- 輪読ゼミ
最新文学書評「教育」(遠野遥)(ネタバレ有り)
遠野遥氏について 28歳で「破局」で芥川賞受賞、それ以前の処女作「改良」でも賞を受賞している。 その彼の三作目が奇妙な学園を舞台にした「教育」である。 作風 本人曰く連続性は「意識してない」そうだが、「破局」と「教 […] - 輪読ゼミ
最新文学書評「くるまの娘」(宇佐見りん)(ネタバレ有り)
宇佐見りん氏について 「推し燃ゆ」で弱冠21歳にして芥川賞を受賞。 前年の三島賞「かか」に続いての受賞であり、同じようなものしか書けないのではないかという懸念もあったが、無事芥川賞を受賞。同期受賞には「改良」や「破局 […] - 輪読ゼミ
大人向け輪読ゼミ
大人向け輪読ゼミ開講のお知らせ 輪読ゼミ責任者の荻野です。 さて本ゼミでは、大人向け(保護者向け)ゼミも開講しております。 これまで名前だけは大学で聞いたことがあるが実際に読んだことはなかった、知っているけれど原典に触れ […] - 輪読ゼミ
小学校の国語教育
小学校の国語教育 荻野です。 一般に小学校の国語教育では綺麗に文章を音読することに価値が置かれているようですが、これはあまり関心しません。 本来重要なのは意味が取れることであり、音読することはその手段です。 手段が […] - 輪読ゼミ
子供にとっての母国語と外国語
子供にとっての母国語と外国語 荻野です。 一般にグローバリズムの中で生き残るには英会話能力が必要だと言われていますが、厳密にはそうではありません。 階級社会の欧州ではそれを測る上での「教養」の有無が重要であり、英会 […] - 輪読ゼミ
子供と古典を読む意義について
子供と古典を読む意義 輪読ゼミ責任者の荻野です。 一般には子供には、その「発達段階」に合わせ児童書などを与える傾向にあると思います。しかし実は、これでは知的好奇心は育ちません。 自分の手では少し届かなそうな、少し難 […] - 輪読ゼミ
古典の重要性について
輪読ゼミ責任者の荻野です。 さて、一般に世間では新しい本が出たらそれを即座に読む、新しく出てきた議論に即座にキャッチアップするのが重要と思われています。 しかし、実はそれらの議論は、「古典的地層」を踏まえた上でない […] - 輪読ゼミ
入門書のご紹介
荻野です。 古典に直接触れる場合、入門的な研究書で要約を把握しておくことは挫折を防ぐのに有効です。以下、軽く読むことのできる、しかし歴史的に古典的価値のある研究書や入門書をご紹介いたします。 主に新書から、本格的研 […] - 輪読ゼミ
子供と読書について
子供と読書 荻野です。 子供のうちに「深い」読書をすることは、生涯に渡った思考力を身につけるのに必須です。読書習慣があれば必ず思考力が身につくわけではありませんが、必要条件であることは確かであろうと思います。 読書習 […] - 輪読ゼミ
わたしの専門 シュミットについての小論文
わたしの専門 実は、わたしの専門はカール・シュミットなのですが、シュミットについて書いた雑文をここにあげようと思います。ご笑覧ください。 出世・学問・操作性 ~カール・シュミットとその「学問的誠実性」~ 20世紀前半 […]