小学校の国語教育
荻野です。
一般に小学校の国語教育では綺麗に文章を音読することに価値が置かれているようですが、これはあまり関心しません。 本来重要なのは意味が取れることであり、音読することはその手段です。
手段が目的化する例は小学校教育では多々見受けられ、例えば円周率の暗記や掛け算の順番などもその一つと言えます。本来何かの目的のためにルールは形成されるのですが、ルールができた途端、ルールを守ること自体が目的化されます。
優れた法解釈も、立法趣旨を踏まえたものでなくてはなりません。趣旨を踏まえルールの適用射程を伸縮することが解釈に必須なのです。
- この記事を書いた人
- 荻野 智明
駒場東邦中に進学。トップ学生だったが、物理と化学に嫌気がさし、医師である両親と同じ職に就くことにも嫌気がさしたため、私大医学部を蹴って東大に後期で入学。
人間に関わる人文系への興味が根本にあったため、哲学と法学を学ぶ。好きに学問を追求し、中国の占いを2年間独学し、今に至る。
・2006年 駒場東邦入学
・2012年 東京大学文科一類入学
・2018年 国家総合職経済区分合格
・2019年 東京大学法学部卒業