice speaking a foreign language. (15語)
【再主張】Because of all the reasons above, I think that more people will spend their vacations overseas in the future.(19語)
この解答例が上記のポイント3つを満たしていることを確認してみてください。
いかがでしょうか?
型に沿って書くことのイメージがわいてきたのではないでしょうか。
実は、上記はある型(テンプレート)に沿って書いたもの。
このテンプレートはシンプルで使いやすく、かつ文字数も稼げるようになっている、非常に便利で強力なもの。
困ったら、これを使ってください!

このテンプレートの単語だけですでに24語あります。
あとは型にそってそれぞれの文をうめていくように、56語で6文つくる。
書ける気がしてきませんか?
【コツ2】自信のある単語・文法を用いて簡単でもいいので正しい英文を書く
問題の内容が難しいからといって、難しい言葉で意見を書く必要はありません。
むしろ
「難しい単語で複雑な文を書くと、逆にわかりにくくなってしまう」と思うぐらいがちょうどいいです。
簡単なものでいいので、極力自信のある単語、自信のある言い回しを用いて書くようにしましょう。
なお、実は前述の「型」のように、英語のライティングにおいてはちょっとした作法があります。
単語や表現についての作法
・同じ言い回しを使わないようにする
(最低限、連続する2文で同じ表現を使わないようにし、同義語等を用いて言い換えるようにすること。)
文法についての作法
・省略形(can’tやdon’t)は用いない
(ライティングでは省略形を用いないのが基本。can not/do notと略さず書く。字数稼ぎにもなりますしね。)
また文法については下記の点が多いミスとなりますので、注意しながら書いてみましょう。
- 時制のミス(基本は現在形で。時制の一致を忘れない)
- 数のミス(単数なのか複数なのか、特に代名詞と三・単・現のsに注意)
- 冠詞のつけ忘れ(a/an/theのつけ忘れに注意)
- Becauseではじまる不完全な文がある(becauseは接続詞であり、2文をつなぐもの)
意識しすぎて何も書かないのは本末転倒です。
まずは最後まで自分で英文を書いてみて、上記の視点から修正を入れて書き直してみましょう。
関連記事:英検2級の重要単語リストを紹介!覚え方とレベル診断テスト、おすすめ参考書を紹介
【コツ3】論理的整合性を気にしすぎない
書いている内容の正しさに注意しすぎて、何も書けなくなってしまう生徒がいます。
内容として間違ったことを書いてはいけないと悩み、日本語でも意見が出てこなくなってしまう。
そうなると英語でももちろん書けなくなってしまいます。
論理的な整合性が厳密に見られることはありません。
「そういう意見もあるよね」程度の意見で大丈夫です。
と考えて、とにかく意見を書きましょう!
- いかに幼稚な意見でも構わない。
(むしろ幼稚園児や小学生に自分の意見を話すことを想定したほうが英語は書きやすいです。) - 自分が思っていないことでも構わない。
(嘘でも全然OKです。書かないより書けたほうがよっぽどいいです。) - 一度立場を決めて書き始めたら、頭に浮かんでくる反論は無視する。
(書き始めたら構成の正しさと英文の正しさに集中します。)
ざっと考えてみて、2つ理由が書けそうなものが浮かんだ方の立場を取って、agree(賛成)/disagree(反対)を決めたらどんどん書きましょう。ただし英語としての正しさにはしっかり注意を払うことを忘れずにしましょう!
英検2級ライティングで使える決まり文句
ライティングでは回答で使える便利なフレーズを覚えておくことで、本番でもすばやく英作文を書けるようになります。
暗記しておきたい英検2級レベルの決まり文句をまとめましたので、ぜひライティング対策に活かしてください。
カテゴリ | ライティングで使えるフレーズ | 和訳 | |
---|---|---|---|
序論で使えるフレーズ | I agree / disagree that 〜 I agree /disagree with the opinion that ~ | 〜に賛成/反対します | |
I think / don’t think 〜 I think / don’t think it is a good idea that ~ | 私は〜だと思います/思いません | ||
結論で使えるフレーズ | In conclusion, To conclude, To sum up, Overall, In summary, | 結論として〜 | |
For these reasons, ~ | これらの理由により〜 | ||
Therefore, I agree with this opinion. I do not agree with this opinion. | 従って、この意見に私は賛成です/反対です | ||
理由の導入で使えるフレーズ | First, Firstly, | 1つ目の理由は~ | |
Also, | 更に | ||
Second, Secondly, | 2つ目の理由は~ | ||
話題の追加で使えるフレーズ | In addition to that, | 加えて | |
Another key point is, | もう一つの重要な点は | ||
It is also important to note that, | また、〜という点も重要です | ||
An additional factor to consider is, | 考慮すべき別の要素は | ||
On the other hand, | 一方で | ||
For example, For instance, | 例えば~ | ||
頻出語句の言い換えで使えるフレーズ | can | It is likely that ~. | 〜の可能性が高い |
be able to possible to | 〜できる | ||
if | in the event that | もし〜の場合には | |
to | in order to so as to | 〜するために | |
many | a lot of | たくさんの | |
For example, | For instance, | たとえば | |
As a result, | たとえば / その結果、〜 | ||
because | the reason why is that because of the fact that | 〜の理由は〜である | |
その他の覚えておきたいフレーズ | In other words, | 前の文の言い換え:言い換えると〜 | |
A leads to B. | A(原因)がB(結果)を引き起こす | ||
makes it easier for 人 to ~ | 人が〜するのを容易にする | ||
It is (often/ usually) difficult for people to ~ | 人々が〜するのは(しばしば/通常)難しい |
関連記事:英検2級のレベルは?対策方法・合格点・問題傾向・学習時間を解説
英検2級ライティング対策の注意点

ライティングは採点が非常に難しい技能です。
リーディングやリスニングはすべて選択問題で、正解が明確に決まっています。
一方で、筆記問題であるライティングは、文法や単語を正しく使えているか、問いに対して適切な内容の回答を書けているかなどの要素から採点する必要があります。
ライティングの自己採点では、「自分が正しい英語を使えているか」を自己判断しなければなりません。
スペルの間違いは辞書などで簡単に調べることも可能ですが、文法や内容の正誤を自分で気づくことは難しいでしょう。
そのため、ライティングの添削は、しっかりしたライティングスキルを持った人に依頼するのをおすすめします。
間違いを指摘してもらって、試験当日に同じようなミスをしないよう学習することが、ライティング上達の近道です。
ESL clubでは、英検が国際基準であるCEFR(セフィール)に対応した英語4技能試験に生まれ変わったことから、英検をベースにした将来役立つ英語力を伸ばすカリキュラムをバイリンガル講師のサポートのもと実施しています。将来世界でイキイキと活躍する人になりたくて、英検を学んでいる方にぴったりの英語塾です。
気になる方はぜひ無料体験レッスンにお越しください。
英検2級ライティングについてのよくある質問

英検2級のライティングに関する疑問・質問をまとめました。
英検2級ライティングで満点を取るには?
ライティングの採点に用いられる4つの観点で減点されないよう解答を作成することで、満点に近づけます。
それぞれの観点で高評価を得られるポイントは、次のとおりです。
- 内容:質問に応じた自分の意見と、その理由をはっきり記載する
- 構成:接続詞などを使って、論理的な構成・流れにする
- 語彙:文脈にあったさまざまなバリエーションの英単語・熟語を使用する
- 文法:さまざまなバリエーションの文法を正しく使用する
英検2級ライティングの減点対象は?
質問の主旨を捉えていない解答をしていると、すべての観点で0点と採点される可能性があります。
また、構成が論理的ではなかったり、単語や文法を間違った用法をしたりしていると、減点対象になってしまいます。くわえて、同じ表現や単語を何度も繰り返し使用していると減点対象になるリスクもあるため、言い換えに便利なフレーズを暗記しておきましょう。
英検2級ライティングのルールは?
要約問題は3つの段落からなる150語程度の英文を、45〜56語に要約することがルールです。
意見論述問題では、トピックについて主張とその理由2つを記載することがルールで、語数は80〜100語程度におさめるよう求められます。
英検のライティングでインデント(字下げ)は必要?
一般的な英文では5文字分程度のインデントを設けますが、英検のライティングでは必要ありません。そのため、行の先頭は揃えて書いて大丈夫です。
まとめ

まとまった意見を英語で書く機会がほとんどないと、何を書けばいいのかわからないですよね。また問題の内容から難しく考えてしまいがちです。
今回の記事を参考に「正しい英文を正しい構成で書く」ことを意識して、どんどん練習してみてください。
ESL clubではただ英検に受かるのではなく、英語で自分の意見を話せる・書けるように指導しております。
英検の学習でお困りの方は、ESL clubにご相談ください。英検1級、TOEIC900点以上のバイリンガル講師によるマンツーマンレッスンやセミプライベートレッスンを実施します。
一人ひとりに最適な英語教育のご提供を行っています。
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