ESL clubに通う、小学6年生の市山遼佳さん。夏休み期間中に2週間のホームステイ留学に挑戦しました。遼佳さんが留学を決意した背景には、お母さんの留学時代の苦労話も影響していると言います。そこで、遼佳さんと遼佳さんのお母さんにインタビューし、留学を決意した理由や、実際留学してみてどうだったかインタビューしました。
目次
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留学を経験した母だからこそ、娘に伝えていること
遼佳さんのお母さん自身も留学経験があり、留学中に他の日本人の姿も見てきたと言います。その中で英語はできるけど、日本語が中途半端な人を残念に思ったこともあり、娘には日本語も英語も堪能になって欲しいと思っているとのこと。
お母さんご自身が留学した時の後悔として
・もっと自分を出して楽しんで、目的を達成すべきだった
・日本のことを詳しく伝えられるように準備すべきだった
・日本人としてのアイデンティティを確立した状態で行くべきだった
と、3つの後悔を上げたうえで、娘には自分が知らない解決策や捉え方を柔軟に受け入れる力、小さいうちから英語に触れて日本人ながら英語を話せるように育てたいと思い、ESL clubに通わせたり留学を進めたと言います。
また、英語を学ぶようになってからは語学にプラスして何を極めたいか?と常々娘に聞くようにしているとのことでした。
初めての留学、2週間のホームステイへ
ーこんにちは!遼佳さん。今日は夏の留学について教えてください。まず、英語の勉強はどれくらいから始めたんだっけ?
いとこがアメリカに住んでいるので、いとこのところへ旅行に行ったりと、3歳くらいから英語に触れる機会は少しありましたが、本格的に英語がわかるようになりたい…英検を勉強しようと思ったのは小学4年生からです。
ー英検はいま何級まで持っているの?
準2級です。半年くらい勉強して5年生になって準2級に合格しました。
ー準2級の勉強は大変だった?
単語を覚えるのが特に大変でした。今は2級の勉強をしているんですけど、1回落ちているので、スペルとかしっかり覚えないといけないな…と思っています。
ー留学に行くことを決めたのはいつ頃から?
留学に行く1ヶ月半くらい前からです。お母さんに「塾の夏期講習かホームステイ行くならどっちが良い?」って聞かれて、中学受験しないと決めたこともあって、せっかくの機会だからホームステイに行ってみたいと答えました。
ーその時にホームステイを選んだのはなんで?
海外の高校に行きたいなって思ったんです。なので受験を考える前に、まずは短期でも留学して雰囲気を感じたかった。それに加えて今もいとこはアメリカいるので、いとこがいるアメリカだったら、もし何かあった時も安心だなってのもあって。だからホームステイ先もいとこの家の近くを選びました。
ーアメリカのどこに留学したの?
カリフォルニア州のアーバインというところです。カリフォルニアは都会のイメージだったけど、アーバインは大きいお家が多くて、自然が多くて思ったよりものんびりできる場所でした。野球スタジアムやディズニーランドも近くにありました。
ー留学中の1日のスケジュールを教えてください。
留学していた2週間は毎日語学学校に通っていました。 到着した日は、まず部屋の案内から始まって、近くのプールに連れて行ってもらいました。次の日から学校に通って、学校が終わると毎日プールや海に連れて行ってもらったので、勉強も遊びも満喫できました。 土日にはディズニーランドやユニバーサルスタジオにも連れて行ってもらいました。
初めての留学でも緊張せずに楽しめた
ー空港からホームステイ先まではどのように行ったの?
留学エージェントが迎えにきてくれました。一人で飛行機に乗ったり海外に行くのは初めてだったけど、意外と平気でした。お母さんも緊張していない私の姿を見て驚いていました。(笑) ホストファミリーはお母さん、お父さん、子供が12歳の男の子と9歳の女の子で年が近かったこともあり、安心しました。
ー初めての留学で緊張していないのはすごく度胸がありますよね…!語学学校に着いてからもあまり緊張しませんでしたか?
偶然でしたが同じタイミングできていたESL clubの生徒がいたこともあって、あまり緊張しませんでした。でも、授業は全部英語なので、友達と話すときも頑張って英語で意思疎通していました。
ーでは、実際に勉強はどうでしたか?
ホストファミリーに最初会った時に、あんまり言葉が通じなくて大変だったけど、持っていった電子辞書はなるべく使いたくないと思っていました。知っている単語や習った単語を繋げていくことで会話を続けました。 ホストファミリーの子どもとは、それでも沢山会話できて、アメリカのことを教えてもらったり、日本のことを教えたりしたのが特に楽しかったです。 外国人と今まで話す機会はそこまでなかったので、どんなこと話そう?と考えながら、話のネタとして日本のお土産を沢山用意しました。
ーお土産はどんなものを持っていったの?
鉛筆と鉛筆削りと消しゴムのセットが好評でした!アメリカにはあんまりないかな?って思って。そしたら、喜んでくれたので嬉しかったです。
ー留学中にこれできなかったな、とか後悔していることはありますか?
全て自分の意志で出来たので後悔していることはありません。しいて言うならもう少しアメリカにいたかった!日本に帰りたくなかったです(笑)
ー後悔がないんですね!すごい!楽しかったことや勉強になったことは?
みんなでプール行ったり、ショッピングモールにも連れて行ってもらって楽しかった。ショッピングモールでは、お金の種類が多くてわからなかったけど、ホストファミリーが「自分で買い物してみたら?」と言ったので、挑戦してみたら、1ドル札や5ドル札、クォーターコインなども区別できるようになりました。 あと、意味がわからない単語とかが出てきたら、スペルを教えてもらってその場で覚えるようにしたので、沢山単語を覚えられました。
次は単語を繋げるだけでなく、文章でしっかり伝えたい
ー行く前と行く後での気持ちの変化を教えてください。
行く前は自分の英語力でちゃんと話せるか心配だったけど、現地ではわからないことは聞いて学んで楽しかったので、帰ってきたらまた行きたいなと思いました。 留学したことのある友達に聞くと、「2週間だとあまり話せないよ」と聞いていたけど、結構話せたので、今度は期間を延ばして1ヶ月位行って沢山英語で話したいです。
ー英語の勉強に対する気持ちは何か変化があった?
もっとちゃんと英語を話せるようになりたいと思いました。前より英語に触れる時間を多くするために、ipadに英語のアプリを入れて勉強しています。次行くときには単語だけじゃなく、文章でしっかりと自分の意思を伝えたいです。そのために今はパス単の2級の勉強も頑張っています。 今は中学生レベル位話せているかな?と思うので、中学生になったら高校生レベルで話せるようになりたいです。
ー海外に行ってもっと難しいことに挑戦するとしたら、どんなことに挑戦したい?
海外の高校へ通いたい。そのためにホームステイへ行ったし、英語をもっと知りたいです。お母さんが高校からアメリカに行ってて、結構英語がペラペラなので、お母さんみたいになりたいです。そのためにも英検のレベルを上げて、英語力を伸ばしたいです。
ー留学したいけど、悩んでいる人に向けてメッセージをお願いします。
留学は本当に楽しかったから、悩んでいるなら行ってみて!って思います。でも、英語力は英検準2級か2級位あった方が楽しいと思う。まだ英語を始めたばかりの人はまずは日本でレッスンに通って英語レベルを上げた方がいいと思います。
ESL clubの英検ベースカリキュラムで培った英語力で達成できた有意義な留学体験
ESL clubでは英語力がCEFR A2~B1(英検準2級~2級)に達した生徒さんには、海外留学に行くことを積極的にオススメしています。それは、小学生でも同様です。
「まだ小学生なのに、本当に海外留学なんてする必要があるんですか?」
たまに、こう聞かれることがあります。 むしろ、「小学生だからこそ海外留学をする意義が大きい」とESL clubでは考えています。
なぜなら、思春期を迎える前の小学生のうちに海外留学を経験すると、子どもたちにとって「海外」に対する捉え方が大きく変わります。海外留学に行くまでは、子どもにとって「海外はなんだかよくわからない、おっかない場所」という認識かもしれません。しかし、小学生のうちに海外留学することで、「海外」は「自分でも当たり前に選択でき、かつ日本よりも刺激的で面白い場所」になるのです。
こうして得られたグローバルマインドは一生、子どもたちの素地として残っていくでしょう。
このような「海外」を「当たり前に選べる場所」だと認識できるグローバルマインドを培うためには、小学生のうちに海外留学を経験するのがベストです。しかし、全く英語ができない状態で海外留学をしても、英語で意思疎通を図ることが難しく、「自信を持って世界を選択できる状態」まで持っていくのは難しいでしょう。
なので、ESL clubでは小学生のうちに世界基準の英語力を達成してもらいます。それはつまり、CEFR B1(英検2級)の英語力(最低でもCEFR A2である英検準2級)です。そうすることで、海外の人たちと共に学び、共に生活し、「自分も海外でやっていける!しかも、海外は面白い!」という実感を持つことができるのです。
小学生のうちに世界基準の英語力を手にし、海外留学を通じて子どもの今後の人生を大きく「世界」に広げる「グローバル体験」を積んでもらうこと。
これはESL clubのミッションの一つです。