小学生の英語の勉強法は、毎日少しずつ英語の「音」に触れることが効果的です。リスニングや音読を中心に、英語の音やリズムに慣れることで、無理なく英語力の土台を育てられます。
ただし、レベルや適性に合った方法で継続しなければ、思うように成果が出ないこともあります。また、小学校の授業だけでは英語に触れる時間が限られるため、自主学習の取り組みも大切です。
この記事では、小学生におすすめの英語の勉強法を、学年別のポイントや家庭でできる具体的な方法とあわせて解説します。また、小学生の英語力をより効率よく伸ばすためのコツやサポート方法についても紹介します。
目次
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小学生の英語の勉強法:「毎日少しずつ音に触れる」ことが大切

小学生におすすめの英語の勉強法は、英語の「音」に親しむリスニングを中心とした学習です。「聞いてわかる」というリスニング力は、英語力を高めるための土台となります。
小学生は「聞き取る力」が伸びやすい時期です。また、音から入る英語学習では、英文理解に必要な「文字→音」への変換プロセスが不要のため、小学生にとってはリスニングを中心とした学習のほうが理解がスムーズに進みやすい傾向があります。
たとえば単語学習であれば、音読して単語の持つ音とイメージを結びつけることを意識することがポイントです。CD付きの単語帳を活用するのもよいでしょう。
毎日繰り返し英語学習に取り組むことも大切です。
たとえば合計10個の英単語を覚えることを目標とする場合、「毎日1個ずつ10日かけて覚える」のではなく、「10日間、毎日10個を繰り返し、音読しながら覚える」という勉強法のほうが、記憶に定着しやすくおすすめです。
小学生から英語学習を始めることで、小学3年生からスタートする学校の英語授業との相乗効果も期待できるでしょう。
関連記事:【小学生の英検対策】リスニング重視の勉強法が最も効果的である理由とは!?
関連記事:子どもの英会話はいつからがベスト?年齢別の学習のポイントや注意点を解説

ESL club講師からのコメント
英検対策を行うESL clubでも、小学生で順調に英検に合格していく小学生の生徒たちの共通点として「リスニングの正答率が非常に高い」という傾向があります。
まずはリスニング・スピーキング重視の学習からはじめ、徐々にライティング・リーディングスキルを伸ばしていくと、スムーズに進めやすいでしょう。
バイリンガル講師のインタビュー記事はこちら
【学年別】小学生の英語勉強法

小学生の英語学習では、低学年(1~2年生)は「英語の音に慣れる」、中学年(3~4年生)は「読む・書く力の土台作り」、高学年(5〜6年生)は「中学英語への橋渡し」を意識した勉強法がおすすめです。
低学年(1〜2年生)の勉強法
低学年(1〜2年生)の小学生には、「英語の音に慣れる」ことを目的とした英語の勉強法がおすすめです。
集中力が続かず、結果として学習の継続が難しくなることもあるため、楽しく英語に触れることを意識するとよいでしょう。具体例のように、「直感的にイメージしやすい」勉強法を取り入れることもポイントです。
【具体例】
- 英語の歌・動画の活用
- フォニックスの導入
- 絵本の読み聞かせ
中学年(3〜4年生)の勉強法
中学年(3〜4年生)の小学生には、聞く・話すを中心に、「読む・書く力の土台作り」も意識した英語の勉強法がおすすめです。
アウトプットの機会を増やしていくことで、学習のモチベーションが高まりやすくなります。また、本格的な英語の授業が始まる小学5・6年生に備えることも可能です。
【具体例】
- フォニックス強化
- 単語を書く練習のスタート
- 簡単な会話練習
高学年(5〜6年生)の勉強法
高学年(5〜6年生)の小学生には、「中学英語への橋渡し」を意識した英語の勉強法がおすすめです。
学校の英語授業の復習に加え、足りない部分を補う学習も取り入れるとよいでしょう。家庭学習によるフォローが難しい場合、英語塾を活用するのもひとつの手段です。
【具体例】
- 文章構造の理解
- 英検®対策の開始
- 音読トレーニング
関連記事:小学校での英語はいつから始まる?何年生から英語教育すべきか内容や目的を解説
家庭でできる小学生の英語勉強法4選

家庭でできる小学生の英語勉強法は、主に以下の4つです。
- 英語動画・アニメ・絵本・アプリを活用する
- 音読トレーニングを習慣づける
- フォニックス学習に取り組む
- 英検®対策を行う
それぞれ詳しく紹介します。
1.英語動画・アニメ・絵本・アプリを活用する
動画・アニメ・絵本・アプリなどを活用することで、遊び感覚で英語を学べます。絵やアニメーションによって、学習内容をイメージしやすいメリットもあります。
子どもの興味に合ったものを教材にすれば、「テーマソングを繰り返し口ずさむ」など継続学習につながり、スキルの向上を期待できるでしょう。
2.音読トレーニングを習慣づける
英文を声に出して読む音読トレーニングを習慣づけることで、「聞く・話す・読む」の力を同時に伸ばすことが可能です。
まずは、短い英文や簡単なフレーズを繰り返し音読するだけでも構いません。最初はゆっくりでもよいので、正しい発音やリズムを意識しながら取り組みましょう。
音読を継続することで、英語の語順や表現が自然と身につき、「英語を英語のまま理解する力」の土台づくりにつながります。1日5〜10分程度でもよいので、毎日の習慣として取り入れるのがおすすめです。
音読に慣れてきたら、音声を聞いたあとに少し遅れて真似して発話する「シャドーイング」を取り入れると、より実践的なリスニング力や発話力の向上を期待できます。
3.フォニックス学習に取り組む
教材本・アプリ・DVDなどを活用したフォニックス学習に取り組む勉強法もおすすめです。
フォニックスとは、英語のつづりと発音の規則性を学び、英語を正しく発音し、文字を読めるようになるための勉強方法です。ネイティブスピーカーも活用している勉強法で、「初めて見た英単語も正しい発音で読めるようになる」というメリットがあります。
ただし、フォニックスを学ぶだけでは音や文字と単語の意味が結びつかないため、並行して単語の意味の学習にも取り組むとよいでしょう。
関連記事:フォニックスとは?意味ないと言われる理由やおすすめの英語学習方法を紹介
4.英検®対策を行う
英語スキルの確認・向上や、学習のモチベーション維持に役立つため、英検対策に取り組むこともおすすめです。
英検(実用英語技能検定)とは、公益財団法人 日本英語検定協会が実施する国内最大級の英語検定試験です。4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)から英語力を測定できます。
レベル別に級が分かれており、実力に応じた受験級を選択可能です。英検協会の発表によると、2027年1月検定(2026年度第3回検定)より、基礎レベルに位置づけられる「英検7級」と「英検6級」が新設されます。
| 新設級 | レベル・難易度の目安 |
|---|---|
| 英検7級 | 小学校の中学年程度 |
| 英検6級 | 小学校の高学年~中学校の入門程度 |
「英語の勉強を始めたばかりなので、達成しやすいレベルから子どもに成功体験を積ませたい」という場合、7級や6級の受験も検討してみるとよいでしょう。
関連記事:2026年度英検®日程!申し込み期間・試験日・解答速報・合否発表・合格取得日
関連記事:英検レベル|各級の難易度は?英検協会も教えてくれない情報を大公開!
小学校の英語授業だけでは足りない?自主学習が必要な理由

小学校の授業のみで英語力を十分に伸ばすのは難しい傾向があります。また、自主学習の有無は習得度に影響しやすく、中学英語とのギャップ軽減にも役立ちます。
そのため、小学生の英語学習では「授業+自主学習」の組み合わせがおすすめです。
習得度に差が生じやすい
小学生に英語の自主学習が必要な理由として、「習得度に差が生じやすい」ことが挙げられます。
小学校で英語が必修化されたことで、「学校の授業だけで十分では?」と感じる保護者もいらっしゃるかもしれません。しかし、英語は接触時間や実践量によって習得度が大きく変わりやすい教科のひとつです。同じ授業を受けていても、日常的に英語に触れている子どもと触れていない子どもでは、理解度や習熟度に差が生まれやすい傾向があります。
たとえば、英語の音やリズムに自然と慣れている子どもは理解が進みやすくなります。一方、授業以外で英語に触れる機会が少ない場合、習った内容が定着しにくく、学習がその場限りになってしまうことも珍しくありません。
小学生の英語スキルを伸ばすためには、日常的な自主学習の積み重ねが重要といえます。
中学英語とのギャップ軽減に役立つ
中学英語とのギャップ軽減に役立つことも、小学生に英語の自主学習が必要な理由のひとつです。
年間における小学校の英語の授業時間は、3・4年生で35時間程度、5・6年生で70時間程度です。一方、中学校では年間140時間以上の英語授業が行われるため、単純に比較しても学習量には大きな差があります。
また、中学校では文法理解や読解、英作文など学習内容が一気に高度になります。小学生の段階で英語の音や語順に慣れていないと、授業についていけなくなったり、英語に苦手意識が生じたりするケースもあるでしょう。
中学英語とのギャップを埋めるためにも、小学生のうちから自主学習によって英語に触れる時間を増やしておくことがおすすめです。
小学生の英語学習で失敗しないための5つのポイント

小学生の英語学習で失敗しないために、以下の5つのポイントを意識しましょう。
- 無理強いしない
- 文法の詰め込み学習は避ける
- 目標を決める
- 「習慣化」して長期継続する
- 子どもに合ったサポートを検討する
それぞれ詳しく解説します。
1.無理強いしない
子どもに、英語の勉強を無理強いしないことが大切です。英語に苦手意識を抱いてしまうと、学習のモチベーションを保てず、スキルが伸びにくくなるためです。
小学生のうちは特に、「楽しい」と感じながら英語学習に取り組める環境を意識するとよいでしょう。
2.文法の詰め込み学習は避ける
文法の詰め込み学習は避けましょう。
英語は、日本語と比べて語順や表現の仕組みが大きく異なるため、「なぜそうなるのか」を理屈で理解するためには一定の抽象的思考力が求められます。しかし、小学生のうちは、文法やルールを体系的に理解する力がまだ十分に発達していない場合があります。
小学生は「文法ルールを細かく覚える」「理屈で完全に理解する」といった文法学習を徹底するよりも、以下のような勉強法のほうがスムーズにスキルを伸ばしやすいでしょう。
- 英語の音に慣れる
- フレーズをそのまま覚える
- 繰り返し使って身につける
また、詰め込み型の文法学習は「つまらない」「難しい」といったネガティブな印象につながり、学習の継続が難しくなる可能性もあります。
3.目標を決める
あらかじめ英語学習の目標を決めておくと、継続につながりやすいためおすすめです。「英検〇級に合格」「中学受験に合格」といったゴールを設定することで、学習のモチベーション維持が期待できます。
目標を設定する際は、長期的な目標だけでなく、途中に短期目標をはさむことがポイントです。「1週間、毎日音読する」など短期間で達成できる目標があると、成功体験を積みやすくなります。自信がつけば、その後の英語学習も前向きに続けやすくなるでしょう。
関連記事:小学生は英検®何級が目安?受験メリットや勉強方法を紹介
4.「習慣化」して長期継続する
英語学習を「習慣化」して長期継続することも大切です。短期の詰め込み学習は、記憶が定着しにくいためです。
また、小学生の英語学習では、「できた」という達成感を覚えられるかどうかが継続のカギになるケースが少なくありません。そのため、以下のように学習の成果を「見える化」してモチベーションを高める方法もおすすめです。
【学習成果の「見える化」の例】
- 学習カレンダーに記録をつける(例:できたら〇印をつける・シールを貼る)
- 「できるようになったこと」をリスト化する(例:英語の歌を1曲歌えた)
- 音読やスピーキングを録音する(例:「最初に比べてスムーズに読めるようになった」など成長を客観的に確認し、子どもの自信につなげる)
5.子どもに合ったサポートを検討する
得意・不得意や適した勉強法は一人ひとり異なるため、子どもに合ったサポートを検討することも重要なポイントです。
しかし、以下のような悩みを抱える保護者は少なくありません。
- 効果的なスキルの伸ばし方の見極めが難しい
- 毎日の進捗確認や学習サポートが大変
- ライティングなど「正解のないアウトプット」の添削やフォローが難しい
- 学習のつまずきに対する指導方法がわからない
- 子どもの英語スキルの客観的な評価がほしい
このような悩みが保護者の負担になり、楽しんで子どもと英語学習を続けることが難しくなってしまうケースもあります。必要に応じて、スクールなどプロによるサポートを検討するとよいでしょう。
関連記事:英会話教室と英語塾、どっちが子どもにおすすめ?違いや選び方を解説
小学生の英語学習はESL clubにおまかせください

「小学生の子どもの英語スキルを伸ばしたい」という場合、ESL clubにおまかせください。
小学生の指導実績が豊富

ESL clubは、2015年の開塾以降、小学生を含む1,000名以上の英検合格者を輩出してきた実績があります。一般的に、英検2級取得が高校卒業時の到達目標とされている中、ESL clubでは小学生、中学生時点での高い合格率を誇っています。もちろん、英検対策以外のフォローも可能です。
”英語を教えない英語塾”をモットーとするESL clubでは、英語そのものではなく「日本で生活する子どもにとって最適な英語の学習法」を指導します。
たとえば、10歳未満の生徒様に文法指導は行いません。認知能力が発達していない子どもにとって、文法知識を体系的に理解することは難しいためです。代わりに、効果的なインプットを実現するための「段階的シャドーイング」を採用しています。自宅で継続できるシンプルかつ効果的な学習法をお伝えすることで、子どもの主体性を引き出します。
ESL clubでの学びを、受験や進学に役立てた事例もあります。
Mさん
- 英検3級の加点を活かし、志望中学の選抜クラスに合格
- 小学6年生で英検準2級に合格
Sさん
- 志望中学の英語特別入試を利用し、選抜コースに合格
- 小学6年生で英検準2級に合格
Kさんの保護者様
- 小学2年生のとき、英検5級の受験からスタート
- 小学6年生で英検準1級に合格
- 受験勉強と英語学習を両立させ、桜蔭中学に合格
Sさん
- ABCの順番がわからない状態から約2年半で、英検2級に合格(小学6年生時)
- 英語の勉強と水泳を両立
- 英語力を活かし、アメリカ・ミズーリ州の現地校に編入
バイリンガル講師による個別レッスン
ESL clubでは、英検1級・TOEIC900点以上のバイリンガル講師が、生徒一人ひとりの課題やレベルに合わせた個別カリキュラムによるマンツーマンレッスンを提供します。
必要に応じて日本語も使用しながらレッスンを行うため、疑問はその場で解消して英語力アップにつなげることが可能です。

手厚いサポート
ESL clubならではの手厚いサポートも魅力です。
ESL clubには、保護者・生徒との講師の架け橋となる「スクールマネジャー」が在籍しています。講師の高い指導力を支える体制に加え、保護者・生徒様とのコミュニケーションや学習フォローまで一貫してサポートする存在です。たとえば、保護者様との学習進捗の連携や、個別相談などにも対応しています。
保護者様からは、「子どもの英語学習を丸ごとお任せできるので助かる」「グループレッスンや外国人講師による英会話教室では難しい要望まで、個別対応で丁寧に聞いてもらえる」といったお声も頂戴しています。
オンライン受講も可能
対面でレッスンを受けられる渋谷校、ご自宅などでレッスンを受けられるオンライン校からお選びいただけます。どちらもバイリンガル講師による完全マンツーマンレッスンです。
継続率97%のオンライン校は、海外からの受講も大歓迎です。
ぜひ、お気軽にESL clubの無料体験レッスンをお試しください。(※英検試験前日・当日のお問い合わせで無料体験レッスンの実施やアドバイスは出来かねますのでご了承ください。)
小学生の英語の勉強法に関するよくある質問

小学生の英語の勉強法について、よくある質問とその回答を紹介します。
小学生が避けるべき英語の勉強法はありますか?
小学生の英語学習では、文法や単語の丸暗記から始める勉強法は避けたほうがよいでしょう。
音やリズムに慣れることが重要となる英語学習において、いきなりルールや書き取り中心の学習に偏ると、理解が進みにくくなることがあります。また、「英語は難しい」と感じてしまい、学習意欲の低下につながる可能性もあります。
まずは音読やリスニングなど、英語に触れる機会を増やすことから始めるのがおすすめです。
英語がペラペラになるまで何年かかりますか?
英語が話せるようになるまでの期間は個人差があるものの、一般的には簡単な日常会話、定型文を話せるレベルであれば2〜3年程度の継続的な学習が目安とされています。
ただし、学習頻度や環境によって大きく異なります。日常的に英語に触れる機会が多いほど習得スピードは早まるため、「どれくらいの期間で話せるか」よりも、継続して英語を使う環境を整えることを意識するとよいでしょう。
小学生の英語学習におすすめの学習教材はありますか?
小学生の英語学習には、英語の絵本やフォニックス教材、英語アニメや学習アプリなど、音声付きで楽しく取り組める教材を選ぶことがポイントです。子どもが「楽しい」と感じる教材を選ぶことで、学習の継続につながります。
教材は難易度よりも「続けやすさ」を重視し、音読やリスニングと組み合わせて活用すると学習効果を得やすいでしょう。
具体的なおすすめ教材は、以下をご参照ください。
関連記事:【厳選】幼児~小学生におすすめのフォニックス教材本・アプリ・DVDを紹介
まとめ

小学生の英語の勉強法は、毎日少しずつ英語の音に触れる学習を継続することが大切です。リスニングや音読を中心に取り組むことで、無理なく英語力の土台を構築できるでしょう。
英語は短期間で成果が出る教科ではなく、日々の積み重ねによって少しずつ伸びていきます。レベルや適性に応じた学習方法を選び、楽しみながら継続できる環境を整えるとよいでしょう。
「正しい学習方法がわからない」「家庭でのサポートが難しい」と感じる場合は、英語塾などを活用することも有効です。適切な指導や学習環境を取り入れることで、より効率的なスキルアップを期待できます。
ESL clubでは、無料体験レッスンをご用意しております。体験レッスン終了後の面談にて、スクールマネージャーがお子様に合った学習プランをご提案いたします。ぜひお気軽に、ESL clubのレッスンの雰囲気を体験してみてください。
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