ESL clubでは毎レッスンで宿題が出ます。しかも、日割りで出ます。
個別レッスンなので、内容や分量は生徒一人ひとり異なりますが、ESL clubの基本的な考えは全生徒に対して一緒だからです。
それは、毎日の自主学習は生徒にとって非常に大切だという信念です。
今日はESL clubがなぜそう考えるのかをご説明します。
目次
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理由① 英語習得に必要な学習時間である「3,000時間」を確保するため
英語習得に必要な学習時間をご存知でしょうか?
それは、約3,000時間です。
参考記事:英語習得に必要な学習時間|ENGLISH TUTORS NETWORK
学校での学習時間は約1,500時間です(授業と家庭での自主学習を合わせてです)。
つまり、3,000時間の確保まであと1,500時間足りないことになります。
そこで、英会話教室に通うとします。
例えば、英会話教室に週1回1時間、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンを受けたとします。そして、宿題として週1時間程度で終わる演習が出題されるとします。
この場合、1週間あたりの学習時間は2時間。年間では約100時間になります。
年間約100時間の学習だと1,500時間の確保に約15年かかることになります。
もしお子様が今、6歳だったとします。15年後、晴れて英語習得が達成できたときの年齢は21歳。1週間に2時間程度の学習だと英語習得までに時間がかかりすぎます。
「せっかく小さい頃から英語を学習しているのだから、もっと早く英語をできるようにしてあげたい。できるだけ早い時期から英語を使って海外を知り、自分の世界を広げてほしい。そして、『海外』も選択できる人生を歩んで欲しい。」
ESL clubではそう考えています。
だから、学習時間の確保を疎かにしないのです。
では、どのくらいの時間、家庭学習に取り組めばいいのでしょうか?
例えば、毎日30分取り組んだとしたら1年で約182時間。1,500時間確保までの時間は約8年に短縮されます。
もし毎日1時間取り組めたら1年で365時間。約4年で1,500時間の学習時間を確保できる計算になります。
つまり、毎日30分〜1時間程度取り組むことで、約4年〜8年で英語を習得する(学校の勉強もしっかり取り組んでいることを前提としています)。
このぐらいのペースで英語を伸ばしていけると、生徒本人としても自分の英語力が上がっていることを実感できます。英語習得までの時間を早めることは、本人のモチベーションアップにもなるのです(あまりにゆっくりとしたペースで学習することは、成長の実感が湧かず、学習に対して不信感がわき、挫折の原因になります)。
3,000時間(学校での学習を除けば1,500時間)の確保。これが英語習得には必要不可欠です。
だからESL clubでは、毎日の家庭学習を大切にするのです。
理由② 生徒に「やり抜く力」を身につけてもらうため
GRIT(グリット)をご存知ですか?
ある研究で、成功の要因が学歴やIQによらないことがわかりました。この研究で挙げられた成功の条件が「GRIT(グリット)」でした。
「グリット」とは、物事に対する情熱であり、また何かの目的を達成するためにとてつもなく長い時間、継続的に粘り強く努力することによって、物事を最後までやり遂げる力のことです。グリットはスタミナを必要とします。1つの夢や目標を実現するために毎日毎日、朝から晩まで、夢中になって頑張り続けることです。それも1週間、1ヶ月といった短期間ではありません。数年間ずーっとです。頑張って、頑張って努力し続ける、そうすることで、やがて夢や目標が現実のものとなるのです。グリットは短距離走ではありません。長距離走なのです。
ーペンシルバニア大学 心理学教授 Angela Lee Duckworth(アンジェラ・リー・ダックワース) 氏
引用記事:成功者が共通して持つ「グリット」という能力–才能でも、努力でもない第3の要素とは?|logmi
「グリットは短距離走ではありません。長距離走なのです。」
これは、英語習得にもそのまま当てはまります。
「英語習得は短距離走ではありません。長距離走なのです。」
毎日コツコツと努力を継続する。そうすれば、必ず英語は習得できます。
英語習得に失敗するほとんどの理由は途中でやめてしまうからです。
もし、生徒が努力を継続し、英語習得に成功したら。
生徒は、英語力だけでなく、更に大きな財産を得ることになります。
それは、「努力を継続することで目標は必ず達成できる」という自信です。
この自信は、彼らの人生において大きな糧となります。
彼らはこれから人生で、多くのことに取り組むことになります。学業、仕事、何かを得るために継続して努力をする必要が必ず出てきます。
その時に、「日々、努力を継続して英語だってできるようになったんだ。だから大丈夫。今回だって絶対に達成できる。」と確信できる自信を生徒に届ける。つまり、やり抜く力、グリットを身につけてもらう。
「この成功体験、自信を得るために『英語学習』を活用してほしい」とESL clubは考えています。
理由③ 「努力次第で自分の世界はどんどん広がる」と生徒たちに実感してもらうため
英語ができると世界は大きく広がります。
留学に行き、英語で話せる海外の友人、知り合いができます。海外の人々と仲良くなることで、今まで日本では当たり前だと思っていた常識や価値観が海外では当たり前ではないということを知り、生徒の世界は広がります。
大好きな小説を原書で読めるようになります。英語を英語のまま理解し、その言語が持つ感覚を直接掴み、感動を楽しめるようになります。
今まで「日本」というフィールドでしか描いていなかった未来が、「世界」というフィールドに広がります。
ESL clubに入塾するまでは全く想像していなかった未来へ行くことができます。
「努力次第で自分の世界はどんどん広がる」
この感覚を一度知った生徒は自ら挑戦し、努力し、自分の世界をどんどん広げていきます。
→実際にそれを体現したESL club受講生のインタビューはこちら:【小学生で英検2級】ABCから2年半で英検2級。その後、アメリカの中学校進学を勝ち取った話。
この感覚を全ての生徒に実感してほしい。「自分次第でいくらでも世界は広がるんだ!」とワクワクしてほしい。
だからこそ、日々の英語学習を継続し、英語力を上げてほしいのです。
それを叶えてあげたいからこそ、ESL clubは自主学習を重要視しているのです。
【ESL clubが「毎日の自習学習はとても大切」だと考える理由】
① 英語習得に必要な学習時間である「3,000時間」を確保するため
② 生徒に「やり抜く力」を身につけてもらうため
③ 「努力次第で自分の世界はどんどん広がる」と生徒たちに実感してもらうため
いかがだったでしょうか。
英語を習う際に、「講師の質はどうか」「教え方はどうか」といったことには注意が向かいやすいですが、「そもそも、毎日の学習時間は足りているのか?進路選択までに英語習得が間に合うペースなのか?」という点は意外に見落としがちです。
英語習得には日々の学習が必要不可欠です。
そして、努力の結果、英語習得を達成したという成功体験は生徒にとって非常に大きな財産になります。
ESL clubはそう信じています。