英検®準2級プラス二次試験対策!面接の流れや落ちる原因・攻略法を紹介

アイキャッチ 英検 準2級プラス 二次試験対策

目次

「英語を自由に使いこなし、世界でも活躍できる人になる」
その夢をかなえる場所が、ESL clubです

  • 英語を学習してみたものの、伸び悩みを感じている
  • 英検に合格するために、効率的な学習方法や対策をプロに見てほしい
  • 本質的な英語力を身に付けたい

そう感じているなら、ESL club で英語を学んでみませんか?
ESL clubは、一人ひとりに合わせた専用カリキュラムを、英検1級や海外滞在歴を持つバイリンガル講師が指導する英語塾です。

英検®準2級プラスの二次試験で合格するためのコツは、面接の流れや頻出質問に対する回答の「型」を知り、練習を重ねることです。

この記事では、英検準2級プラスの面接・二次試験を会話実例つきで詳しく解説します。二次試験に落ちる原因と対策、おすすめの勉強法、押さえておきたい裏ワザのほか、合格対策に使える練習問題も紹介します。

注意すべきポイントを押さえて、英検準2級プラス面接・二次試験の合格を目指しましょう。

英検®準2級プラスの面接・二次試験とは

公益財団法人日本英語検定協会による英検®(実用英語技能検定)準2級プラスの二次試験では、面接形式での英語のスピーキングテストが行われます。二次試験の対象者は、一次試験(筆記試験)の合格者です。

ここでは、英検®準2級プラスの面接・二次試験の基本情報を解説します。

  • 試験内容・問題形式
  • サンプル問題
  • 出題されやすいトピック・質問例
  • 合格点・配点
  • 評価基準

参考:準2級プラスの試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

関連記事:英検®準2級プラスはいつから?詳細・レベル・対策方法

試験内容・問題形式

英検®準2級プラスの面接・二次試験は、受験生1名に対し、面接官1名で実施される個人面接です。

試験時間は約7分間で、すべて英語で行われます。

試験は、「面接官から手渡される問題カードに書かれたパッセージ(文章)の音読質疑応答」の合計4問で構成されます。

英検®準2級プラスの面接・二次試験の問題形式や概要は、以下のとおりです。

問題番号問題カードの閲覧問題形式詳細問題数
ありパッセージの音読55語程度のパッセージを読む1
No.1パッセージに関する質問音読したパッセージの内容に関する質問に答える1
No.2イラストに関する質問3コマのイラストの展開を説明する1
No.3なし受験者自身の意見を問う質問ある事象・意見に関する自分の意見などを述べる(カードのトピックに関連した内容)1
No.4日常生活の一般的な事柄について、自分の意見などを述べる(カードのトピックに直接関連しない内容も含む)1

英検®準2級プラス面接・二次試験のサンプル問題

英検準2級プラスの二次試験では、以下のようなパッセージを用いた面接が実施されます。

準2級プラス 二次試験 1

出典:日本英語検定協会「準2級プラスの過去問・試験内容」過去問・サンプル問題 二次試験 サンプル問題

英検協会の公式サイトでは、面接官からの質問・受験者の回答サンプルも公開されています。

準2級プラス 二次試験 2

出典:日本英語検定協会「準2級プラスの過去問・試験内容」過去問・サンプル問題 二次試験 サンプル問題

具体的な面接の流れについては、後ほど詳しく解説します。

出題されやすいトピック・質問例

英検準2級プラスの面接・二次試験では、社会性のある話題日常生活の話題が扱われます。

受験者自身の意見が問われる質問(No.3, No.4)では、以下のようなトピックや質問が出題されやすいでしょう。

トピック・テーマ内容・シーン例質問例
学校生活・教育ICT活用授業・オンライン学習・留学・学校行事・Do you think students should join club activities at school? 
・Today, a lot of students wear school uniforms. Do you think it is good for students to wear school uniforms?
家庭・ライフスタイル家族との役割分担・家事・家庭でのエコ活動・Do you think people use too much electricity at home?
・Many children help their parents at home today. Do you think it is good for children to help their parents at home?
地域社会・ボランティア地域清掃・募金活動・防災訓練・高齢者支援・Do you think students should do volunteer work in their communities?
・Today, many people do different types of volunteer work. Do you think it is a good idea for people to do volunteer work?
環境問題・エコリサイクル・ごみ削減・再利用・自然保護・Do you think electric cars will become more popular in the future? 
・Today, many people bring their own shopping bags when they go shopping. Is it better to bring your own?
健康・運動・食生活運動習慣・健康的な食事・メンタルヘルス・Do you think people should spend more time exercising?  
・Some people take supplements, such as vitamins and minerals. Do you think it is good for people to take these supplements?
テクノロジー・デジタル社会スマホ依存・AI・SNS・情報リテラシー・Do you think children should have their own smartphones? 
・Some people use robots to clean their homes. Do you think it is a good idea for people to use robots to clean their homes?
働き方・キャリアアルバイト・在宅勤務・男女平等・ワークライフバランス・Do you think students should have the opportunity to work in places like shops and restaurants?
・Today, people can choose to work from home. Do you think it is good for people to work from home?
交通・公共マナー電車のマナー・交通安全・自転車通学・Do you think that trains and buses should have more signs and announcements in English?
・Today, many people ride bicycles. Do you think it is a good idea for people to commute by bicycle?
観光・地域文化外国人観光客・地域イベント・文化紹介・Do you think students should travel abroad? 
・Today, some students study English and another foreign language. Do you think it is good for students to learn another language?
時事・社会的テーマ社会問題・動物保護・国際社会・Do you think animals should be kept in zoos? 
・Nowadays, many people share personal information online. Is it good for people to share information about themselves online?

合格点・配点

英検準2級プラス二次試験の合格基準スコアは427点(合計点:625点)、得点率約68%です。

ただし、英検が2016年から使用している採点指標「CESスコア」では、合格ラインとされる明確な正答数が分かりません。

そのため、バイリンガル講師による個別レッスンを提供する『ESL club』では、素点換算による23点/33点(得点率70%)を目標合格点に設定しています。配点や目標点の配分は、以下のとおりです。

英検準2級プラス 二次試験 得点配分表 2025

参考:2016年度からの新しい合否判定方法について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

評価基準

英検準2級プラスの面接・二次試験では、以下3つの観点から採点されます。

  • パッセージ(英文)の音読
  • 質問4問への回答
  • アティチュード(態度・姿勢)

一次試験とは異なり、「回答が正しいかどうか」以外の点も評価対象になることが特徴です。

各観点について、詳しく解説します。

パッセージ(英文)の音読

パッセージ(英文)の音読では、主に正しい発音やアクセントが使えているかどうかをチェックされます。

面接の質疑応答の前に、受験者は問題カードに書かれた55語程度のパッセージ(英文)の音読をうながされます。

音読前に黙読する時間が20秒設けられるので、「文脈を理解して、特に重要な情報が含まれている単語は強調して読む」といったテクニックが求められます。

質問(4問)への回答

問題カードについての質問2問と、受験者自身の考えを問う質問2問への回答について、主に以下のポイントから評価されます。

  • 発音やアクセントが正しいか
  • 質問に対してきちんと答えられているか
  • 英単語や文法が合っているか

スピーキングに苦手意識があっても、後述する答え方のコツを押さえてしっかり対策することで、十分に高得点を狙えるでしょう。

アティチュード(態度・姿勢)

積極的にコミュニケーションをとる姿勢について、主に以下のポイントから評価されます。

  • 積極性: 「伝える努力」が見られるか
  • :ハキハキとした聞き取りやすい声で発音できているか
  • 反応:不自然に沈黙することなく回答・切り返しができているか

入室から退室まで、面接官とのやりとりすべてが評価対象です。

講師 AM 吹き出し用

ESL club講師からのコメント

「面接官からの質問に対して黙り込む」「うつむきながら小さな声でぼそぼそ話す」といった行動は、減点対象になる可能性があるため注意が必要です。

本番でハキハキとした発音で話し、間違えてもすぐに切り替えて答え直せるように、スピーキングテストの流れを頭に入れたうえで、しっかりと練習を積み重ねていきましょう。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

英検®準2級プラス面接・二次試験の流れ8ステップと注意点【会話例つき】

流れ

英検®準2級プラスの面接・二次試験は、以下のように基本的な流れが決まっています。

<ステップ1>入室前

<ステップ2>入室・着席

<ステップ3>あいさつ・自己紹介&問題カード受け取り

<ステップ4>問題カードの黙読・音読

<ステップ5>「パッセージ」に関する質問1つ

<ステップ6>「イラスト」の展開説明

<ステップ7> 「受験者自身」に関する質問2つ

<ステップ8>問題カード返却・退室

ここでは、面接官との会話例つきで、具体的な流れを解説します。

なお英検協会の公式サイトでは、面接室に入室してから退出するまでの二次試験の流れをアニメーション化した「英検バーチャル二次試験 準2級プラス」をチェックできます。本番のイメージをつかむために確認しておくとよいでしょう。

参考:準2級プラスの試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

<ステップ1>入室前

まずは受付で「携帯電話収納ケース」と「面接カード」を受け取ります。

携帯電話収納ケースには電源をオフにした状態でスマートフォンを入れて、首から下げてください。

トイレを済ませて準備ができたら、受験者控室に移動しましょう。

受付時に受け取った面接カードは、控室内で必要事項(生年月日、受験番号、氏名、会場名等)を記入してください。面接カードを記入するのは、本人でも保護者(代筆)でも構いません。

参考:面接カード 必要事項の書き方 全級共通 | 英検 for kids!

講師 AM 吹き出し用

ESL club講師からのコメント

保護者の同伴(付き添い)が可能なのは、二次試験受験者控室での面接カード記入時までです。試験中に保護者が受験者控室や面接室の前の廊下などで待機することはできず、試験会場外に移動しなくてはなりません。

保護者が受験生に付き添う場合は、試験終了後の待ち合わせ場所を事前に決めておきましょう。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

<ステップ2>入室・着席

係員の指示に従って、面接室に入室します。
控室には戻れませんので、手荷物をすべて持って面接室に移動してください。

入室の際は、3回ノックをするのがマナーです。
ノックをしたら、すぐに入室して構いません。
面接官から「Please, come in.」(ご入室ください)と、入室を促されることもあります。

入室後にまず行うのは、笑顔で元気に「Hello.」と挨拶することです。
この挨拶の段階から、すでに試験は始まっています。

面接官の指示に従い、面接カードを渡しましょう。 

基本的な会話の流れやポイントは、以下のとおりです。

面接官

Hello.

(こんにちは。)

こども 受験生
受験生

Hello.

(こんにちは。)

ポイント:元気よく挨拶する

面接官

Can I have your card, please?

(面接カードをください。)

こども 受験生
受験生

Here you are.

(どうぞ。)

ポイント:面接官に面接カードを渡す

面接官

Please sit down.(Please have a seat.)

(どうぞ、おかけください。)

ポイント:この時点では、まだイスに座らない(入室後にいきなり座るのはマナー違反)

こども 受験生
受験生

OK. Thank you.

(ありがとうございます。)

ポイント:お礼を伝えてから着席する
(手荷物は、荷物用のイスがあればイスの上に、なければ足もとに置く)

<ステップ3>あいさつ・自己紹介&問題カード受け取り

着席後、面接官と挨拶や自己紹介などの簡単なやり取りを行い、英文とイラストが掲載された問題カードを受け取ります。

元気のいい声ではっきりと、笑顔でやり取りしましょう。

基本的な会話の流れやポイントは、以下のとおりです。

面接官

Good morning. / Good afternoon.

(おはようございます。 / こんにちは。)

ポイント:午前・午後であいさつが異なる

こども 受験生
受験生

Good morning. / Good afternoon.

(おはようございます。 / こんにちは。)

ポイント:面接官と同じ言葉で返せばOK

面接官

What’s your name, please? / May I have your name, please?

(お名前を頂戴できますか?)

ポイント:名前の聞かれ方には複数のパターンがある

こども 受験生
受験生

My name is ●●.

(私の名前は●●です。)

ポイント:名前の聞かれ方を問わず、共通の答え方でOK

面接官

Mr.(/Ms.)●●, this is the Pre-2 Plus Grade test, OK?

(●●さん、こちらは英検準2級プラスのテストですが、間違いないでしょうか?)

ポイント:受験級の確認が行われる

こども 受験生
受験生

Yes.

(はい。)

面接官

How are you, today?

(今日は元気ですか?)

ポイント:簡単な挨拶が行われる

こども 受験生
受験生

I’m fine, thank you. How are you?

(元気です、ありがとう。あなたはどうですか?)

面接官

I’m fine too, thank you.

(私も元気です、ありがとう。)

面接官

OK. Let’s start the test. This is your card.

(では試験をはじめましょう。こちらが問題カードです。)

ポイント:面接官から問題カードが渡される

こども 受験生
受験生

Thank you.

(ありがとうございます。)

ポイント:問題カードを受け取ったら、面接官の目をしっかり見てお礼を言う

問題カードを受け取ったら、いよいよ試験がスタートします。

<ステップ4>問題カードの黙読・音読

受け取った問題カードに書かれている英文を20秒間黙読(声に出さずに読む)した後、音読します。

基本的な会話の流れやポイントは、以下のとおりです。

面接官

First, please read the passage silently for 20 seconds.

(ではまず、こちらの文章を20秒間、黙読してください。 )

ポイント:細かく文章を読み込むのではなく、おおまかな意味を汲み取り、音読の際の強弱の付け方を考える

面接官

Now, please read it aloud. / Please, read the passage aloud.

(では、今度は音読をしてください。)

こども 受験生
受験生

(パッセージ内容を音読)

ポイント:面接官がしっかり聞き取れる音量と発音で、強弱をつけて焦らず読む

黙読の際は、限られた時間を有効活用することを意識しましょう。試験対策では、20秒という時間感覚を事前の練習で養っておくことをおすすめします。

一方、音読に時間制限はありません。読み間違いをしてしまった場合は、焦らず言い直しましょう。ただし、かなり前の部分の言い間違いに気づいた際は、言い直さずにそのまま最後まで読みきってください。

発音の分からない単語があったときも、相手に伝えようと努力する姿勢を示すことが大切です。読み飛ばさず、たとえ間違っていてもローマ字読みで発音しましょう。

講師 AM 吹き出し用

ESL club講師からのコメント

英検準2級プラス面接の音読では、文字を読むスキルだけが求められているわけではありません。文章の内容を理解し、意味のまとまりごとに区切って読めるかどうかのスキルを見られています。

No. 2のナレーション問題では、登場人物のセリフや強調したい部分に少し抑揚をつけ、感情をこめて読むことで、面接官への伝わり方や評価がぐっと変わります。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

<ステップ5>「パッセージ」に関する質問1つ

問題カードに記載されたパッセージ(文章)に関する質問(1問)に答えます。

ここでは、英検協会が公表している問題カードのサンプル(※実際の問題カードに、【Questions】以下の文章は掲載されていません。)をもとに、基本的な会話の流れを紹介します。

パッセージ(文章)に関する質問・回答例とポイントは、以下のとおりです。

面接官

According to the passage, how can students learn more about their local culture?

(本文によると、生徒たちはどのようにして地域の文化についてもっと学ぶことができますか?)

ポイント:「Howt~?」から始まる質問は、”by doing so”の前の接続詞を含む長い文章が答えになりやすい

こども 受験生
受験生

By making traditional local meals (in class).

(伝統的な郷土料理を(授業で)作ることによって学ぶことができます。)

ポイント:パッセージに書かれた“Students make such meals in class, and by doing so they can learn more about their local culture.”という文を参考にする

<ステップ6>「イラスト」の展開説明

問題カードに描かれた3コマのイラストについて、各コマで「誰が何をしているのか」を英語で説明します。イラストの展開説明の前に、発言内容を考える時間が20秒与えられます。

「イラスト」の展開説明に関する質問・回答例とポイントは、以下のとおりです。

▼イラストサンプル

出典:日本英語検定協会「準2級プラスの過去問・試験内容」過去問・サンプル問題 二次試験 サンプル問題

面接官

Now, please look at the picture and describe the situation.

You have 20 seconds to prepare. Your story should begin with the sentence on the card.

(では、絵を見て状況を説明してください。

準備する時間は20秒です。あなたの話は、カードに書かれた文から始めてください。)

ポイント:1つのコマにつき、「誰が何をしているか」を2文ずつ描写する

面接官

Please begin.

(どうぞ、始めてください。)

こども 受験生
受験生

One day, Mr. and Mrs. Sato were eating lunch with their daughter, Yuki. Yuki said, “I love tomatoes.” 

After lunch, Mr. Sato was washing the dishes. Mrs. Sato said that she wanted to grow tomatoes with Yuki. 

The next summer, some birds were eating tomatoes in the garden. Mrs. Sato was sad because she could not make tomato salad anymore.

(ある日、佐藤さん夫婦は娘のユキと一緒に昼食を食べていました。

ユキは「トマトが大好き」と言いました。

昼食のあと、お父さんは皿を洗っていました。

そのとき、お母さんは「ユキと一緒にトマトを育てたいわ」と言いました。

翌年の夏、庭のトマトが鳥に食べられてしまいました。お母さんはもうトマトサラダを作ることができず、悲しくなりました。)

ポイント:動詞は過去形または過去進行形(was/were ~ing)を使う。
登場人物のセリフは「○○○ said, ”○○○.”」の形で表現するとよい。

講師 AM 吹き出し用

ESL club講師からのコメント

過去形や過去進行形など、動詞の形には特に注意しましょう。

一方、助詞の”a”や”the”が抜けた程度では減点されないことが多いので、細かい部分を気にし過ぎる必要はありません。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

<ステップ7> 「受験者自身」に関する質問2つ

面接の最後の質問2つは、受験者が自分自身の考えについて話す問題です。問題カードは使用せず、社会問題や日常生活などに関する面接官からの質問に答えます。

「パッセージ・イラスト」に関する質問が終わったら、面接官から問題カードを裏返すよう指示されます。

基本的な会話の流れやポイントは、以下のとおりです。

面接官

Now, Mr.(/Ms.)●●, please turn the card over.

(それでは、問題カードを裏返してください。)

こども 受験生
受験生

OK.

(分かりました。)

ポイント:指示のとおり、問題カードを裏返したら、面接官と目を合わせる

面接官

Do you think drinks in plastic bottles will be more popular in the future?

(あなたは、プラスチックボトルの飲み物は将来もっと人気が出ると思いますか?)

こども 受験生
受験生

Yes. / No.

(はい。 / いいえ。)

ポイント:後に述べる理由を答えやすい回答を選ぶとよい(自分の正直な考えに沿った回答である必要はない)

面接官

Why? / Why not?

(なぜ人気が出ると思いますか? / なぜ人気が出ないと思いますか?)

▼「Yes.」と答え、「Why?」と聞かれた場合

こども 受験生
受験生

It’s convenient for people to carry drinks in plastic bottles. Plastic bottles don’t break as easily as glass bottles.

(プラスチックボトルの飲み物は持ち運びに便利です。また、ガラス瓶ほど簡単には割れません。)

▼「No.」と答え、「Why not?」と聞かれた場合

こども 受験生
受験生

More people are trying to avoid using plastic products. Plastic bottles can be bad for the environment.

(より多くの人がプラスチック製品を使わないようにしようとしています。プラスチックボトルは環境に悪い影響を与えることがあります。)

ポイント:「Yes, I do.」または 「No, I don’t.」で答えたあと、続けてその理由を1文で回答してもよい

面接官

It is common for people to exchange messages on the Internet. Do you think sending messages on the Internet is better than talking on the phone?

(人々がインターネットでメッセージをやり取りすることは一般的です。あなたは、インターネットでメッセージを送ることは電話で話すより良いと思いますか?)

こども 受験生
受験生

Yes. / No.

(はい。 / いいえ。)

ポイント:後に述べる理由を答えやすい回答を選ぶとよい(自分の正直な考えに沿った回答である必要はない)

面接官

Why? / Why not?

(なぜ良いと思いますか? / なぜ良くないと思いますか?)

▼「Yes.」と答え、「Why?」と聞かれた場合

こども 受験生
受験生

People can send messages on the Internet anytime. Also, it’s usually cheaper than making phone calls.

(インターネットでは、いつでもメッセージを送ることができます。また、電話をかけるよりも普通は安くすみます。)

▼「No.」と答え、「Why not?」と聞かれた場合

こども 受験生
受験生

It’s quicker for people to speak directly on the phone. Online messages are sometimes difficult to understand.

(電話で直接話す方が早く伝えられます。また、オンラインのメッセージは時々わかりにくいことがあります。)

講師 AM 吹き出し用

ESL club講師からのコメント

面接の意見論述問題(No.3, No.4)では「自分の意見を英語で組み立てて表現する力」が問われます。正直な意見でなくても良い、というのはあくまで「英語で話すこと」に慣れてほしい、というメッセージです。

面接本番で「どう伝えればいいのか分からない」と固まってしまわないよう、返答の瞬発力や多様なトピックに対する意見の引き出しを持っておくことが大切です。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

<ステップ8> 問題カード返却・退室

質問にすべて答え終わると、面接官から試験終了の案内があります。

面接の最後まで元気のいい返事と笑顔を意識し、礼儀正しく退室します。

面接室を出た後は、ほかの受験者と話し込まず、静かに試験会場を離れましょう。

基本的な会話の流れやポイントは、以下のとおりです。

面接官

OK. This is the end of the test.May I have your card back, please?

(試験はこれで終わりです。問題カードを返却してください。)

こども 受験生
受験生

Here you are.

(はい、どうぞ。)

ポイント:問題カードを面接官に手渡す
(着席したままでは手が届かない場合、立ち上がって面接官の前まで歩み寄る)

面接官

You may go now. Good bye.

(どうぞご退室ください。さようなら。)

こども 受験生
受験生

You may go now. Good bye.

(どうぞご退室ください。さようなら。)

ポイント:最後まで笑顔で、はっきりした声で挨拶する手荷物を忘れないように退室する

英検®準2級プラスの面接・二次試験で落ちる4つの原因と対策

経験

英検準2級プラスの面接・二次試験で落ちる主な原因は、「事前知識の不足」「実践練習の不足」「過度な緊張」「NG行動」の4つです。

これらの要因は、英検準2級プラスの面接・二次試験における以下の評価観点からの減点につながります。

  • パッセージ(英文)の音読
  • 質問4問への回答
  • アティチュード(態度・姿勢)

ここでは、英検準2級プラスの面接・二次試験の合格に向けて、落ちる原因と対処法を解説します。

事前知識が不足している

英検準2級プラスの面接・二次試験に関する事前知識が不足していると、以下のような失敗を招きやすく、落ちる原因につながります。

  • 面接官とのやり取りの流れを把握しておらず、上手く答えられない
  • 自分が発言すべき場面だと分からず、「面接官に返事をしない」など意図せずよくない態度を取ってしまう
  • 質問に合っていない、ちぐはぐな回答をしてしまう
  • 質問に答え終わった後、自信のなさからモジモジしてしまう

英検準2級プラスの面接・二次試験は、基本的な流れや傾向が決まっています。先ほど紹介した「英検準2級プラス面接・二次試験の流れ」を確認し、本番のシミュレーションを行っておくことが、不合格回避のコツです。

実践練習が不足している

英検準2級プラスの面接・二次試験の実践練習が不足していると、以下のような失敗を招きやすく、落ちる原因につながります。

  • 質問に対する回答が思いつかない
  • 回答したい内容の英語での表現方法が分からない
  • どたどしい英語になってしまう
  • 分からない・間違えたときの挽回の仕方が分からない

自分の考えを英語を話すことに慣れていない場合、思うように英語表現が口から出てこないものです。保護者・先生などに面接官役を依頼し、実践練習を重ねましょう。

緊張し過ぎてしまう

過度な緊張は、以下のような失敗を招きやすく、落ちる原因につながります。

  • 早口または小さな声になり、発言内容が伝わりにくい
  • 頭が真っ白になり、本来の実力を発揮できない
  • 分からない・間違えたとき、焦って挽回できない

このような失敗は、主にアティチュード(態度・姿勢)の減点につながりかねません。

挨拶など「第一声」を思い切って大きな声で発言することで、緊張が和らぎやすくなります。
人前で英語を話す練習を重ね、慣れておくことも大切です。
また、後述する「本番で困ったときに使えるフレーズ」を覚えておくと、緊張から失敗してしまったときの安心材料になります。

NG行動を取る

以下のようなNG行動も、落ちる原因の1つです。

  • 10秒以上沈黙する
  • 2回以上聞き返す
  • 「I don’t know.(分かりません)」と回答する(次の問題にスキップされ、大幅な減点につながる)
  • 「Let me see…(ええと…)」など、時間稼ぎの表現を多用する
  • 日本語を使う
  • 音読の読み方が分からない部分で中断する
  • 面接官に返事をしない
  • き取りにくい声で話す
  • 面接官の指示に従わない
  • 受験態度が悪い

減点対象となるNG行動を事前に把握して、できる限り避けましょう。

「読み方が分からない部分は、ローマ字読みで乗り切る」「間違っていてもよいので何か回答する」といったテクニックを駆使することもポイントです。

英検®準2級プラス面接・二次試験のおすすめ勉強法

英検準2級プラスの面接・二次試験対策としておすすめ勉強法は、次の4つです。

  • 声に出して練習する
  • 録音して後から聞き返す
  • 正しい発音・イントネーションを確認する
  • 英語塾を活用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

声に出して練習する

英検準2級プラスの面接・二次試験対策では、声に出して練習することが大切です。声を出さず、頭の中だけでシミュレーションを重ねても、本番ではスムーズに英語を話せない可能性が高いためです。

保護者・先生などに面接官役を依頼し、実践練習することをおすすめします。練習相手が見つからない場合、1人で声を出すのも効果的です。

練習を積んで堂々と英語を話したり、はっきり発音したりすることに慣れることで、アティチュードの得点アップを期待できます。事前対策をしっかりして、自信をもって答えられるようにしておきましょう。

録音して後から聞き返す

発言内容を録音し、後から聞き返す勉強法もおすすめです。面接練習を録音して後から聞き返すことで、客観的な視点から問題点を把握しやすくなります。「思ったより声が小さい」「この部分の発音が不自然」など、想像していなかった問題点に気がつくこともあるでしょう。

英検対策に詳しい保護者や先生などに録音音声を聞いてもらってアドバイスを受けると、より効果的です。

講師 AM 吹き出し用

ESL club講師からのコメント

単語やフレーズを知っているだけでは、残念ながら本番では緊張で口から出てこないこともあります。だからこそ声に出しての反復練習が大切です。

ESL clubでは「本番を想定したロールプレイ」で声に出す練習を推奨しています。音声を録って自分で再生し、声の抑揚や速さをチェックすることで、「頭の中の知識」から「話せる英語」「使える英語」へとスムーズに変える練習をしています。ぜひご家庭での練習でも意識してみてくださいね。

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

正しい発音・イントネーションを確認する

正しい発音・イントネーションを確認しましょう。

英検準2級プラスをはじめとする二次試験では、発音やイントネーションが重視されます。正しい発音・イントネーションを学ぶためには、ネイティブスピーカーが話す英語を聞くのが効果的です。

以下に挙げる方法などで、ネイティブの発音や強調されている音に意識して耳を傾け、覚えることを意識しましょう。

  • 配信サービスなどを活用し、英語のテレビ番組・映画・動画を観る
  • オーディオブックを聴く

英語塾を活用する

英語塾の活用も検討してみましょう。決まった正答がない英検準2級プラスの面接・二次試験は、一次試験に比べて独学での対策が難しいためです。

また、英検準2級プラスは2025年度から導入された新設級のため、現状では合格ノウハウが十分に蓄積されておらず対策しにくいという課題もあります。

確かな英語スキルを備えた相手から的確なアドバイスを受けて効率的に学習を進めるためには、英検対策に特化した英語塾の活用がおすすめです。

2015年の開塾以降、1,000名以上の英検®合格者を輩出してきたESL clubであれば、英検準2級プラスの二次試験合格を勝ち取るためのノウハウが凝縮されたレッスンを受けられます。

  • ESL clubでは、英検1級・TOEFL iBT 90点・TOEIC 900点レベル以上のバイリンガル講師が、生徒一人ひとりの得意・不得意に応じた個別レッスンを提供
  • 適宜、日本語も使用するレッスンで理解度アップ
  • 海外を含む、遠隔地からのオンライン受講も可能
こども 受験生

人前で英語を話すのは恥ずかしいし、自信もない。

こども 受験生

ネイティブの先生の授業だと緊張してしまうかも?

英語オンリーの授業は、きちんと理解できるかどうかも不安……

こども 受験生

英検準2級プラスの面接試験に合格するために、自分はどんなことに気を付ければいいんだろう?

このようなお悩みがある方は、お気軽にESL clubの無料体験レッスンをお試しください。

英検短期集中講座も実施しております。

講師 AM 吹き出し用

ESL club講師からのコメント

英検準2級プラスの二次試験対策は「実践的な練習」が合否を大きく左右します。

ESL clubでは、バイリンガルで英検受験経験を持つ講師が、一人ひとりの苦手な部分を的確に見抜き、オーダーメイドのカリキュラムで手厚くサポートします。

面接問題での実践練習だけでなく、面接会場の入室から退出までの流れとその間での英語でのやり取りの練習もします。

これまでに1,000名以上を合格に導いてきた独自のノウハウがあるからこそ、面接の細かな「お作法」や「攻略法」までお伝えしています。ぜひ一度、ESL clubのレッスンを体験してみてください!

バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら

英検®準2級プラス面接・二次試験に合格するための裏技・攻略法

英検の準2級プラスの面接・二次試験合格に向けて、「これさえ対策しておけばOK!」という万能な裏技は残念ながらありません。ただし、効率的な得点アップにつながるテクニックは存在します。

ここでは、英検準2級プラスの面接・二次試験に合格するために押さえておきたい裏技的な攻略法を紹介します。

「受験者自身」に関する質問は書き出して対策する

英検準2級プラスの面接・二次試験のNo.3・54で出題される「受験者自身」に関する質問は、回答を紙に書き出して対策しましょう。

具体的には、二次試験の過去問から「受験者自身」に関する質問をピックアップし、自身の回答の英文を紙に書き出します。その際、分からない単語やキーワードを別途まとめておくと、暗記しやすいのでおすすめです。

想定質問にスムーズに答えられるようになるまで、回答の英文を何度も音読・復唱しましょう。

「受験者自身」に関する2問の質問は、ほかの質問に比べて対策の難易度が低めです。だからこそ、しっかり対策して確実に得点を稼ぎましょう。

一次試験の合格発表を待たずに対策を始める

英検準2級プラスの一次試験を受験したら、合格発表を待たずに二次試験の対策を始めましょう。

英検準2級プラスの面接・二次試験の日程は、一次試験の約1ヵ月後です。一次試験の合否判定がWebで公開されてから、二次試験の受験日までは2週間ほどしか時間がありません。

そのため、一次試験の合格発表を待ってから対策を始めていては、間に合わない可能性があります。

リーディングやリスニングなど一次試験の対策と一緒に、面接・二次試験の準備をしっかり進めておくことが大切です。

本番で困ったときに使えるフレーズを暗記する

本番で困ったときに使えるフレーズを暗記しておきましょう。

本番では、緊張して面接官の話が聞き取れなかったり、すぐに回答が思い浮かばず焦ってしまったりすることがあるかもしれません。

そのようなピンチに役立つ「困ったときに使えるフレーズ」を覚えておくと、いざというときに役立ちます。

面接官の発言が聞き取れなかったとき

以下のフレーズで聞き返しましょう。

  • Pardon?(何とおっしゃいましたか?)
  • Could you say that again?(もう1回お願いできますか?)

聞き取れず、「I don’t know. 」(わかりません)と答えると、次の問題にスキップされてしまうため、注意が必要です。

回答を考える時間が欲しいとき

沈黙の時間が続いてアティチュードが減点されてしまうことを避けるため、以下のフレーズを活用して考え中であることを面接官に伝えましょう。

  • Well, …(そうですね…)
  • Hmm, …(うーん…)
  • Let’s me see.(ええと)
  • That is a difficult question…(難しい質問ですね…)
  • How should I say…(何と言えばよいでしょう…)

ただし、このようなフレーズを何度も繰り返す明らかな時間稼ぎは、減点対象となります。使い過ぎには注意しましょう。

英検®準2級プラス面接・二次試験対策で覚えておきたい頻出フレーズ(決まり文句)

tips

英検準2級プラス面接・二次試験対策で押さえておくべきフレーズ(決まり文句・テンプレート)を、活用シーン別にまとめました。

できる限り暗記して、ぜひ本番に役立ててください。

活用するタイミングフレーズ備考
入室・退室時

Here you are.

(どうぞ)

面接カードを渡すとき、問題カードを返却するときの返答

OK. Thank you.

(分かりました。ありがとうございます。)

着席するよう言われたときの返答

Bye. Have a nice day.

(さようなら。よい1日を。)

退室時の挨拶

質問No.1

(パッセージに関する質問)

Because 〜, …

(~だから…)

Whyで聞かれた場合は、文頭にBecauseをつける

By …ing ~

(…することによって、〜)

Howで聞かれた場合は、文頭にByをつける

質問No.2

(イラストの展開説明)

One day, S + was/were …ing~

(ある日、Sが…していたとき~)

導入+出来事

After that / Later, S + 過去形

(その後〜した)

展開
In the end / Finally, S + 過去形, so S + 過去形(最後に〜したので〜した)結果・結論

質問No.3〜4

(受験者自身の意見)

I think/should ~

(私は〜と考えます/〜すべきです)It is (not) ○○ for me to ~

(私にとって~は○○です/〇〇ではありません)

自分の意見を伝える場合のテンプレート

One reason is that ~. Another reason is that ~.

(1つ目の理由は〜です。もう1つの理由は〜です。)

理由を2つ述べるときのテンプレート

英検®準2級プラス面接・二次試験の練習問題

ここでは、英検対策に力を入れる英語塾『ESL club』が作成した、英検準2級プラス面接・二次試験のオリジナル練習問題を紹介します。

Environmental Activities

Many schools are working to protect the environment. Some students have started collecting plastic bottles and cans. They also make posters to tell other students about recycling. In some schools, teachers help students plan eco-friendly events such as cleanup days. By doing so, students learn how small actions can make a big difference for the Earth.

Your story should begin with this sentence: One day, Ken, Taro, and Shiori were talking in their classroom about how to help the environment.

【Questions】

No.1

According to the passage, how can students learn how small actions can make a big difference for the Earth?

→ By planning eco-friendly events such as cleanup days.

No.2

Now, please look at the pictures and describe the situation.
You have 20 seconds to prepare.
Your story should begin with the sentence on the card.
<20 seconds>
Please begin.

→ One day, Ken,Taro, and Shiori were talking in their classroom about how to help the environment.
Ken and Taro said, “We should collect plastic bottles at school.”

A few days later, the students began a recycling activity.
Ken (Taro) suggested encouraging everyone to join them.

A few weeks later, the recycling box was full of bottles and cans.
The students were happy because their activity had been successful.

Now, Mr./Ms. ―, please turn over the card and put it down.

No.3

Do you think schools should have more environmental activities?

Yes. → Why?
 ― Because students can learn how to protect the environment.
 Also they can enjoy working with their friends.

No. → Why not?
 ― Because students are already busy with other schoolwork.
 It might be difficult for them to join after school activities.

No.4

Nowadays, many countries import food from other countries. Do you think Japan will import more food from overseas in the future?

Yes. → Why?
 ― Japan is small, and we don’t have much land for farming.
So I think Japan will import more food in the future.

No. → Why not?
 ― Many people in Japan want to eat local food.
So I think Japan will make more food by itself.

【FAQ】英検®準2級プラス面接・二次試験についてのよくある質問

Q and A

最後に、英検準2級プラスの面接・二次試験についての疑問・質問にまとめてお答えします。

英検®準2級プラス二次試験の合格率は?

英検準2級プラス二次試験の合格率は80%程度と想定されます。

新設級である英検準2級プラスは、合格率に関する十分なデータが示されていない状況ではありますが、準2級・2級二次試験合格率の約80%と同程度と考えられます。

英検®準2級プラス二次試験は何割で合格?

英検準2級プラス二次試験の満点は625点、合格基準ラインは427点なので、7割程度得点できれば合格といえます。

ただし、英検では配点が毎回変わるうえ、面接・二次試験ではアティチュードのように自己採点が難しい評価基準もあります。そのため、「この問題に正解できれば合格最低ラインを超えている」と言い切ることはできません。

関連記事:英検二次試験(面接)の合格点と配点は?英検3級・準2級・2級それぞれ紹介!

2025年英検®準2級プラス二次試験の日程は?

英検の面接・二次試験は、級を問わず一次試験の1ヵ月後を目安に実施されます。2025年度の日程は次のとおりです。

第1回:2025年7月6日(日)、13日(日)

第2回:2025年11月9日(日)、16日(日)

第3回:2026年3月1日(日)、8日(日)

英検®準2級プラス二次試験の過去問はどこにある?

現状、日本英語検定協会の公式サイトに英検準2級プラス二次試験の過去問は公開されていません。ただし、英検準2級プラス二次試験のサンプル問題を無料で確認できます。

参考:準2級プラスの過去問・試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

また、英検準2級プラスは2025年度から新設された級のため、他の級に比べて過去問題が少ない状況です。市販の参考書をお探しの場合、以下の書籍で予想模擬テストによる英検準2級プラス対策が可能です。

参考:英検準2級プラス対策 予想模擬テスト | 旺文社

英検®準2級プラスの二次試験で落ちたらどうなる?

一次試験を通過しても、二次試験で合格ラインを下回ってしまうと英検準2級プラスに不合格となります。しかし、一次試験をパスすれば、次回の一次試験受験が免除されます。一次試験の受験免除申請は、二次試験の合否公開時点から申し込み可能です。

まとめ

英検準2級プラスの面接・二次試験には、基本的な流れや傾向があります。今回ご紹介したポイントを押さえてしっかり練習し、自信をもって本番に臨みましょう。

ただし、面接・二次試験は筆記・一次試験とは異なり、明確な正解がありません。また、英検準2級プラスは2025年度から導入された新設級のため、現状では合格ノウハウが十分に蓄積されておらず、対策しにくい側面もあります。

「効率的に学習を進めたい」「英検準2級プラス面接・二次試験対策をきっかけに、英語力を全体的に底上げしたい」とお考えの方は、ぜひESL clubにご相談ください。無料体験レッスンへのご参加、お待ちしております!

「英語を自由に使いこなし、世界でも活躍できる人になる」
その夢をかなえる場所が、ESL clubです

  • 英語を学習してみたものの、伸び悩みを感じている
  • 英検に合格するために、効率的な学習方法や対策をプロに見てほしい
  • 本質的な英語力を身に付けたい

そう感じているなら、ESL club で英語を学んでみませんか?
ESL clubは、一人ひとりに合わせた専用カリキュラムを、英検1級や海外滞在歴を持つバイリンガル講師が指導する英語塾です。