【本記事は、こんな疑問をお持ちの方にオススメです!】
・「英検準1級に出る単語って、どのくらい難しいの?」
・「今の自分の単語レベルで英検準1級に合格できるの?」
・「英検準1級の単語をまだ覚えきれていない…。そんな中、英検本番直前には何を優先して勉強すべき?」
「英検準1級を受けよう!」と思い立った受験者の多くが疑問に思うのが、「英検準1級の単語ってどのくらい難しいの?」という点です。
英検は級が上がるにつれて、合格に必要な単語数も多くなっていきます。
そして、英検合格のためには、目標とする級の単語をしっかり覚えることが必要不可欠です。
つまり、「英検準1級に合格できるかどうか」は「英検準1級レベルの単語を十分に知っているかどうか」にかかっているということです。
本記事では、「現状の語彙力で英検準1級合格が狙えるかどうか」がわかるよう、英検準1級単語テストができるようになっています。
単語テストの最後には、結果に応じた学習アドバイスも載せています。
ぜひ、ご自身の単語レベルを把握し、英検準1級合格に向けて効率良く学習を進めてください。
目次
こちらもあわせてご覧ください
2024年度第1回試験から、英検の問題形式がリニューアルされています。
最新の情報を参考に、英検対策を進めていくことをおすすめします。
詳しくは英検の問題形式変更についてまとめた記事をご確認ください。
【英検準1級単語テスト】やり方
まず、テストのやり方を説明します。
① 紙と鉛筆を用意します。
② あらかじめ、問題番号(1)〜(45)を紙に書いておきます。
③ タイマーで4分をセットします。
④ タイマー開始と同時に、下の「【英検準1級単語テスト】問題」の英単語を見て、順々に日本語の意味を書いていきます。
回答時間が4分ということは、1単語あたり約5秒程度で日本語を書いていく必要があります。悩んでいたら時間内に終わりませんので、わからないものはどんどん飛ばして回答していきましょう。
※「答え合わせのやり方」は後ほど説明します。
では、やってみましょう!問題はパート1からパート3まで、各15問ずつの合計45問になります。
【英検準1級単語テスト】問題
【パート1】
(1) enforce
(2) alter
(3) exceed
(4) eliminate
(5) prohibit
(6) revenue
(7) particle
(8) inception
(9) discomfort
(10) captivity
(11) noble
(12) faulty
(13) bulky
(14) arrogant
(15) cynical
【パート2】
(16) uphold
(17) stray
(18) preclude
(19) mingle
(20) herald
(21) tariff
(22) riddle
(23) persecution
(24) negligence
(25) ignorance
(26) upcoming
(27) straightforward
(28) ruthlessly
(29) mischievous
(30) hypocritical
【パート3】
(31) usher
(32) shudder
(33) reckon
(34) conform
(35) prosper
(36) blunder
(37) leverage
(38) proponent
(39) gratitude
(40) frenzy
(41) conspicuos
(42) blissfully
(43) customary
(44) docile
(45) perplexing
【英検準1級単語テスト】答え合わせのやり方
さて、回答時間が終了したので、次に答え合わせです。
採点基準は以下の通りです。
① 漢字間違いは正解とする
② だいたいの意味があっていれば正解とする
③ 各パートごとの点数を出しておく(パート1が8点、パート2が5点、パート3が2点、というように)
②についてもう少し詳しく説明します。
例えば、「give」の回答として「あげる」と書いたところ、答えは「与える」になっていたとします。
この場合、「あげる」も「与える」も、同じような意味のため正解とします。
(今回は、あくまで英検準1級を受ける上での単語力テストのため、厳密な和訳の違いは気にしなくてOKということです。)
【英検準1級単語テスト】解答
【パート1】
(1) enforce 施行する(せこうする)
(2) alter 変える(かえる)
(3) exceed 超える(こえる)
(4) eliminate 複雑にする(ふくざつにする)
(5) prohibit 禁止する(きんしする)
(6) revenue 収益(しゅうえき)
(7) particle 微粒子(びりゅうし)
(8) inception 初め(はじめ)
(9) discomfort 不快(ふかい)
(10) captivity とらわれの状態(とらわれのじょうたい)
(11) noble 高潔な(こうけつな)
(12) faulty 欠陥のある(けっかんのある)
(13) bulky かさばった
(14) arrogant 尊大な(そんだいな)
(15) cynical 懐疑的な(かいぎてきな)
【パート2】
(16) uphold 支持する(しじする)
(17) stray はぐれる
(18) preclude 妨げる(さまたげる)
(19) mingle 仲間に入れる(なかまにいれる)
(20) herald 到来を告げる(とうらいをつげる)
(21) tariff 関税(かんぜい)
(22) riddle 不可解な人(ふかかいなひと)
(23) persecution 迫害(はくがい)
(24) negligence 怠慢(たいまん)
(25) ignorance 無知(むち)
(26) upcoming 来るべき(きたるべき)
(27) straightforward 率直な(そっちょくな)
(28) ruthlessly 冷酷にも(れいこくにも)
(29) mischievous いたずら好きな(いたずらずきな)
(30) hypocritical 偽善の(ぎぜんの)
【パート3】
(31) usher 案内する(あんないする)
(32) shudder 身震いする(みぶるいする)
(33) reckon 思う(おもう)
(34) conform 従う(したがう)
(35) prosper 繁栄する(はんえいする)
(36) blunder 大失敗(だいしっぱい)
(37) leverage てこの作用(てこのさよう)
(38) proponent 支持者(しじしゃ)
(39) gratitude 感謝(かんしゃ)
(40) frenzy 激高(げきこう)
(41) conspicuos 目立つ(めだつ)
(42) blissfully 至福に(しふくに)
(43) customary 習慣的な(しゅうかんてきな)
(44) docile 従順な(じゅうじゅんな)
(45) perplexing 混乱させる(こんらんさせる)
【英検準1級単語テスト】レベル診断と英検本番に向けた学習アドバイス
答え合わせを済ませ、各パートの点数が出たら、あなたの正答率が次のどのレベルに当てはまるかを確認しましょう。
【英検準1級単語レベル4】パート1、パート2、パート3の全てが10点以上だった
レベル4のあなたは、英検準1級レベルの単語も十分に覚えることができています。
リスニングやリーディングの読解問題に出る単語はもちろん、英検準1級大問の中でも最も単語レベルが高い、リーディング大問1の単語問題についても高得点が狙えます。
英検本番に向けては、単語を覚える時間以上に、過去問の演習に時間を費やし、リーディング、リスニング、ライティング全体のレベルアップに努めましょう。
もし、英検直前であれば、単語学習は単語帳ではなく、過去問に出てくる知らなかった単語の意味を確認するだけで十分です。
ただし、もし英検本番がまだだいぶ先の場合は、少なくとも月に1回程度は英検準1級レベルの単語帳に目を通しましょう。
あまりに長い期間単語学習を怠ると、英検準1級レベルの単語を忘れてしまう可能性があります。
【英検準1級単語レベル3】パート1、パート2は10点以上だったが、パート3は10点未満だった
レベル3のあなたは、英検準1級レベルの単語を良く学習できていますが、一方で、難易度の高い単語はまだ覚えられていないようです。
リスニングやリーディングの長文読解問題ではわからない単語はあまり出てきませんが、最も単語レベルが高いリーディング大問1の単語問題では苦戦が強いられるでしょう。
しかし、リーディング大問1の正答率が6割程度だったとしても、他の大問でしっかりと点数が取れれば英検準1級には合格が可能です。
→詳しくはこちら:【英検一次試験】合格点と時間配分を公開!2018年度最新版!
もし英検直前であれば、単語学習ではなく、読解問題やリスニング、ライティングの問題演習に時間を割き、全体の点数アップに励みましょう。
リーディング大問1にはあまり重きを置かずに、別の大問でしっかり点数を取り合格を狙っていくほうが得策です。
一方、まだ英検本番が数ヶ月先といった場合は、英検準1級レベルの単語帳を用いて計画的に語彙力強化に励みましょう。
この時、難しい単語を優先して学習するために、英検準1級の単語帳ではなく、英検1級の単語帳を使うのも1つの手です。英検準1級のリーディング大問1には、英検1級レベルの単語も出題されることがよくあるからです。
【英検準1級単語レベル2】パート1は10点以上だったが、パート2、パート3は10点未満だった
レベル2だったあなたは、英検準1級の単語学習はもう少し努力が必要です。
英検準1級のうち、単語レベルが比較的簡単なリスニングについてはわからない単語はあまりないかもしれませんが、リーディングでは単語がわからずに正答率が低くなってしまっているのではないでしょうか。
もし英検直前であれば、一旦の目標はリーディングの中でも、特に長文読解問題に出てくる単語レベルの強化に置くべきです。
最も単語レベルが高いリーディング大問1の単語力を身につけるのは、本番まで十分な時間ないため難しいでしょう。
ですので、リーディング大問1よりも、長文読解問題やリスニングに出てくる単語力強化に励みましょう。
一方、英検本番までまだ時間がある場合は、英検準1級レベルの単語帳を用いて計画的に語彙力強化に励んでいきましょう。
少なくともリーディングの長文読解問題でわからない単語がなくなってくると、英検準1級合格がグッと近づいてきます。
【英検準1級単語レベル1】パート1、パート2、パート3の全てが10点未満だった
レベル1だったあなたは、まだまだ英検準1級で満足いく点数がとれていないのではないのでしょうか。
その原因の一つが単語力にあることは明らかなようです。
もし、今が英検直前であれば、今回の受験目的を「合格」ではなく、「試験慣れ」と「現状レベルの把握」に置き、1点でも多くの点数が取れるように学習していきましょう。
そして、今回の英検が終わった後、その次の回の英検に向けて、長期的な単語力補強の学習計画を組みましょう。
英検準1級レベルの単語帳をコツコツと継続して学習してくことが、合格への一番の近道になります。
現状の単語レベルを把握し、計画的に英検準1級の単語を学習していこう。
いかがだったでしょうか。
今回は英検準1級の単語テストをお届けしました。
現状のご自身の単語レベルを知り、本番直前まで何を優先して学習すべきかも把握できたのではないでしょうか。
もし英検準1級の対策をしていく中で、
「英検準1級の単語がどうしても覚えられない…」
「英検準1級の単語は完璧なのに、未だ合格できない…」
「単語はまだ覚えきれてないんだけど、何としても次回の英検で準1級に受かりたい!」
といった方は、是非一度、私たちESL clubにご相談ください。
「英検準1級の単語がどうしても覚えられない…」という方は、単語の覚え方に問題があるのかもしれません。
単語を覚える正しい方法をご存知でしょうか?それを知っているか知らないかで大きな差が出てきます。
「英検準1級の単語は完璧なのに、未だ合格できない…」という方は、単語力ではなく、別の技能に問題が隠れています。
確かに英検合格に単語学習は必要不可欠ですが、それだけでは合格できないのも事実です。単語だけではなく、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングといった英語4技能全体の対策をしていく必要があるのです。
「単語はまだ覚えきれてないんだけど、何としても次回の英検で準1級に受かりたい!」という方は、単語力がない中でやるべき学習戦略をとる必要があります。
単語を覚えきれていないからといって、本番直前もひたすら単語帳に取り組むだけだと効率が悪いのです。
こういった生徒一人ひとりの現状に合った学習プランを、個別の学習相談と体験レッスンを通してご提案します。
ESL clubでは、小学生から高校生まで、英検対策が可能です。
→小学生で英検2級にも合格できるESL club小学部はこちら
→英検、TOEFLから英語難関大学受験まで対策できるESL club高校部はこちら
どんな些細なご相談でも大歓迎です。是非、お気軽にご連絡ください。