このプログラムは、有志の講師陣が「普段は経験することができない非日常的でワクワクする英語体験をどうにかして届けたい!」という思いから、企画・準備に取り組んでいるオールイングリッシュのワークショップ型イベントです!
(ESL clubメルマガに登録している方に送信されるメールから申し込み可能で、参加費は無料です)
イベントでは、今回のトピックである「ユニバーサルデザイン・バリアフリー」について学ぶ(インプット)だけでなく、子どもたちが自分なりのオリジナルなユニバーサルデザインを考えて、全体に向けて発表するというアウトプットの機会もありました。
イベント作成に関わった講師たちの熱い思い、実際に参加した子たちの様子・製作案を見たい方は、ぜひ、ご一読ください!
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私たちの思い
講師として自分達が日頃から感じていたのは、子供たちの日常的な英語学習に対する懸念です。
毎日机に向かって行う英語学習ではなかなかモチベーションが上がらないのはもちろん、他人と英語で会話する・自分の意見を発信することもできません。
英語学習をしているからには、英語を使って思う存分自己表現ができるように・グローバルな社会問題に向き合えるようになってほしいというのが私たちの根底にある願いです。
そこで私たち講師たちは、子供たちがより多くの視点で世界と向き合い、普段の学びとは一味違う「非日常」的でワクワクする英語体験のできるイベントを一から作り上げることに決めました。
どんなトピックを扱うか、どうすれば子どもたちがワークショップの内容を理解できるか、どんなイベント構成なら英語でのアウトプット力を伸ばせるか、と子どもたちの学び・体験を最大化しようと試行錯誤を積み重ねた結果、生まれたのがこの「SUNDAY FUNDAY PROGRAM」です。
当日の様子
今回は12人の生徒さんを迎え、バリアフリー&ユニバーサルデザインをテーマとして取り上げて前半インプット・後半アウトプットの2部構成で行いました。
最初はアイスブレイクとして、講師・生徒一人ずつ全員に向けて自己紹介しました。初対面・顔見知りのメンバーにかかわらず、すぐに打ち解け合いました。
講師によるプレゼンでバリアフリー、ユニバーサルデザインのコンセプトを紹介しました。その後、障がいをもつ人が社会で暮らしやすくなるためのアイデアや、自分たちの身近に存在するユニバーサルデザインをお互いに共有しました。
プレゼン中は誰でも発言できるアットホームな雰囲気で、生徒さん全員に発言するチャンスがありました。クイズの際には、答えが飛び交って大盛り上がりでした。社会課題について英語でお互いの意見を交換し、子どもたちにとって今まで気づくことのなかった課題・考え方を発見する機会になりました。
子どもたちは2チームに振り分けられ、それぞれが視覚に障がいをもった人、身動きが不自由な高齢者をターゲットにしたオリジナルのユニバーサルデザインを考えました。自分のアイデアを紙いっぱいに書き出し、全体に向けてその内容を口頭で発表しました。
生徒たちは、英語で大多数にむけて語りかけることに慣れない中でも、頑張って自分のアイデアを英語におこそうと奮闘していました。どうにかして今の状況を改善したい、という強い熱意と彼らのアイデアの独創性に驚かされるばかりでした。
A君は移動式酸素吸入ロボット、B君は完全自動化タクシーなど、かなり実用的なアイデアがたくさん出たことも本当に感心させられました。
今後
新しい「SUNDAY FUNDAY PROGRAM」をこれからも講師メンバー4人を中心に企画していくので、お楽しみに!
4月に開催したイースターイベント・企画過程の裏側に密着したブログの更新も予定しています。
講師陣一同、日々ESL clubがより良い学びの環境になるようになるようにこれからも頑張っていきます!
- この記事を書いた人
- 山田 優
ESL club 渋谷校講師
早稲田大学 文化構想学部所属
小学生時代に、英語力ゼロでアメリカの現地校に転入。必死に英語を体得すること4年半、英語を使うことに喜びを感じる。
中学・高校時代では、英語ディベート・エッセイライティングを主軸とする学生アカデミック大会に参加。リーダーとしてチームを世界大会に進出させる。さらに、模擬国連・高校生留学プログラム・フェアトレード商品販売に積極的に関わる。
アメリカ政治分析とハンバーガーが大好き。最近ではジョギングとジャズにハマっている。