英検そして世界へ。英語が導いてくれた未来とは?ーESL clubで働く梶玲菜さんの場合

「英語を自由に使いこなし、世界でも活躍できる人になる」その夢をかなえる場所が、ESL clubです

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英語を教えない英語塾「ESL club」で授業のカリキュラム作成やバイリンガル講師の採用、研修などを担当している梶 玲菜(かじ れな)さんに、英語との出会いやESL clubについてお話をお聞きしました。

「ESL clubは私の人生そのもの!」と目を輝かせて語る梶さんの人生ストーリーをご紹介します。

 

小学4年生で英検に出会って英語も、人生も大きく変わった

―まずは、梶さんの英語歴について簡単に教えてください。

親のすすめで5歳から英語教室に通っていました。私の英語に対する意識が大きく変わったきっかけは、小学4年生で英検に出会ったことです。学年毎に級を上げ、6年生で英検3級を取得しました。英語力がどんどん上がり、目標達成していく感じがとても楽しかったんです。

 

小学6年生の時には、留学したい!ネイティブになりたい!と思っていました。その後、高校、大学、社会人でそれぞれ1年留学をしています。

 

―「小学生で留学したい!ネイティブになりたい!」って目標を持つなんて素敵ですね。実際、高校で留学してみてどうでしたか?

高校留学はカナダに行ったのですが、とても楽しかったです。でも、1年ではなりたい自分になれなくて。もどかしさの方が強かったです。だから、大学でもう1回留学したいと思いました。そこで高校、大学とずっと英語を勉強していました。

 

―大学時代の留学はどうでしたか?

大学で1年間、カナダに行きました。この留学で自分の英語に自信を持ちました。日本語で話す自分の口調、性格などを英語でもそのまま表現できるようになったんです。ずっとネイティブになる事が目標だったけど、この留学で私の中でネイティブの概念がなくなりました。自分は自分でいい、自分が満足いくように表現できればいいと気が付いたんです。

 

ESL clubは私の人生そのもの

 

―梶さんは、どうしてESL clubで働くようになったのですか?

就職していろいろ経験した後、アメリカ国務省のフルブライト奨学金制度を使って社会人留学をしました。ESL clubのことは、帰国後、就職活動をしている時に知りました。

 

当時のESL clubのホームページに「小学生で英検2級、そこから世界へ」というキャッチコピーがあって。小学生から英検を受け、そこから海外に出て、気づきを得た—そんな私の人生をそのままサービスにしている!と感じました。

 

さらに、これからの社会で生きていく力を子どもたちに身につけてもらうための教育サービスを提供していきたいと聞き、ここで働きたいと強く思いました。

 

―「ESL clubは自分の人生そのもの」と感じ、そこで働けるなんて運命的ですね。

そうですね。働いていてすごく楽しいです!でも、今こうして充実して働けるのは、今までの人生というか、経験があるからこそだとも思っています。

 

新卒で大手IT企業に就職したのですが、入社後は希望していなかった、腑に落ちていない仕事内容を、淡々となんの感情もなしにこなす日々でした。

 

長時間労働で体力的に追い詰められていることに加え、地方配属だったため、精神的にもいつも気を張り詰めていることに、ある日気づいたんです。

 

今思えば、あの頃は自分が何をしたくて、どう社会に役立つのか、明確な自己分析ができていなかったのかもしれません。

 

―それで東京に戻って、転職活動をされたのですね。その後はどのようなお仕事をされたのですか?

自分の人生に大きな影響を与えたのは英語との出会いであり、留学であったことに気づいたんです。そこで、より多くの人に留学の機会を提供したいと思い、留学エージェントに転職しました。仕事自体はとても充実していましたし、楽しかったです。

 

しかし、仕事をしているうちに、もっと根本的に教育に携わりたい、教育の勉強をしたい、と思うようになりました。そのタイミングで同僚に、アメリカの大学生に日本語を教えるプログラム、米国国務省のFLTAプログラムをを教えてもらい、応募を決意しました。運良く内定をいただくことができ、1年間、アメリカの大学で日本語を教えることになったんです

 

 

―アメリカで教壇に立ってみてどうでしたか?

とても大変でした。アメリカ人への日本語の教え方を一から勉強しました。空き時間には、教育学などの授業もたくさん受けましたね。アメリカの教育システムや教育心理学子どものモチベーションの上げ方などを、アメリカ人とディスカッションしながら勉強する機会にも恵まれました。教育はとても面白いと思ったけれど、同時に、先生ってすごく難しいとも感じました。

 

―教えることのおもしろさと難しさを知ったわけですね。それで帰国後はどうされたのですか?

自分が何をしたいのかを、改めて考えてみました。教壇に立って影響を与えられるのは、担当する数十人の生徒(学生)だけです。もっとたくさんの子どもたちに影響を与えられることがしたい、そのために、日本の英語教育にプラスアルファで提供できるサービスを作ってみたいと思うようになりました。そこで、教員ではなく、民間で教育に携わる道を選んだんです。

 

世の中、子どもたちに対して何ができるのか。ESL clubでしかできないこと、私にしかできないことを実現したい

―導かれるようにESL clubに辿り着いたんですね。実際、ESL clubで働いてみてどうですか?

新しく始まるディベートコースの準備や他にも並行して複数のプロジェクトがあるので、すごく忙しい日々ですが、とても楽しく働いています。社員や外部のエキスパートなどたくさんのプロジェクトメンバーがいて、表現の仕方は違うけれど、皆、ESL clubを通じて世の中、子どもたちにどうなってほしいのかを真剣に考えて仕事していると感じます。

 

メンバー間の議論は、時に、思いが高まって壮大な話になることもありますが、「それ、壮大すぎ!」って笑って突込める環境で、それはとてもいいなと思っています。あとになって「あの人あり得ないよね…」って陰口をたたくようなことはなく、皆がそれぞれの意見を認めあって尊重しあっている雰囲気で、すごくオープンな環境です。

 

 

―お互いに高め合ってお仕事をされているんですね。今、準備されている英語ディベートコースについても教えていただけますでしょうか。

英語ディベートで身につくのは、英語力だけではありません。自分の意見をちゃんと伝える、相手の意見を聞く、否定するのではなくまずは受け入れる、人として尊重する、新しい視点に気づく。普通の生活していたら中々身につかない部分を、ディベートを通じて提供できると思っています。

 

ディベートは、自分が子どもの頃にやりかったですね。。時間を巻き戻すことはできませんが、そう思えるサービスを提供できることが純粋に嬉しいです。

 

―ESL clubで働くうえでの課題や悩みはありますか?

様々な分野のエキスパートと一緒に仕事をさせていただいていてすごく新鮮な部分もありますが、だからこそ、それぞれの思いを共有するのが難しい面もあります。例えば、社員が決めたことを全メンバーにどう伝え、共有していくかはまだまだ模索中です。

 

これは、バイリンガル講師でも同じことが言えます。生徒と接するのは講師です。講師から生徒、そして保護者に、英語だけでなく、ESL clubの理念や思いを伝えていくには、講師を巻き込んでいくことが重要です。ここが私の今後の課題の一つだと思っています。

 

 

―最後に、英語に対する思いや今後のESL clubについて教えてください。

私の人生に英語や留学は欠かせないもので、人生を大きく変えたものでした。子どもたちには、英語をプラスアルファのものとして身に付け、自分を最大化するツールとして使って欲しいと思っています。

 

例えば、ESL clubの英語塾は、一つの「方法」だと思っています。ディベートレッスンも一つの「方法」です。方法は違っても、私たちが目指しているところはひとつ。教育で、たくましくしなやかな子どもを育み、もっといい世界をつくっていけたらいいな、と思っています。

 

働く場所という視点でいうと、ESL clubは常に新しい情報が入ってくるし、目標が見つかりやすい環境です。各分野のエキスパートがいるので、そこからまた新しい何かが起こっていくだろうなと、ワクワクしています。

 

―「みんな、ESL clubを通じて世の中、子どもたちをどうしたいのかを真剣に考えて仕事している」 梶さん、ESL clubの熱い思いが伝わるお話ありがとうございました。今後のESL clubの展開が楽しみです。

 

(聞き手、執筆:辰巳華世)

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