ESL club 編集部
こんにちは。英語を教えない英語塾『ESL club』です。
英検対策でまず大切なのは、「目標級レベルの英単語を覚えられているかどうか」です。
英検はリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの４技能を評価するテストです。そのため、英単語だけ覚えれば合格できる試験ではありません。
しかし、
「長文で出てくる英単語がわかるか？」
「リスニングで使われる英単語を聞き取れるか？」
「ライティングで目標級相当の英単語を使いこなせるか？」
といった語彙力全般は英検の点数に大きく影響してきます。
つまり、目標級レベルの英単語を覚えないことには、英検合格は難しいでしょう。
今回は、たったの５分であなたが何級レベルの語彙力があるかのがわかる「英検単語レベル診断テスト」を公開します。
さらに、英単語を覚えるコツや注意点なども紹介していますので、ぜひ英検対策の参考にしてください。
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目次
【英検単語レベル診断テスト】やり方
まず、診断テストのやり方を説明します。
① 紙と鉛筆を用意します。
② あらかじめ、問題番号（１）〜（105）を紙に書いておきます。
③ タイマーで４分をセットします。
④ タイマー開始と同時に、下の「【英検単語レベル診断テスト】問題」の英単語を見て順々に、意味がわかる単語には「○」、わからない単語には「✔︎」を書いていきます。
回答時間が４分ということは、１単語あたり約２秒程度で見ていく必要があります。悩んでいたら時間内に終わりませんので、わからないものはどんどん「✔︎」をつけていきましょう。
問題構成は以下の通りです。
【パート１】英検５級レベル：１５問
【パート２】英検４級レベル：１５問
【パート３】英検３級レベル：１５問
【パート４】英検準２級レベル：１５問
【パート５】英検２級レベル：１５問
【パート６】英検準１級レベル：１５問
【パート７】英検１級レベル：１５問
このように、５級から順番に15問ずつの英単語が並んでいます。
ですので、「このパートは難しすぎて『✔︎』しかつかない！」ということであれば、途中でやめて『【英検単語レベル診断テスト】診断結果』まで進んでしまって構いません。（逆に、自分にとって簡単すぎるパートは飛ばしてしまって構いません。）
※「診断結果の出し方」は後ほど説明します。
では、やってみましょう！悩まずに、上からどんどん『○』か『✔︎』を書いていきましょう！
【英検単語レベル診断テスト】問題
【パート１】英検５級レベル
(1) new
(2) cold
(3) sleepy
(4) warm
(5) here
(6) now
(7) usually
(8) fast
(9) old
(10) tall
(11) jump
(12) skate
(13) paint
(14) cut
(15) hike
【パート２】英検４級レベル
(16) busy
(17) famous
(18) fast
(19) often
(20) easily
(21) still
(22) always
(23) ride
(24) cut
(25) invite
(26) drop
(27) record
(28) sell
(29) wake
(30) arrive
【パート３】英検３級レベル
(31) fall
(32) celebrate
(33) smell
(34) mean
(35) steal
(36) customer
(37) problem
(38) athlete
(39) child
(40) pollution
(41) possible
(42) heavy
(43) cheap
(44) poor
(45) usual
【パート４】英検準２級レベル
(46) recognize
(47) decrease
(48) memorize
(49) apply
(50) apologize
(51) knowledge
(52) behavior
(53) equipment
(54) planet
(55) ancestor
(56) harmful
(57) suitable
(58) female
(59) unfortunately
(60) despite
【パート５】英検２級レベル
(61) forecast
(62) murdur
(63) postpone
(64) admit
(65) hire
(66) accommodation
(67) factor
(68) poverty
(69) accuracy
(70) clue
(71) worth
(72) extinct
(73) mature
(74) representative
(75) conscious
【パート６】英検準１級レベル
(76) uphold
(77) stray
(78) preclude
(79) mingle
(80) herald
(81) tariff
(82) riddle
(83) persecution
(84) negligence
(85) ignorance
(86) upcoming
(87) straightforward
(88) ruthlessly
(89) mischievous
(90) hypocritical
【パート７】英検１級レベル
(91) dart
(92) loom
(93) overrun
(94) mull
(95) exult
(96) vernacular
(97) plagiarism
(98) tenet
(99) caliber
(100) spree
(101) sparse
(102) lavish
(103) migratory
(104) astute
(105) whimsical
【英検単語レベル診断テスト】診断結果の出し方
さて、回答時間が終了したので、「診断結果の出し方」を説明します。
やり方は簡単です。
各パートの「✔︎」の数を数えてください。
そして数えた結果を、以下の「診断結果」と照らし合わせてみてください。
【英検単語レベル診断テスト】診断結果
① パート１（英検５級レベル）の「✔︎」の数が５個以上だった
あなたの英単語レベルは英検５級挑戦レベルです。
一度、こちらの「【たった５分でできる英検５級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き！」でより詳細な英検５級レベルの単語テストをやってみてください。
その結果から、英検５級合格に向けた学習戦略を考えていきましょう。
② パート２（英検４級レベル）の「✔︎」の数が５個以上だった
あなたの英単語レベルは英検４級挑戦レベルです。
一度、こちらの「【たった５分でできる英検４級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き！」でより詳細な英検４級レベルの単語テストをやってみてください。
その結果から、英検４級合格に向けた学習戦略を考えていきましょう。
③ パート３（英検３級レベル）の「✔︎」の数が５個以上だった
あなたの英単語レベルは英検３級挑戦レベルです。
一度、こちらの「【たった５分でできる英検３級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き！」でより詳細な英検３級レベルの単語テストをやってみてください。
その結果から、英検３級合格に向けた学習戦略を考えていきましょう。
④ パート４（英検準２級レベル）の「✔︎」の数が５個以上だった
あなたの英単語レベルは英検準２級挑戦レベルです。
一度、こちらの「【たった５分でできる英検準２級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き！」でより詳細な英検準２級レベルの単語テストをやってみてください。
その結果から、英検準２級合格に向けた学習戦略を考えていきましょう。
④ パート５（英検２級レベル）の「✔︎」の数が５個以上だった
あなたの英単語レベルは英検２級挑戦レベルです。
一度、こちらの「【たった５分でできる英検２級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き！」でより詳細な英検２級レベルの単語テストをやってみてください。
その結果から、英検２級合格に向けた学習戦略を考えていきましょう。
⑤ パート６（英検準１級レベル）の「✔︎」の数が５個以上だった
あなたの英単語レベルは英検準１級挑戦レベルです。
一度、こちらの「【たった５分でできる英検準１級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き！」でより詳細な英検準１級レベルの単語テストをやってみてください。
その結果から、英検準１級合格に向けた学習戦略を考えていきましょう。
⑥ パート７（英検１級レベル）の「✔︎」の数が５個以上だった
あなたの英単語レベルは英検１級挑戦レベルです。
一度、こちらの「【たった５分でできる英検１級単語テスト】レベル診断と学習アドバイス付き！」でより詳細な英検１級レベルの単語テストをやってみてください。
その結果から、英検１級合格に向けた学習戦略を考えていきましょう。
英検に向けた英単語の覚え方
英検対策として英単語を効率よく覚えるためのコツは次の2つです。
- 英単語帳を使って毎日コツコツ暗記する
- 多読・多聴で記憶を定着させる
それぞれ詳しく紹介します。
英単語帳を使って毎日コツコツ暗記する
英単語の暗記方法でよくあるのが、単語帳の和訳を赤シートで隠して一問一答的に和訳を答える方法です。
しかし英検ではリスニングやスピーキング対策も必要なため、英単語の綴りと意味を覚えるだけでは不十分です。
そのため、英検対策に向けた単語帳は、音声を無料でダウンロードできるものを選びましょう。
音声を聞いて意味や情景をイメージしながら、発音を口に出しつつ覚えていくのが理想的です。
教室や電車など声を出しにくい場所では、口パクでも十分です。
発音を口に出したらすぐに赤シートを外して、意味があっていたかどうか確認してみてください。
答えられなかった単語は、単語帳に書かれた例文とセットで覚えるといいでしょう。
1単語3秒で答えられるようになるまで反復練習を行ってみてください。
多読・多聴で記憶を定着させる
過去問や参考書を解くのはもちろん、本・動画・音声などを活用して英語をインプットしてみてください。
インプット方法は、絵本や小説、アニメ、ドラマ、海外TV局のニュース、ポッドキャストなど、自分が興味を持てるジャンルで構いません。
なかでも多聴は、シャドーイングすることで発音を覚えられるため、リスニングやスピーキング対策として効果的です。
また、英語のニュースを読んだり聞いたりすることで、上位級に出てくる社会的なトピックについて理解を深める効果もあります。
ESL clubがおすすめする英単語帳
ESL clubの英検対策では、旺文社の「文で覚える単熟語」シリーズと「英検でる順パス単」シリーズを組み合わせて英単語を暗記する方法を推奨しています。
それぞれの特徴をオススメする理由とあわせて紹介します。
旺文社「文で覚える単熟語」シリーズ
旺文社の「文で覚える単熟語」は、文脈とセットで覚えられる単語帳です。
英検に頻出されるトピックの長文とセットで単語リストが並んでいるため、語彙強化だけでなく、リーディング対策としても効果があります。
また、英検4級・5級は長文ではなく「絵で覚える英熟語」となっています。
イラストが豊富なので、英語を習いはじめたばかりの小学生や中学生も馴染みやすいことが魅力です。
旺文社「英検でる順パス単」シリーズ
「英検でる順パス単」シリーズは、その名の通り単語が頻出順に並べられているため、直前対策に効果的です。
先に文単・絵単シリーズを使って単語を覚えて、次のステップとして使うのがオススメです。
パス単には「会話表現編」として、リスニングやリーディングを想定した会話文が記載されています。
しかし、ESL clubでは単語帳よりも過去問を通して身につけるほうが効果的だと考え、会話表現編をスキップして活用しています。
また、パス単には「熟語編」もあるので、単語とあわせてしっかり暗記しましょう。
英検の単語に関する注意点
英検合格のためだけでなく、今後も学校や社会で活かせる英語スキルを身につけるのが目的であれば、次の2つのポイントを理解しておきましょう。
- 短期間に詰め込まない
- 単語帳のみで完璧に暗記するのは難しい
それぞれ解説します。
短期間に詰め込まない
「単語を覚えてはやくリーディングやリスニングの対策に取り掛かりたい！」と、ムリをして1日に何時間もかけて覚えようとする人もいるかもしれません。
しかし、級によっては単語数が膨大になるため、継続するのは難しいでしょう。
モチベーションが維持できず、英検の勉強自体しなくなってしまうリスクがあります。
1日10分や30分だけでいいので、毎日コツコツと覚えるのが暗記のコツです。
単語帳のみで完璧に暗記するのは難しい
英単語帳だけで完璧に暗記するのは、現実的ではありません。
なぜなら、単語帳に出てくる例文のまま出題されるわけではないため、応用がきかなくなるリスクがあるためです。過去問やリーディング・リスニングの参考書を解くことで、単語帳で覚えた英単語の記憶が定着していきます。
まとめ
今回は英検単語レベル診断テストと、英単語の暗記方法をお届けしました。
英検対策において、現状のご自身の単語レベルを知ることは非常に重要です。
現状を把握し、目標級に向けて学習戦略を立てていきましょう。
ESLブログでは各級の対策なども公開しています。学習をしていく上で、ぜひ参考にしてみてください。
もし英検対策をしていく中で、
「目標級に向けた学習戦略と言われてもよくわからない…」
「そもそも、今から英検に挑戦すべきかどうかをまだ決めかねている…」
「英検には合格してほしいけど、英検の先に本当に『使える英語』が身につくの…？」
といった方は、是非一度、私たちESL clubにご相談ください。
保護者様のみの学習相談も可能ですし、生徒さまの無料体験レッスンを通して、より具体的な学習戦略を一緒に組み立てていくことも可能です。
ご入会はせずに、無料体験レッスンのみ実施することも可能ですのでお気軽にご相談ください。
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