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洋書の「精読」・「速読」・「音読」・「読み聞かせ」

「とにかく音読が大切!」だったり「多読が効果的!」等、 英語の本(洋書)をどのように読むのがいいか?という記事がたくさんありますね。
 
その一方で、音読や多読といった言葉が用いられたときに、その意味にずれがあるように感じます。
 
そこで今回の記事では、本の読み方の種類について一度整理をしてみます。
もしかしたら、今のその読み方、目的に合っていないかもしれないですよ!
 
本の読み方は、下記の
 
1.「精読」
2.「速読」
3.「音読」
4.「読み聞かせ」
 
の4種類に分けられます。

英語読書分類
1.精読とは?
 
「英文を、完全に正確に理解することを重視」して読む読み方です。
 
正確に理解するために、「各文の構造」や「各単語の意味や使われ方(品詞)」から文の意味を理解したり、文章構成に注意して英文の要旨を把握することを行いながら読み進めていくことになります。 その分、読むスピードは遅くなります。
 
●精読の効果は?
 
ずばり英文を正確に読み取る力の向上です。
 
不明な単語や文法があれば、辞書や文法書を用いながら英文の解釈を進めていくことになりますので、 正しく精読を重ねることで「なんとなくわかった気がする」という箇所が減り、 より英文を正確に理解することができるようになります。
 
 
2.速読とは?
 
「英文の大意(その英文の言いたい事)をなるべく速く汲み取ることを重視」して読む読み方です。
 
精読とは異なり、一つ一つの文の文法や単語をゆっくりと吟味して読むのではなく、 もし意味のわからない単語があったとしても、辞書を引く事なく、さっと読んで大意をつかむ読み進めていくことなります。
 
その分、読むスピードは精読よりもはるかに速い読み方となります。
 
「英語力の向上には多読が効果的」という意見をよく耳にするかと思いますが、 この多読というのは、速読をさすことが多いです。?
 
●速読の効果は?
 
書いて字の通り、「速く英文を読むことができる」ようになることです。
 
普段、日本語の本を読んでいる時に文法事項を考えたりしなくてもその意味がわかるように、 英文についても、正しく速読を積み重ねることより、行うことにより、読み返したり単語を調べることなく読み進め、 素早くその意味をつかむ事ができるようになります。 ? 精読では理解の正確性が高まっていく読み方で、速読では英文を理解する速度を上がっていく読み方といえます。
 
 
3.音読とは?
 
黙読は文字を目で追って読む読み方に対して、音読は英文を見て「実際に声を出して読む」読み方です。
 
●音読の効果は?
 
音読を正しく重ねることで、聞く、話す、読む、書く、すべての英語の技能を向上させてくれます。
 
黙読(精読や速読)は主に英文の理解というインプットする力に対して効果を発揮するのに対して、 音読はインプットだけでなく、話す・書くといったアウトプットする力に対しても大きな効果を発揮します。
 
 
4.読み聞かせとは?
 
保護者や先生(場合によってはCD)といった「第三者が読んでくれるものを聞いて読み進める」のが読み聞かせです。
 
自分一人で読み進める黙読(精読・速読)や音読に対して、読み聞かせはより受動的な読み方となります。
そのため、自分一人ではまだ読み進めることができない幼児や、英語初学者が取り組むことができる読み方になります。
 
●読み聞かせの効果は?
 
適切な発音や文の要素の音の強弱を学んだり、絵本を用いたものであれば、イメージや文字と英語の音の関係を理解するなど、幅広く用いることができます。
まだ字を読むことができない時から取り組むことができる、唯一の読書です。
 
特に保護者が読み聞かせを行うことによって、親子でのスキンシップやコミュニケーションのきっかけになり、子育ての中でも大切とされる親子間での関係の構築にも大きな効果があると言われています。
染色体の異常により複雑で重い障害を抱え、知能の成長が不可能であると診断されたクシュラという少女が、絵本の読み聞かせにより標準以上の知能へと発達したという報告もあります。