ESL clubには対面でレッスンを受ける渋谷校のほかに「オンライン校」があり、全国から入会の生徒さんが増えています。
一般のオンライン英会話とは違う、オリジナルのカリキュラムを持っているESL club。
では、具体的に一般のオンライン英会話とどんな違いがあるのでしょうか?
今回は、ESL club オンライン校スクールマネージャーの梶玲菜、穀田莉央が登場し、オンラインのカリキュラム、レッスンの流れ、サポートシステムなどを語ります。
講師がネイティブでない、生徒のレベルアップに対してサポートが得られないなど、オンライン英会話に不安や不満をお持ちの方はいらっしゃると思いますが、ESL club オンライン校ならそれを解消できるのでしょうか?
独自のレッスンが好評のESL clubのオンライン校にご興味をお持ちの方、ぜひ読んでみてください!
ーーESL clubオンライン校の魅力ーー
1. オーダーメイドのカリキュラムで一人ひとりをしっかり伸ばす
2. スクールマネージャーが責任を取りながら、講師がチーム担当制で指導する
3. ポータルサイトでレッスンの内容をチェックし、宿題の質を高める
4. バイリンガル講師が、レベルに合わせて英語と日本語で指導する
目次
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個々のレベルに合わせて、オーダーメイドのカリキュラムを作成
<梶玲菜プロフィール>
ESL clubオンライン校 スクールマネージャー。高1で英検準1級取得。 高校・大学で留学を経験、社会人ではフルブライト奨学金制度などで留学。豊富な海外経験を活かして教室の業務・運営に当たっている。
――ESL clubは、一般的なオンライン英会話のレッスンとどう違うのでしょうか?
梶)ESL clubと一般のオンライン英会話の違いをわかりやすく説明すると、一番大きいのはカリキュラムだと思っています。いわゆるオンライン英会話は、話す機会や時間を増やすにはいいのですが、ちゃんとしたカリキュラムが存在しないんですよね。
ESL clubにはカリキュラムがあるので、生徒さんの現在のレベルをまず測って、目標を聞いて逆算して、今何をすべきなのかをご提案できます。
リスニング、ライティングそれぞれにその生徒さんのスキルを見て、個人個人に合った4技能別を伸ばすカリキュラムを組んでいきます。技能別にカリキュラムがあるので、目標達成に向けて、着実にレベルアップができるようにしていますね。
例えばリスニングだけ飛び抜けてできる生徒さんで、ライティングは経験がないというのであれば、リスニングとライティングでレベルを変えて取り組むことができるんです。
これも一般のオンライン英会話と違う点ですが、レッスンをその時間に空いている先生が担当するというのではなく、基本的にチーム担当制にしています。チームを組んだ講師が代わる代わるその生徒さんを担当し、社員も加わって、複数の目でその生徒さんを見ていく形を取っています。
その生徒さんが伸びてきている点、苦手な点などをレッスンごとに引き継いで連携しながら、さらに伸ばすためにどうしたらいいかを考えて、必要に応じてカリキュラムをリバイスしていくのです。
ライティングとスピーキングを兼ねた独自のレッスンが好評
<穀田莉央プロフィール>
ESL clubオンライン校 スクールマネージャー。リトアニアでの交換留学を経て、前職では中高生向けの海外研修企画を担当。コロナ禍において、子供たちの英語力と意欲を同時に伸ばすことの重要性を感じ、ESL clubの教室長に。
――ESL clubオンライン校のレッスンの流れについて教えてください。
穀田)オンライン校の通常の流れでいくと、基本的に1回45分のレッスン中で1技能、リスニングかライティングのどちらかに取り組みます。
最初に5分弱位のアイスブレイクをして、15分位は前回までの宿題チェックをしていきます。その後に20分ぐらいかけて一つのテーマに取り組んで、最後にまとめと次回の宿題の確認、という形がベーシックな流れです。
梶)ESL clubではレッスン以外の家庭学習もカリキュラムに含めて考えています。それもふまえると、宿題チェックも入れて、レッスン45分間のうちの40分か35分強位がメインの部分になるかと思います。
穀田)渋谷校(対面式)との違いでいうと、渋谷では90分の中でライティングとリスニングの両方を学ぶのですが、それをオンラインではライティングの45分、リスニングの45分とコマを分けて学ぶことになります。
――ESL clubのライティングとスピーキングを兼ねたレッスンが非常に好評だそうですが、内容について教えていただけますか?
梶)入会時のご案内では「アウトプット」と「インプット」の授業と呼んでいます。オンラインの体験レッスンのときに、リスニングで「自分の中に発音を取り入れる」「耳を育てる」「イメージを育てる」という形で、どんどん自分の中に取り入れる「インプット」のレッスンをご案内しています。
ライティングの方は、「自分を表現するレッスン」という言い方をしています。「アウトプット」というのは結局、自分の考えを持って、それを出すという作業になりますよね。
「アウトプット」はスピーキングの面接の対策にも、コミュニケーションの練習にもなり、書いてアウトプットする英作文のライティングの練習にもなります。それを両方混ぜて、自分の考えを持つ練習、自分の考えを話して、書いて出す練習の形にしているのがライティングのレッスンです。
レッスンの前半10~15分位は、とにかくしゃべってもらい、アイディア出しをさせます。生徒さんには書くことをさせないで、レベルにもよりますが、なるべく英語でしゃべってアイディア出しをさせるようにします。
少しテーマと外れてもいいので、ディスカッションのような感じで、どんどん子どものアイディアを出させる、英語を話させる時間を作っています。その間、講師は全部タイピングでメモしていくんですね。
英語で出てきたものは英語で、日本語で出たものは日本語でタイピングして残しておき、ある程度集まったら、講師がその画面を共有していきます。
まとめの段階で今日書くべきトピックに立ち返って、どのアイデアを使って、どうやって文章を構成していくかをディスカッションして、実際に文章に書き起こすところを生徒さんにやってもらいます。
講師と一緒に英語でまとめられなかったものを英語にしたり、文法が間違っているものを適切に直したりと添削をして、最終版のエッセイを完成させるまでが一連の流れです。
オンラインでも、熱意と楽しさを伝える工夫は?
――オンラインだと講師との間に壁を感じるのでは、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ESL clubならではの特徴や工夫はありますか?
穀田)オンライン校の講師たちは聞く姿勢と、相づちの打ち方がすごく上手な気がします。コミュニケーションのスタンスは画面越しでもすごく伝わる感じがしますね。
梶)講師たちには最初の研修のときから、「今の3倍、明るく話して」とか「5倍褒めてあげて」とか指導の仕方をアドバイスしていますね。
オンラインの画面越しというと、人の温もりや人間味が薄くなると思われがちですが、オーバーリアクションを演じてもらう気持ちなら、熱意や楽しさが子どもに伝わると思うんですよね。
講師が笑えばお子さんも笑ってくれるので、そういうところを研修で練習させたり、新人の頃はアドバイスをたくさんしています。あとは先輩の講師たちがみんな上手にやっているので、それを見せて真似してもらったりしますね。
私も空き時間があれば机間巡視でオンラインレッスンを見て回り、レッスンの最初や最後に自分が加わることもあります。最初に少しおしゃべりしたり、最後に「今日、超良くできたじゃない!」と褒めたりしていますね。要望があれば随時面談も行っています。
レッスン内容を保護者がチェックできる、ポータルサイトも充実!
――「オンラインで、ちゃんとレッスンできているの?」「自分の部屋でレッスンしているから何をやっているか分からない…」と不安に思われる保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、その点はどうですか?
梶)オンライン校の特徴として、ポータルサイトでレッスンの内容のチェックができるようになっています。保護者の方にIDとパスワードをお送りして、ログインすればいつでもアクセスでき、レッスンで習った内容や宿題や講師からのメッセージを見られるんですね。
穀田)レッスンで良かった点など、講師からのメッセージも細かく書いてありますね。保護者の方でレッスンに対する不安があっても、これを見るときちんとやっているんだなってのがすごく伝わるようなメッセージになっているのを感じます。
梶)宿題についていうと、渋谷校ではレッスンの中で英検に向けた単語テストがあるのですが、オンライン校ではレッスン中だと時間がもったいないので、宿題としてレッスンの前にやってもらうよう指導しています。
オンライン校では単語テストが専用サイトとしてポータルサイトの中に入っているので、生徒さんにレッスンまでに取り組む宿題を出しておくと、いつテストを受けて何点かという記録も講師がチェックできます。
その日のレッスンで「単語テスト何点だった?」と褒めるために尋ねますが、実は講師はすでに記録を見ているという形です。
――オンライン校に入会して、実際に成果が出ている生徒さんはいらっしゃいますか?
梶)入会して短期間に成果を出している生徒さんは結構いますね。
ESL clubブログの記事にも登場した小学4年の大塚貴咲ちゃんは、入会してすぐに4級合格し、半年で3級合格ラインにいます。
同じくブログに登場した中1の水野谷駿くんは、5月に入会した時に4級合格、1ヶ月半後に3級、9月に準2級に受かりました。入会4ヶ月で準2級までと、超ハイスピードでした!
宿題も完璧にやってくるし、意欲がとても高いので積極的に質問し、レッスンの中の言語がどんどんオールイングリッシュに変わってきているので、見ていて驚きます。
ESL clubでは、バイリンガル講師がレッスンするというのも大きなメリットで、使用する言語もレベルに合わせて、こちらから講師に細かく指示しています。
英語を始めたばかりの子でも褒めたり指示したりは部分的に英語で伝えたりして、なるべく英語を使っていきます。
効率良く伸ばすためにわからない部分は日本語の解説を取り入れて、レベルが上がるにつれてオールイングリッシュに近づけていきますね。
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高いレベルのオンライン英語塾を日本全国で
――改めてオンラインのメリットや、仕事への思いをお聞かせください。
梶)オンラインがいいと思うのは、日本全国が対象なところです。
田舎に行くほど、東京ほど英語塾の選択肢がないですし、帰国子女やインター出身など、英語のできる子どもたちが自分の英語力を表現する場がなく、阻害されているような気がします。
そんなお子さんがESL clubでバイリンガル講師に習うと、講師を将来の姿、お手本や憧れに、保護者の方はお子さんをこんな風にしたい、と思ってくださるようです。
「うちの子のレベルを預かれる英語塾がない」という話もよく聞きますが、東京の高いレベルの英語教育がオンラインで受けられるのは大きなメリットだと思います。
穀田)忙しい人だとオンラインは通学時間なしで、すぐレッスンできるのはいいですね。
オンラインでは基本週1回と週2回のコースがあって、週2回(リスニングの45分+ライティング45分)の生徒さんが多いんですね。
週2回講師に会ってやる気を注入できるので、人に会って意欲が出たり、頑張ろうっていう気になったりするお子さんにも向いていますね。
ESL clubのレッスンはオンラインの画面に入れさえすれば講師がすべてやってくれますので、レッスン中に保護者の方のテクニカルのサポートは要らないですね。5歳のお子さんでもレッスンできます。
梶)私はとにかく英語が好きなので、ESL clubのレッスンを通じて視野を広げて、世界に飛び出してほしいと思っています。
英語をきっかけに世界を知るとか、自分の居場所はここだけじゃない、というのを知ってほしいです。生徒さんに英語を楽しく学びながら、自由に好きなように生きていい、って思ってほしいですね。
穀田)ESL clubで視野を広げて、将来への土台を作ってほしいと思っています。特に周りに合わせなきゃいけない環境の地方の帰国子女のお子さんには、ESL clubは自分がそのまんまでいいんだよ、という場所にしてあげたいですね。
英語力と、自分もやればできるという自信、どちらも育ててあげたいですね。
お二人の話から、ESL clubのオンラインは、英語技能のレベルアップにつながる独自のカリキュラムや、日英自在に操るバイリンガル講師、手厚いサポートシステムなど、 全国どこでもハイレベルなレッスンを受けられるのが非常に魅力的に感じられます。
子どもの英語力を確実に伸ばせるオンライン英語塾をお探しの方にとって、一つの選択肢といえるのではないのでしょうか。
(執筆:島川渚)